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母・樹木希林と 父・内田裕也を たてつづけに喪った。 虚しさ、混乱、放心状態、ブラックホール……。 「人生の核心的登場人物を失い空っぽになった私は 人と出会いたい、と切望した」 谷川俊太郎 小泉今日子 中野信子 養老孟司 鏡リュウジ 坂本龍一 桐島かれん 石内 都 ヤマザキマリ 是枝裕和 窪島誠一郎 伊藤比呂美 横尾忠則 マツコ・デラックス シャルロット・ゲンズブール 独りで歩き出す背中をそっと押す、15人との〈一対一の対話〉
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Posted by ブクログ
樹木希林、内田裕也という強烈すぎる個性の両親のもとに生まれ、10歳上の本木雅弘と18歳で結婚した内田也哉子が相次いで両親を亡くしたアイデンティティの喪失の空白を埋める旅のような対談・エッセイ集。この対談相手が両親との関わり(心象風景的にも)のあったヤマザキマリ、谷川俊太郎、横尾忠則、中野信子、マツコ...続きを読む・デラックスほかビックネームばかりで凄い。 彼女は猛烈なマザコンでファザコンでおまけに夫コンでもあった。この空白を受け入れるために彼女は他者との対話という言葉の旅が必要だったように思う。特に母と娘の関係性は深く断ちがたいもののように思える。
この本を読んでから半年以上経っていますが、未だに自分の中で生きている読書体験だったと感じています。 これを読んだタイミングは戦争や紛争のニュースばかりで人間や世の中に対する疲弊感を感じていた時でした。 ここではいろんな方と内田也哉子さんが対談し、その内容が書かれていますが、也哉子さんだからこそ...続きを読むお相手の方が話してくださったんだろうなと思うことや、着眼点がありとても魅力に思えました。 自分が1番救われたのは ここにいる方々がとても面白いことでした。 先にも書きましたが、自分の中で人間や世の中に対しての疲弊があったのですが、この本により、『自分が知らないだけで面白い人や面白いことが実際、こんなにあるんだ』と気付かされました。 希望が生まれたような瞬間だったのを覚えています。 この本に出会えて良かったです。
私は両親に対して、恐らくコンプレックスを抱えている。彼女もきっとそうで、様々な著名人と対談する中で、それをひしひしと感じているのだろう。 というか、誰しも抱えているのかもしれない。人間の性格、思考や行動の傾向などは幼少期の経験が大きく影響しているのではないかと思う。 彼女の文章は美しく、何でしょう。...続きを読む共感できることが多々あり、すっかりファンになってしまった。 聞いてはいけないことを自分までも聞かせてもらっているような、人の懐にすっと入っていけて、話づらいようなことでも打ち明けてもらえるのは、彼女がすごく魅力的な人柄の持ち主だからなのでしょう。
少しずつ読み進めてます。也哉子さんに共感する日がくるとは、今から数年前まで思いもよりませんでした。 ワタシにも強烈な両親がいることと、親が多忙で孤独だった子供時代が少し似ているんです。 也哉子さんの言葉は、もうひとりのジブンからの慰めやエールのようです。 もったいなくて少しずつ読んでます。 → ...続きを読む 読み終わりました。 育ちが違う 全く考え方も共感できるはずもないのでした。 no art,no life で聴く あのおだやかな声が 聴こえるような 文章で せっかちで早口で いつもいつも感情的なワタシの中に 著者のおだやかさが しみこんでくるようでした。 少しでも影響を受けて こんなふうに表現できるようになりたい。 折々に読み返せるといいのだけど。 そんな余裕がジブンにあるかはわかりませんが 大事にしたい本です。
樹木希林と内田裕也の娘。衝撃的であるものの、どうしてあの両親から、こんな不思議で、魅力的な内田也哉子が誕生したのだろう。 こんな疑問に答えてくれる一冊。樹木希林の導きで、なんと魅力的で、素晴らしい人と交流を持っていたのか。 なんと素敵な書物、作品に出会えていたのか。 対談内容に心を奪われ、登場する書...続きを読む物、作品に、私も是非出会いたいと思う。
谷川さんの大好きな映画、『ギルバート・グレイプ』ですって!最初の結婚のくだりが二回も出てきた。その5年間うらやましい。
也哉子さんのご両親は、話題になった時、私の世代の人たちはみんな興味を持っていたんではないか…と思います。 訪ねて行ったり、どこかで会ったり、そんな風にその時の様子をこの本に載せてくれる、とても面白く読みました。也哉子さんの心情も一つ一つわかったような気がします。読みごたえがありますが、読みやすかった...続きを読むです。
樹木希林さんのお葬式での言葉選びがとても素敵だったのが印象に残っていて。 物事の本質を捉えるのがすごくお上手というか、水の底から沈んだ宝石を拾い上げるような的確な表現がすきです。 家族ということ、生きるということ、誰かと共にあるということ。 様々な人と関わるなかでこそ、浮かび上がってくるものがある...続きを読む。
audible 。樹木希林は好きな俳優だがその娘内田也哉子も好きな人だ。雰囲気が何とも言えない。登場する窪島誠一郎の無言館共同館主に就任したというニュースもうれしい。
対談相手が凄すぎることは言うまでもなくだが、也哉子さんの筆圧に圧倒され一言一句時間を掛けて読んだ一冊。言霊が籠もりまくっており文才に改めて驚かされた。
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