内田也哉子のレビュー一覧
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何もかも型破りの役者夫婦の元に生まれ、19歳で結婚した也哉子さんと、不仲な家庭で生まれ育ち、別居婚を続ける中野先生。理想的な普通の家、とは言えない環境で育った二人が時事問題を交えながら家族のあり方を語り合う。
破天荒すぎる父と母、奇妙ながらも深い愛で結ばれた夫婦のもとで「普通」に育つことのできなかった也哉子さんに「生物学的な観点で見れば裕也さんと希林さん夫妻はそれほど特異なわけでもない」と、少女時代の也哉子さんを肯定しながら、ふたりの会話はどんどん深まっていく。
スルスルとあっという間に読めるのに読後感は深く、そういえばこの時にはこんなことがあったな…と懐かしくもなる。
時に息苦しく感じる「社会の通念」も視野を広げれば違う捉え方ができるのだな、と気づきがたくさんあり、家族という共同体のあり方を改めて愛おしく思える一冊だった。
中野先生と也哉子さんの著作を他にも読んでみたくなった。 -
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教育を学んだ期間があったにも変わらず
恥ずかしながら9月1日問題について知らなかった
令和7年度版の厚労省の自殺対策白書を見てみると、数年前のものにあるような小〜高校生の9月1日問題に対する言及はなかったが、10歳代の自殺者は令和2年に増えてから高止まり傾向にあるそう
樹木希林さん
病気で死にたくなくても死に向かう人がいるのに
自殺するなんて、もったいない
そんな考えに触れることができたことが今回の宝かな
自分自身命に関わるものではないけど病気が見つかったこともあり、薬を飲まずとも健康に毎日が過ごせていたことがいかに尊いことであったか、身に染みて感じている
ましてや自身で命を断つなどあってはならないことなので
未来の子供たちがそこへ向かわないように何ができるか考えたい
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内田也哉子さんて おっとりはしてるけど
エネルギーのある人なんですね。
初めての留学が9歳
校長先生の弟さんのお宅
子供が3人いる中で 兄弟のように住む
インターナショナルスクールに通い
16歳からスイスの学校へ
この本読むまで
樹木希林ってスパルタただなあ!
娘ひとりで外国で暮らさせる。
なんて思ってたけど 本人の意思だったんですね。
夜中にお母さんがいないと泣いちゃう!
なんて想像がつきませんでした。
内田裕也の不器用な愛情!おまえは本当に俺の子か?
手の形がおんなじだから そうだと思うよ!
なんてすごい会話
インターナショナルスクールに通っただけでなく
生まれつき 周りの人を区別しない性格なんでしょうね。
あとがきが三つあります。
だんだん大人になっているのが よくわかります。
夫 子供たち 仕事でお世話になった沢山の人たち
その愛情のやり取りが 大人にしてくれるみたいです。
ふわっとしていて情のある バイタリティーのある也哉子さん チャーミングな人ですね。 -
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この本を読んでから半年以上経っていますが、未だに自分の中で生きている読書体験だったと感じています。
これを読んだタイミングは戦争や紛争のニュースばかりで人間や世の中に対する疲弊感を感じていた時でした。
ここではいろんな方と内田也哉子さんが対談し、その内容が書かれていますが、也哉子さんだからこそお相手の方が話してくださったんだろうなと思うことや、着眼点がありとても魅力に思えました。
自分が1番救われたのは
ここにいる方々がとても面白いことでした。
先にも書きましたが、自分の中で人間や世の中に対しての疲弊があったのですが、この本により、『自分が知らないだけで面白い人や面白いことが実際、こんなにあるんだ』と気付かされました。
希望が生まれたような瞬間だったのを覚えています。
この本に出会えて良かったです。 -
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私は両親に対して、恐らくコンプレックスを抱えている。彼女もきっとそうで、様々な著名人と対談する中で、それをひしひしと感じているのだろう。
