内田也哉子のレビュー一覧

  • 9月1日 母からのバトン

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    以前樹木希林の葬儀の弔辞か何かを聞いてから、ずっと内田也哉子の何かを読みたいと思っていて、とりあえず手にとった本。
    対談形式だったので、内田也哉子の訥々としたしゃべり方が頭の中でそのまま再生されていた。あの話し方だから余計に入ってくるものがあり、受け止めやすかったように思う。

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    2021年01月30日
  • 9月1日 母からのバトン

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    ネタバレ

    印象に残ったフレーズ(引用)

    難の多い人生は有難い

    ダイバダッタは、むかしはおしゃかさんの従兄弟かなんかで、同じように手をあわせていたんだけど、おしゃかさんの方が先に悟りを開いたのを憎たらしいとおもって、邪魔ばかりしてた。ちょっとでかけてるあいだにお弟子さんをつれていっちゃったり、お釈迦さんの名声があがるごとに命を狙ったりね。
    おしゃかさんはそのダイバダッタに対して、ダイバダッタは前世で自分の師匠だった、今世ではじぶんがさとりをえるために同じ場所にうまれてさまざまな難を与えてくれているのだ、と悟るわけです。
    自分に対して災いを起こし、不本意なことをやってくれるにんげんを、逆に私にとっての「

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    2020年09月10日
  • 9月1日 母からのバトン

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    読みやすかったです。
    どんな内容なのか知らずに読んだので
    引きこもりわ登校拒否の内容とは知りませんでした。
    先日、樹木希林展を見てきたので、すごくよかったです。

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    2020年02月07日
  • 9月1日 母からのバトン

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    9月1日は大勢の子どもが自殺してしまう日-。そうつぶやいた母は何を伝えたかったのか? 樹木希林が遺した言葉と、それを受けて内田也哉子が「不登校」や「命」について考え、様々な人と対話して紡ぎだした言葉をまとめる。

    重くて深い。

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    2019年11月14日
  • 9月1日 母からのバトン

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    バースセラピストの紹介のところで、
    「行き詰まった人の心を軌道修正するような心のカウンセリング」って言葉があって、ああいい表現やなぁと思った。

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    2019年11月10日
  • ペーパームービー

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    何も知らない少女のとき、素敵な王子様があらわれて私をさらって行ってくれる。幼いころ夢見てたことを体現したややこさん。憧れの人です。ややこさんの生き方は、大人になり方にもいろいろあるんだなあ、と思わせてくれます。

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    2009年10月04日
  • ペーパームービー

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    たんたんと綴られる普通の日常。
    (世間的には非現実的?)
    食べ物も恋人も同じレベルで好き、っていうのがいい。

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    2009年10月07日
  • BLANK PAGE 空っぽを満たす旅

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    身内との別れは思いもよらぬ空洞ができる。どんな別れであっても、納得はできない。悲しみ、喪失、混乱。誰かと話すことでくっきりする故人の姿。思い出す朧げな姿。何をどうしたって娘である事実からは逃れられないと同時に、母である事実からも逃れられない。悲しみに溺れきれたら。家族や仕事が、生きる支えや希望にもなる。空っぽを満たす旅。きっと、これからも続いていくのだろう。

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    2025年08月02日
  • BLANK PAGE 空っぽを満たす旅

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    白紙のように見えた人生にも濃い筆跡は残る。内田裕也のロックな魂、樹木希林の静かなる強さ。その間に立ち言葉でつむぐ内田也哉子のまなざしは痛みも愛も見逃さない。本木雅弘という寡黙な支柱もまた家族の静けさを守ってきた。破天荒と沈黙、喧騒と祈り。そのすべてが交差する家族の記憶は白紙には描けぬ深みをもつ。だからこそ彼女は語らぬことにも耳を澄ませる力を持つのだ。表層より内実に迫ろうとする。

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    2025年06月18日
  • BLANK PAGE 空っぽを満たす旅

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    天才と天才の子供はやっぱり天才

    天才ってことではないかもしれないけど、也哉子さんもすごい人だなって思います。
    なんていっても、もっくんと19歳で結婚したんだもんね。
    もっくんと同じ年のあたしとしてはそりゃもうびっくりよ。

    この本読んで、やっぱりただものではないって感じました。

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    2025年04月03日
  • BLANK PAGE 空っぽを満たす旅

