内田也哉子のレビュー一覧

  • 新装版 ペーパームービー

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    内田也哉子さんて おっとりはしてるけど
    エネルギーのある人なんですね。

    初めての留学が9歳
    校長先生の弟さんのお宅
    子供が3人いる中で 兄弟のように住む

    インターナショナルスクールに通い
    16歳からスイスの学校へ

    この本読むまで
    樹木希林ってスパルタただなあ!
    娘ひとりで外国で暮らさせる。

    なんて思ってたけど 本人の意思だったんですね。
    夜中にお母さんがいないと泣いちゃう!
    なんて想像がつきませんでした。

    内田裕也の不器用な愛情!おまえは本当に俺の子か?
    手の形がおんなじだから そうだと思うよ!
    なんてすごい会話

    インターナショナルスクールに通っただけでなく
    生まれつき 周りの人を

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    2025年08月04日
  • BLANK PAGE 空っぽを満たす旅

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    樹木希林、内田裕也という強烈すぎる個性の両親のもとに生まれ、10歳上の本木雅弘と18歳で結婚した内田也哉子が相次いで両親を亡くしたアイデンティティの喪失の空白を埋める旅のような対談・エッセイ集。この対談相手が両親との関わり(心象風景的にも)のあったヤマザキマリ、谷川俊太郎、横尾忠則、中野信子、マツコ・デラックスほかビックネームばかりで凄い。
    彼女は猛烈なマザコンでファザコンでおまけに夫コンでもあった。この空白を受け入れるために彼女は他者との対話という言葉の旅が必要だったように思う。特に母と娘の関係性は深く断ちがたいもののように思える。
     

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    2025年02月17日
  • BLANK PAGE 空っぽを満たす旅

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    この本を読んでから半年以上経っていますが、未だに自分の中で生きている読書体験だったと感じています。

    これを読んだタイミングは戦争や紛争のニュースばかりで人間や世の中に対する疲弊感を感じていた時でした。

    ここではいろんな方と内田也哉子さんが対談し、その内容が書かれていますが、也哉子さんだからこそお相手の方が話してくださったんだろうなと思うことや、着眼点がありとても魅力に思えました。

    自分が1番救われたのは
    ここにいる方々がとても面白いことでした。
    先にも書きましたが、自分の中で人間や世の中に対しての疲弊があったのですが、この本により、『自分が知らないだけで面白い人や面白いことが実際、こん

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    2025年02月14日
  • BLANK PAGE 空っぽを満たす旅

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    私は両親に対して、恐らくコンプレックスを抱えている。彼女もきっとそうで、様々な著名人と対談する中で、それをひしひしと感じているのだろう。
    というか、誰しも抱えているのかもしれない。人間の性格、思考や行動の傾向などは幼少期の経験が大きく影響しているのではないかと思う。
    彼女の文章は美しく、何でしょう。共感できることが多々あり、すっかりファンになってしまった。
    聞いてはいけないことを自分までも聞かせてもらっているような、人の懐にすっと入っていけて、話づらいようなことでも打ち明けてもらえるのは、彼女がすごく魅力的な人柄の持ち主だからなのでしょう。

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    2024年10月22日
  • BLANK PAGE 空っぽを満たす旅

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    少しずつ読み進めてます。也哉子さんに共感する日がくるとは、今から数年前まで思いもよりませんでした。
    ワタシにも強烈な両親がいることと、親が多忙で孤独だった子供時代が少し似ているんです。
    也哉子さんの言葉は、もうひとりのジブンからの慰めやエールのようです。

    もったいなくて少しずつ読んでます。



    読み終わりました。
    育ちが違う
    全く考え方も共感できるはずもないのでした。
    no art,no life で聴く
    あのおだやかな声が 聴こえるような 文章で
    せっかちで早口で
    いつもいつも感情的なワタシの中に
    著者のおだやかさが しみこんでくるようでした。

    少しでも影響を受けて
    こんなふうに表現

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    2024年09月14日
  • BLANK PAGE 空っぽを満たす旅

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    樹木希林と内田裕也の娘。衝撃的であるものの、どうしてあの両親から、こんな不思議で、魅力的な内田也哉子が誕生したのだろう。
    こんな疑問に答えてくれる一冊。樹木希林の導きで、なんと魅力的で、素晴らしい人と交流を持っていたのか。
    なんと素敵な書物、作品に出会えていたのか。
    対談内容に心を奪われ、登場する書物、作品に、私も是非出会いたいと思う。

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    2024年08月04日
  • BLANK PAGE 空っぽを満たす旅

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    谷川さんの大好きな映画、『ギルバート・グレイプ』ですって!最初の結婚のくだりが二回も出てきた。その5年間うらやましい。

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    2024年07月28日
  • BLANK PAGE 空っぽを満たす旅

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    也哉子さんのご両親は、話題になった時、私の世代の人たちはみんな興味を持っていたんではないか…と思います。
    訪ねて行ったり、どこかで会ったり、そんな風にその時の様子をこの本に載せてくれる、とても面白く読みました。也哉子さんの心情も一つ一つわかったような気がします。読みごたえがありますが、読みやすかったです。

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    2024年07月10日
  • BLANK PAGE 空っぽを満たす旅

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    樹木希林さんのお葬式での言葉選びがとても素敵だったのが印象に残っていて。
    物事の本質を捉えるのがすごくお上手というか、水の底から沈んだ宝石を拾い上げるような的確な表現がすきです。