というか、誰しも抱えているのかもしれない。人間の性格、思考や行動の傾向などは幼少期の経験が大きく影響しているのではないかと思う。
彼女の文章は美しく、何でしょう。共感できることが多々あり、すっかりファンになってしまった。
聞いてはいけないことを自分までも聞かせてもらっているような、人の懐にすっと入っていけて、話づらいようなことでも打ち明けてもらえるのは、彼女がすごく魅力的な人柄の持ち主だからなのでしょう。 -
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少しずつ読み進めてます。也哉子さんに共感する日がくるとは、今から数年前まで思いもよりませんでした。
ワタシにも強烈な両親がいることと、親が多忙で孤独だった子供時代が少し似ているんです。
也哉子さんの言葉は、もうひとりのジブンからの慰めやエールのようです。
もったいなくて少しずつ読んでます。
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読み終わりました。
育ちが違う
全く考え方も共感できるはずもないのでした。
no art,no life で聴く
あのおだやかな声が 聴こえるような 文章で
せっかちで早口で
いつもいつも感情的なワタシの中に
著者のおだやかさが しみこんでくるようでした。
少しでも影響を受けて
こんなふうに表現できるようになりたい。
折々に読み返せるといいのだけど。
そんな余裕がジブンにあるかはわかりませんが
大事にしたい本です。
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19歳という、子どもと大人の間の人間だけが味わえる絶妙な感性がただただ素晴らしい。みずみずしい文章、それでいて様々な経験で身に付いたであろう達観している姿勢、初めての恋に心揺れ動く初々しさ……エッセイであり、かつ映画や小説のような鮮やかな情景が描かれ、気がついたらあっという間にあとがきでした。
決して主張が強いわけではないけれど、かといって世間に埋もれてしまうわけでもない……きっと彼女自身の魅力とカリスマ性が彼女を輝かせ、多くの人を惹き付けているのではないかなあと。「自分は恵まれている」と何度も述べられていましたが、それに気づけること、そして感謝できることは素敵で有難いことだと思うのです。
彼女のような女性に、娘に妻に、母になりたいと思えるロールモデルを見つけられた嬉しい1冊でした。
新作もはやく読みたいです -
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ネタバレ同世代のお二人による対談。内田也哉子さんも中野信子さんもどちらも大好きなので、飛びついた。
ただ読んでみたい理由はそこだけではなく
"家族"について語っている所にもある。
内田也哉子さん、最近はビールの大人エレベーターのCMで注目してした。
お母さんの樹木希林さんの雰囲気もあるけれど、独特の存在感が魅力。本木雅弘さんと19歳のときに結婚されたという報道もインパクト強くて羨ましい限りであった。
中野信子さん、私の中では『英雄たちの選択』でよくお見かけする脳科学者で、ゆっくりと噛み砕くように話されるその姿が神々しくて見惚れてしまう(話はちゃんと聞いているつもりです)。
お二人共、頭がいい人だって対談読んでいて実感。悩んできた日々を客観視出来るまでに言葉に落とし込むことが出来るって感心する。私も家族にはいろいろ思うところがあるけれど、もやもやと思い返してはイライラするだけで進歩がない。
対談は、内田也哉子さんがまず言葉にして具体例も出して語り、それを中野信子さんがこれまた分かりやすい言葉で分析している。
電子書籍だが、マーカーを何箇所も引いた。
幸せも頂上より途中が感じやすく、その"変化分を検出出来るという原理を知っていたほうが楽"
"人生の戦略は多様であることが大事だからいろんな人がいたほうがいい"
考え方が違う人とは戦略が違うだけだから受け流すのもいい。変に潔癖な私は相手を変えようと動いてしまう。そして「どうして分からないんだ!!」って激情していた。
家族とは…という大多数の固定観念からはみ出すことはなかなか出来ないけど、最終的にこういう楽な考え方もあるんだって分かったことは私にとっても大きなメリットだ。
そして、これからもお二人は同世代の誇りであり、私の憧れである。