内田也哉子のレビュー一覧

  • BLANK PAGE 空っぽを満たす旅
    内田裕也と樹木希林という親を持つ也哉子。両親を立て続けで亡くし空虚となった心に創刊される雑誌の連載を頼まれて対談、旅エッセイなど色々な形で生きること、死ぬこと、人との関わりについて話まとめた一冊。
    也哉子さんの言葉選びが、どんどん美しくなる姿に相まって優しく素敵だ。
    挿絵も当時8歳だった玄兎ゲントく...続きを読む
  • なんで家族を続けるの?
    希林さん、最初の結婚は幸せすぎたのか…さもありなん…そこの部分だけ体験したい…って全然違う感想になってしまった。
  • BLANK PAGE 空っぽを満たす旅
    この本こそ、すごく読書の拡張に繋がりそう。
    私は樹木希林さん(は名前と顔だけ知っている)とか内田裕也さんとか全く知らないけど、その二人の子というのはさらに知らない、旦那さんのことも知らずに買った。

    でもでも、なんか、深い。
    抽象的なわかるようなよくわからないような。。。
    対談している十五人の中で、...続きを読む
  • 新装版 ペーパームービー
    19歳という、子どもと大人の間の人間だけが味わえる絶妙な感性がただただ素晴らしい。みずみずしい文章、それでいて様々な経験で身に付いたであろう達観している姿勢、初めての恋に心揺れ動く初々しさ……エッセイであり、かつ映画や小説のような鮮やかな情景が描かれ、気がついたらあっという間にあとがきでした。
    決し...続きを読む
  • 点 きみとぼくはここにいる
    黒い塗りつぶしの点が僕と僕の地域。白抜きの点が君と君の仲間。僕は衣食住に困らず、達君達は困り、楽しい事もない。
    君達はこちらにやってくるが、あぁ、もういっぱいに。どうしよう!?
    訳者あとがきも素敵です。
  • なんで家族を続けるの?
    ふたりともなんとなく好きだから読んでみた
    これは脳科学の本だな
    ふたりとも頭がいいから
    そんな家族でも メンタルに異常をきたさずに
    生き延びられたのだろうなぁ
    うちの親たちも毒親に入ると思うから
    ふたりの語り口に 少し救われた
  • 新装版 ペーパームービー
    かなり好きな本だ!言葉遣いなのか、也哉子さんの感覚なのか、真夜中の不安の話、2人の出会いと結婚の話(表情の表現の仕方とか)、愛は差別からの話、安心して眠れる。と終わる文章、あとは子育て観。好きです!
  • なんで家族を続けるの?
    同世代のお二人による対談。内田也哉子さんも中野信子さんもどちらも大好きなので、飛びついた。
    ただ読んでみたい理由はそこだけではなく
    "家族"について語っている所にもある。

    内田也哉子さん、最近はビールの大人エレベーターのCMで注目してした。
    お母さんの樹木希林さんの雰囲気もあるけれど、独特の存在感...続きを読む
  • なんで家族を続けるの?
    読み進めると、こうすべき、こうあるべきという刷り込みから解放されて心のモヤモヤが消えていく本。また読み返したいな〜
  • なんで家族を続けるの?
    面白かった〜

    也哉子さんの本木さんに対する
    「もっと楽になれば?」っていう気持ちは
    私も家族に思うことが、あるけど、別の側面からしたら、私も思われていることだろうな。

    幸せの微分?
    納得。今自分がどの位置にいるのか、俯瞰を心がけたいな。
  • 9月1日 母からのバトン
    樹木希林さんの本を読んでみたくて、たまたま手にした本だったのですが、まじめに本を読み考える体験となりました。出てくる対談すべて、すばらしかった。今、不登校のことを考えるつもりもなかったのに、どんどん考えさせられ、私の子どもたちがいつか悩んだときに、そっと差し出せるヒントを与えてもらったかんじ。きっと...続きを読む
  • なんで家族を続けるの?
    最近読んだ新書の中では断トツ面白かった!
    中野信子さんご夫婦の若かりし頃の写真や、内田也哉子さんとお子さんの貴重なショットも。
    テーマは家族の話に限らず、コロナになってからの過ごし方やお二人の半生もわかるような内容。
    濃く深い対談です。
  • なんで家族を続けるの?
    めちゃくちゃ面白かったです!
    普通じゃない家庭で育った方の話と、
    脳科学を合わせた対談本。
    お二人ともクレバーなので、互いの話が噛み合って飲み込んで消化していく感じ。
  • なんで家族を続けるの?
    大好きなお二人の対談。
    楽しかったわーー。

    じっくりと一語一語しっかりと読ませていただきました。

    ご馳走様でした。
  • 9月1日 母からのバトン

    最後まで読んで、タイトルの意味がストンと落ちます。

    9/1は、いじめが苦で自殺してしまう子がいちばん多い日。子育てをしているのに、知りませんでした。ごめんなさい。
    だから昨年の夏、「9/1までに読み終わらなきゃ」と自分を急かしたことを思い出しました。

    樹木希林さんは、いろんな出演依頼を断...続きを読む
  • 9月1日 母からのバトン
    子供がどんな感情を抱いても、受け入れる。
    あぁそうか、それもいいんじゃないと逃げ道というか場所を作ってあげる。

    “死”を特別視しない。
    怖いのは当たり前。でも今と地続きだとわたしも思う。
    死を日常として、成熟していくこと。

    「もったいない」を貫いた希林さんみたいな人で地球が作られていたら、今の現...続きを読む
  • 9月1日 母からのバトン
    死の床に臥しながら、多くの子どもが
    命を絶つ9月1日に、「死なないで」と訴えた
    樹木希林さんのエピソードをはじめ、
    心が揺さぶられる話の連続。

    内田也哉子さんの、問い続ける姿勢も素晴らしい。
  • 9月1日 母からのバトン
     偶然だが,この夏,不登校に関するテレビ番組を二つ見た。一つは,『不登校新聞』の編集長も参加していたトーク番組。こういう新聞があることも知っていたような初耳だったような…。その編集長は,いろんな芸能人のところへ行ってインタビューをし,「不登校の子どもたちに一言」をいただいたというようなことをおっしゃ...続きを読む
  • 9月1日 母からのバトン
    「9月1日が来るその前に読まなければ」
    そんな思いに駆られて、読みかけの本を一旦閉じ一気に読みました。

    自分も中学時代に不登校を経験しましたが、その時はいじめなどの明確な理由があったわけでもなく、在籍していた野球部のハードな練習についていけず、しかも自分の下手さも嫌という程痛感していたため、ふと
    ...続きを読む
  • ペーパームービー
    当時19歳の也哉子さんが紡ぐやわらかで瑞々しい感性に驚かされる一冊。
    自由とそれに伴う責任を強く刻みつけた生き方と家族や友人、大切な人たちをめぐる愛のやり取りのやわらかな心地よさと優しさが水のように透き通ってぐんぐんと染み渡る。
    旦那様との馴れ初めから結婚生活のやり取りがロマンチックで優しい、それで...続きを読む