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    対話エッセイとあったので、全てが対話形式と思ったが、数名のインタビューしかなくて残念。
    特に小泉今日子さんとの話が聞きたかった。
    也哉子さん特有の表現は時に美しく時に遠く感じる為、読みやすい時と読み進めにくい時とあった。
    ご両親を相次いで亡くされたことによる喪失と生、死とは。
    また、独特なご両親を持つ子供としての立ち位置、育ち方などそれぞれにあって面白い。
    母親とは母性を持って子供を育むものだと思うのは当たり前とは思ってはいけないもの。
    母親にもそれぞれ個性があって、子供ともいろんな接し方があってしかるべし。しかし、個性的な親に育てられると言うことは、しっかりと子供にも繋がっていくものだと思う

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    2024年11月18日
  • BLANK PAGE 空っぽを満たす旅

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    環境は、全く違うが、両親を亡くし、心が空っぽになった経験があるのは、同じ。
    私は樹木希林さんが大好きでした。
    この本を読み、也哉子さんのファンになりました。
    応援しています。

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    2024年11月11日
  • BLANK PAGE 空っぽを満たす旅

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    ネタバレ

    住んでる世界が違いすぎるからか,そうなんですねー,という感想しか持てないで読み進めたけど,終盤(ヤマザキマリさんあたりだったか),ちょっと感じ入るところが出てきた。

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    2024年10月25日
  • BLANK PAGE 空っぽを満たす旅

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    ネタバレ

    カッコつけた表現が多く自分の言葉に酔いしれている感が否めないが、まあこれが著者の持ち味なのかなとも思った。
    やっぱり有名人との対談をベースにしているところは宣伝というかおべっかしているように感じてしまいイマイチに思った。
    そういうのを抜きにしたエッセイを読んでみたいと純粋に思った。
    内田裕也の葬式の喪主挨拶はとても素晴らしいと思う。

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    2024年10月06日
  • BLANK PAGE 空っぽを満たす旅

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    也哉子さんが、特別な環境で育ち、その中で懸命に生きてきた事を感じ、対談した方々もすごい方ばかり、刺激になりました。

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    2024年08月02日
  • BLANK PAGE 空っぽを満たす旅

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    内田也哉子さんの文章力に驚いた。そして、やはり樹木希林の素敵な人柄、人生、とても穏やかな気持ちになれるエッセイ&対談集だった

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    2024年07月27日
  • なんで家族を続けるの?

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    元々テレビで見て好きだった中野信子先生。
    中野先生の本読んでみたいなーと思っていたところ、内田也哉子さんとの本が!ということで読んだ。
    おもしろい。

    なるほど、そういう考え方もあるのか。
    自分の育った家族の在り方も、私が選んだ家族の在り方も、いろんな家族があっていいんだ。

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    2024年07月18日
  • BLANK PAGE 空っぽを満たす旅

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    ネタバレ

    19歳で!?
    知らなかった〜!
    男性俳優さんの中で一番好きな方の奥さまは、一般的でない親御さんに一般的でない育み方をされ、亡くなってもなお、影響を受け続けている也哉子さん。
    親への恨みつらみもあろうけど、囚われすぎることはなく、逃げ出すこともせず、受け止めようとされている姿勢がすごく良いなぁと思う。
    たくさんの方との語らい。インタビューではなく対話。人と話すことは、自分を広げる事でもある。他人を介して、自分を癒やす事でもある。
    裕和さんがお兄さんだなんて…!信じたじゃないですか(笑)なんだか希林さんの片鱗を垣間見たような。こういう風に言われることも、もう乗り越えてらっしゃっしゃるのでしょうね。

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    2024年07月02日
  • BLANK PAGE 空っぽを満たす旅

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    内田也哉子さんの本を初めて読みました。
    対談する方たちの興味から、手に取りました。
    自分のいる世界では皆、遠くの人。
    その遠くの人の内面の一端を垣間見れたことは
    良かった。
    也哉子さんの立場も本人からしたら
    いろいろな思いもあるだろうが、
    ご両親ありきでできた本ですね。
    也哉子さんの文章はなんだか、ふわふわとした印象。
    大事なことを書いてるのに、何か心にささらない。
    私の今の気分と合わないのかなぁと。
    感じ方は人それぞれですね。

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    2024年05月02日
  • なんで家族を続けるの?

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    朝イチに出ていた内田也哉子に興味を持って。(以前からだけど)その声とか話し方とか好き。
    三浦春馬の死にも触れていた。衝動的ではあったと思うけど
    いろいろ準備するめんどうがあったはずで強い意志があったはず。と中野談。
    99人の絶賛より1人の攻撃がこたえるとあった。
    私も今だに三浦春馬と竹内結子の自死は”どうして”と思ってしまう。
    家族の言及よりも話しがそれた時の会話の方が面白かった。
    遠い昔は寺院での”稚児灌頂”や歌舞伎役者のまだ修行中の少年たちが男色を売る”陰間茶屋”という言葉も存在も初めて知った。

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    2024年02月25日