内田也哉子のレビュー一覧
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内田也哉子さんて おっとりはしてるけど
エネルギーのある人なんですね。
初めての留学が9歳
校長先生の弟さんのお宅
子供が3人いる中で 兄弟のように住む
インターナショナルスクールに通い
16歳からスイスの学校へ
この本読むまで
樹木希林ってスパルタただなあ!
娘ひとりで外国で暮らさせる。
なんて思ってたけど 本人の意思だったんですね。
夜中にお母さんがいないと泣いちゃう!
なんて想像がつきませんでした。
内田裕也の不器用な愛情!おまえは本当に俺の子か?
手の形がおんなじだから そうだと思うよ!
なんてすごい会話
インターナショナルスクールに通っただけでなく
生まれつき 周りの人を -
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この本を読んでから半年以上経っていますが、未だに自分の中で生きている読書体験だったと感じています。
これを読んだタイミングは戦争や紛争のニュースばかりで人間や世の中に対する疲弊感を感じていた時でした。
ここではいろんな方と内田也哉子さんが対談し、その内容が書かれていますが、也哉子さんだからこそお相手の方が話してくださったんだろうなと思うことや、着眼点がありとても魅力に思えました。
自分が1番救われたのは
ここにいる方々がとても面白いことでした。
先にも書きましたが、自分の中で人間や世の中に対しての疲弊があったのですが、この本により、『自分が知らないだけで面白い人や面白いことが実際、こん -
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私は両親に対して、恐らくコンプレックスを抱えている。彼女もきっとそうで、様々な著名人と対談する中で、それをひしひしと感じているのだろう。
というか、誰しも抱えているのかもしれない。人間の性格、思考や行動の傾向などは幼少期の経験が大きく影響しているのではないかと思う。
彼女の文章は美しく、何でしょう。共感できることが多々あり、すっかりファンになってしまった。
聞いてはいけないことを自分までも聞かせてもらっているような、人の懐にすっと入っていけて、話づらいようなことでも打ち明けてもらえるのは、彼女がすごく魅力的な人柄の持ち主だからなのでしょう。 -
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少しずつ読み進めてます。也哉子さんに共感する日がくるとは、今から数年前まで思いもよりませんでした。
ワタシにも強烈な両親がいることと、親が多忙で孤独だった子供時代が少し似ているんです。
也哉子さんの言葉は、もうひとりのジブンからの慰めやエールのようです。
もったいなくて少しずつ読んでます。
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読み終わりました。
育ちが違う
全く考え方も共感できるはずもないのでした。
no art,no life で聴く
あのおだやかな声が 聴こえるような 文章で
せっかちで早口で
いつもいつも感情的なワタシの中に
著者のおだやかさが しみこんでくるようでした。
少しでも影響を受けて
こんなふうに表現 -
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素晴らしい本でした。
文章の美しさもさることながら、対談相手の豪華さ。対談のままの形式だけではなく、文章にまとめられているものもあったりと、飽きないです。対談相手の魅力も存分に伝わってきました。
小泉今日子→自分の仕事や恋愛に向き合う覚悟がすごいと思った。
坂本龍一→プライベートで坂本龍一ファミリーと食事ができる也哉子さん夫妻が凄いと思った。
石内都→同世代や年上と話してもつまらないと言い切る潔さに好感を持ちました。
ヤマザキマリ→Uber Eatsでオムライスが足りなかったときの息子さんのエピソードが良かった。
是枝裕和→みんなから好かれる人なのだなと新たな一面を知りました。
窪 -
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19歳という、子どもと大人の間の人間だけが味わえる絶妙な感性がただただ素晴らしい。みずみずしい文章、それでいて様々な経験で身に付いたであろう達観している姿勢、初めての恋に心揺れ動く初々しさ……エッセイであり、かつ映画や小説のような鮮やかな情景が描かれ、気がついたらあっという間にあとがきでした。
決して主張が強いわけではないけれど、かといって世間に埋もれてしまうわけでもない……きっと彼女自身の魅力とカリスマ性が彼女を輝かせ、多くの人を惹き付けているのではないかなあと。「自分は恵まれている」と何度も述べられていましたが、それに気づけること、そして感謝できることは素敵で有難いことだと思うのです。
彼 -
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ネタバレ同世代のお二人による対談。内田也哉子さんも中野信子さんもどちらも大好きなので、飛びついた。
ただ読んでみたい理由はそこだけではなく
"家族"について語っている所にもある。
内田也哉子さん、最近はビールの大人エレベーターのCMで注目してした。
お母さんの樹木希林さんの雰囲気もあるけれど、独特の存在感が魅力。本木雅弘さんと19歳のときに結婚されたという報道もインパクト強くて羨ましい限りであった。
中野信子さん、私の中では『英雄たちの選択』でよくお見かけする脳科学者で、ゆっくりと噛み砕くように話されるその姿が神々しくて見惚れてしまう(話はちゃんと聞いているつもりです)。
お -
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樹木希林さんの本を読んでみたくて、たまたま手にした本だったのですが、まじめに本を読み考える体験となりました。出てくる対談すべて、すばらしかった。今、不登校のことを考えるつもりもなかったのに、どんどん考えさせられ、私の子どもたちがいつか悩んだときに、そっと差し出せるヒントを与えてもらったかんじ。きっと自分で悩んで抜け出すしかないけど、色んなハッチがあって、人とか環境がちょっと変わるだけで、世界の広さを感じられ、新しくなるんだってことを見つける手助けができたらいいなと思う。
-学校に行かない時間は、発酵させる時間。今この時を、やがて自分の大切な経験にできるようになる。
-大人も自分のための30秒