    家族ということ、生きるということ、誰かと共にあるということ。
    様々な人と関わるなかでこそ、浮かび上がってくるものがある。

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    2024年07月07日
  • BLANK PAGE 空っぽを満たす旅

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    audible 。樹木希林は好きな俳優だがその娘内田也哉子も好きな人だ。雰囲気が何とも言えない。登場する窪島誠一郎の無言館共同館主に就任したというニュースもうれしい。

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    2024年06月25日
  • BLANK PAGE 空っぽを満たす旅

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    対談相手が凄すぎることは言うまでもなくだが、也哉子さんの筆圧に圧倒され一言一句時間を掛けて読んだ一冊。言霊が籠もりまくっており文才に改めて驚かされた。

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    2024年06月22日
  • BLANK PAGE 空っぽを満たす旅

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    素晴らしい本でした。
    文章の美しさもさることながら、対談相手の豪華さ。対談のままの形式だけではなく、文章にまとめられているものもあったりと、飽きないです。対談相手の魅力も存分に伝わってきました。

    小泉今日子→自分の仕事や恋愛に向き合う覚悟がすごいと思った。

    坂本龍一→プライベートで坂本龍一ファミリーと食事ができる也哉子さん夫妻が凄いと思った。

    石内都→同世代や年上と話してもつまらないと言い切る潔さに好感を持ちました。

    ヤマザキマリ→Uber Eatsでオムライスが足りなかったときの息子さんのエピソードが良かった。

    是枝裕和→みんなから好かれる人なのだなと新たな一面を知りました。

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    2024年05月12日
  • なんで家族を続けるの?

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    希林さん、最初の結婚は幸せすぎたのか…さもありなん…そこの部分だけ体験したい…って全然違う感想になってしまった。

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    2024年03月28日
  • 新装版 ペーパームービー

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    19歳という、子どもと大人の間の人間だけが味わえる絶妙な感性がただただ素晴らしい。みずみずしい文章、それでいて様々な経験で身に付いたであろう達観している姿勢、初めての恋に心揺れ動く初々しさ……エッセイであり、かつ映画や小説のような鮮やかな情景が描かれ、気がついたらあっという間にあとがきでした。
    決して主張が強いわけではないけれど、かといって世間に埋もれてしまうわけでもない……きっと彼女自身の魅力とカリスマ性が彼女を輝かせ、多くの人を惹き付けているのではないかなあと。「自分は恵まれている」と何度も述べられていましたが、それに気づけること、そして感謝できることは素敵で有難いことだと思うのです。

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    2024年02月07日
  • 点 きみとぼくはここにいる

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    黒い塗りつぶしの点が僕と僕の地域。白抜きの点が君と君の仲間。僕は衣食住に困らず、達君達は困り、楽しい事もない。
    君達はこちらにやってくるが、あぁ、もういっぱいに。どうしよう!?
    訳者あとがきも素敵です。

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    2024年01月24日
  • なんで家族を続けるの?

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    ふたりともなんとなく好きだから読んでみた
    これは脳科学の本だな
    ふたりとも頭がいいから
    そんな家族でも メンタルに異常をきたさずに
    生き延びられたのだろうなぁ
    うちの親たちも毒親に入ると思うから
    ふたりの語り口に 少し救われた

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    2022年09月18日
  • 新装版 ペーパームービー

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    ネタバレ

    かなり好きな本だ!言葉遣いなのか、也哉子さんの感覚なのか、真夜中の不安の話、2人の出会いと結婚の話(表情の表現の仕方とか)、愛は差別からの話、安心して眠れる。と終わる文章、あとは子育て観。好きです!

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    2022年05月05日
  • なんで家族を続けるの?

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    ネタバレ

    同世代のお二人による対談。内田也哉子さんも中野信子さんもどちらも大好きなので、飛びついた。
    ただ読んでみたい理由はそこだけではなく
    "家族"について語っている所にもある。

    内田也哉子さん、最近はビールの大人エレベーターのCMで注目してした。
    お母さんの樹木希林さんの雰囲気もあるけれど、独特の存在感が魅力。本木雅弘さんと19歳のときに結婚されたという報道もインパクト強くて羨ましい限りであった。

    中野信子さん、私の中では『英雄たちの選択』でよくお見かけする脳科学者で、ゆっくりと噛み砕くように話されるその姿が神々しくて見惚れてしまう(話はちゃんと聞いているつもりです)。

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    2022年04月03日
  • なんで家族を続けるの?

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    面白かった〜

    也哉子さんの本木さんに対する
    「もっと楽になれば?」っていう気持ちは
    私も家族に思うことが、あるけど、別の側面からしたら、私も思われていることだろうな。

    幸せの微分?
    納得。今自分がどの位置にいるのか、俯瞰を心がけたいな。

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    2021年10月07日
  • 9月1日 母からのバトン

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    樹木希林さんの本を読んでみたくて、たまたま手にした本だったのですが、まじめに本を読み考える体験となりました。出てくる対談すべて、すばらしかった。今、不登校のことを考えるつもりもなかったのに、どんどん考えさせられ、私の子どもたちがいつか悩んだときに、そっと差し出せるヒントを与えてもらったかんじ。きっと自分で悩んで抜け出すしかないけど、色んなハッチがあって、人とか環境がちょっと変わるだけで、世界の広さを感じられ、新しくなるんだってことを見つける手助けができたらいいなと思う。

    -学校に行かない時間は、発酵させる時間。今この時を、やがて自分の大切な経験にできるようになる。
    -大人も自分のための30秒

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    2021年09月25日