内田也哉子のレビュー一覧
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お客様にお勧めしていただいた本。とても面白かった。以下、心に残った言葉たち。
・アリー効果:生物の原則で、生き物が最も生き残りやすいのは①ぽつんと1人でいる②小さい集団でいる③大きい集団でいるの中で③。人間が同調圧力で人を叩いたりしてしまうのは生物的な原則に基づくとも考えられ、ある種生存本能として仕方ない行動。 生き延びるためには集団になることが1番の武器。だから自分の意思を優先するより、みんなと同じように考えましょうとなるように仕組まれている。
・相手が自分の何かに反応していると言うのはものすごい喜びで、ドーパミンの快感につながる。自己効力感と言って、自分が何かに対して影響及ぼすことが -
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ネタバレ中野先生の本は相変わらず面白い。そして也哉子さんも幼少期から普通の家族って何なんだろうをかかえながら生きてきた人なのだろうということを伺わせる本だった。なぜ家族を続けるのかに対して明確な答えを提示しているわけではないが(それこそ~だからだ!という答えを提示したら、結局いわゆる家族像の押し付けにもなりかねないし)、こんな家族があってもいいんじゃない?とかこういう背景にはこういう理由があって、という知見を広げてくれる一冊ではあるように思う。
以下読書メモ
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・ただ、私たちは社会通念というものをそれなりの年月をかけて学んできてしまうので、マジョリティとされている考え方を「これが正しいんじゃ -
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ネタバレ印象に残ったフレーズ(引用)
難の多い人生は有難い
ダイバダッタは、むかしはおしゃかさんの従兄弟かなんかで、同じように手をあわせていたんだけど、おしゃかさんの方が先に悟りを開いたのを憎たらしいとおもって、邪魔ばかりしてた。ちょっとでかけてるあいだにお弟子さんをつれていっちゃったり、お釈迦さんの名声があがるごとに命を狙ったりね。
おしゃかさんはそのダイバダッタに対して、ダイバダッタは前世で自分の師匠だった、今世ではじぶんがさとりをえるために同じ場所にうまれてさまざまな難を与えてくれているのだ、と悟るわけです。
自分に対して災いを起こし、不本意なことをやってくれるにんげんを、逆に私にとっての「 -
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希林さんと、裕也さんを両親を持つ、也哉子さんから見た親子の関係が垣間見えるエッセイ。也哉子さんは、パワフルで個性的な両親に比べて、思慮深く物静かに見えるが、確実にお二人の影響を受けて人生の気づきについて色々な対談者を通して、也哉子さんらしく丁寧に綴っている。その観察力や共感力が興味深く、今は亡き両親が、これからも歳を刻んでいく也哉子さんの中に生き続けるのだろうと感じた。このエッセイを通して、也哉子さん自身が両親と対話しているような、温かみも感じた。親子を超えた、一人の人としての存在感を包有している感覚は、人生のメンターのようで、偉大な存在なのだろう。
「人間は当たり前にみんな孤独」と母はよく -
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対話エッセイとあったので、全てが対話形式と思ったが、数名のインタビューしかなくて残念。
特に小泉今日子さんとの話が聞きたかった。
也哉子さん特有の表現は時に美しく時に遠く感じる為、読みやすい時と読み進めにくい時とあった。
ご両親を相次いで亡くされたことによる喪失と生、死とは。
また、独特なご両親を持つ子供としての立ち位置、育ち方などそれぞれにあって面白い。
母親とは母性を持って子供を育むものだと思うのは当たり前とは思ってはいけないもの。
母親にもそれぞれ個性があって、子供ともいろんな接し方があってしかるべし。しかし、個性的な親に育てられると言うことは、しっかりと子供にも繋がっていくものだと思う