内田也哉子のレビュー一覧

  • ペーパームービー
    当時19歳の也哉子さんが紡ぐやわらかで瑞々しい感性に驚かされる一冊。
    自由とそれに伴う責任を強く刻みつけた生き方と家族や友人、大切な人たちをめぐる愛のやり取りのやわらかな心地よさと優しさが水のように透き通ってぐんぐんと染み渡る。
    旦那様との馴れ初めから結婚生活のやり取りがロマンチックで優しい、それで...続きを読む
  • ペーパームービー
    もっくんの奥さん、也哉子さんのエッセイ。
    これを書いたのが19歳で、もう結婚されてたなんて…。
    色々な生き方があるのねーという感じです。
  • ペーパームービー
    「勿論、遠い先のことだろうし、こんなこと今言うのも変かもしれないけど…もし、いつかややちゃんが、結婚したいなと思う時期が来たら、選択肢の中に入れといて。」「結婚とか一緒に暮らすこととかを具体的に思うようになったのも、そんなスバラシイような、クダラナイようなところをもっとのぞいてみたかったからだ。二人...続きを読む
  • ペーパームービー
    2007.05.31(木)

     [un amour,sil vous plait]
    -アン アムール シルブプレ[愛をひとつ下さい]-
     あまりよく知らない人を、私は百パーセント愛している。


    なあんだ。なんの疑いもなく、自然に、当たり前に、血のつながってる人を愛せるのは、血のつながっていない人を...続きを読む
  • ペーパームービー
    内田也哉子さんのエッセイ。
    父の内田裕也さん、母の樹木希林さんを親として尊敬しながらも、まるで他人のように客観的にみていておもしろいです。
  • BLANK PAGE 空っぽを満たす旅
    私は多分、内田也哉子さんが好きなのだと思う。
    彼女がテレビなどに出ているとどうにも気になって見てしまう。きっと、こういうのってファンだってことなんだろうと思う。
    思い返してみれば、樹木希林さんのこともいつも気になっていたような気がする。こうなってくると本木雅弘さんのことも気になってきちゃうんだよなぁ...続きを読む
  • BLANK PAGE 空っぽを満たす旅
    小泉今日子の推薦本にあり、心に懸かり店頭で見つけ購入。滑らかなのに独特の表現で読ませる文才に引き込まれる。冒頭のDriving My Motherから時系列だが、読み進めるにつけ、心境の変化が何となく窺える。印象深い対談は中野信子と石内都。対話の文字起こしもいいが、対談前後も心に忍び込むような表現。
  • BLANK PAGE 空っぽを満たす旅
    NHKあさイチのゲストに、内田也哉子さんが出演。
    この本の宣伝です。
    書店で数冊見つけて、ものすごく迷って…
    今は、読む本あるし…で購入しないで…
    次に行くと、欠品!他2店舗でもない!
    何度か書店に寄って…
    見つけた時には、つい、購入。

    もっくんが、樹木希林さんの娘と結婚!
    は、その昔、かなり衝撃...続きを読む
  • BLANK PAGE 空っぽを満たす旅
    5年前、私は母と父をたてつづけに喪った…。大きな喪失を抱えて谷川俊太郎、小泉今日子、坂本龍一、シャルロット・ゲンズブールら15人と1対1で対峙して綴ったエッセイ集。『週刊文春WOMAN』掲載を加筆し書籍化。

    独特の雰囲気がカッコいい
  • 9月1日 母からのバトン
    令和元年に書かれたこの本。
    9月1日、自殺というあまりに悲しい決断をする少年少女の数が一年中で一番多い日。
    その日に際して、死期迫る樹木希林さんが「どうか死なないで」と発した言葉に。娘、也哉子がバトンを渡されたと感じ、引きこもりや不登校に関心を寄せることになった。

    母娘二代で関わることになった不登...続きを読む
  • BLANK PAGE 空っぽを満たす旅
    也哉子さん
    driving my car
    が、映画みてるように伝わってくる描写でした。
    今後の活躍に期待します。
  • BLANK PAGE 空っぽを満たす旅
    いびつな家庭環境に生まれた著者が、たて続けにご両親を亡くし「空(くう)」になった状態から踏み出すための対談エッセイ。淡々と、時にはご両親のエピソードも交えつつ、読みやすい文体でした。息子さんの描いた挿絵も味わい深いです。
  • こぐまとブランケット 愛されたおもちゃのものがたり
    こぐまとブランケットが少年と過ごした日々とその後に迷子の楽園で楽しく暮らす絵本

    クマもブランケットも好きだから手に取りました
    トイ・ストーリーを思い出す!
  • なんで家族を続けるの?
    ネットで見てなんか気になった『なんで家族を続けるの?』(内田也哉子・中野信子)。

    今までの本、そしてこの本読んで、

    【本は自分の位置確認アイテムだ】と思える。

    自分の頭の中だけだと堂々巡りになる。
  • 点 きみとぼくはここにいる
    言葉が分かる前の乳児でも直感的に理解できるんじゃないかしら、と思えるほど、描画が分かりやすいです。全ての人が同じ地平に立ち、平等である社会になるために、子どものうちから、この絵本のような考え方に触れてほしいです。
  • 新装版 ペーパームービー
    自分の19歳当時と比較にならない19歳でした。
    自分で物を考えられるように育てられた方だと思いました。
    伴侶に選んだモッくんもやはりすごい。
  • 9月1日 母からのバトン
    コロナ禍で学びの多様性(学校に行かなくてもいい)は少し進んだように思えるけど、まだまだ日本では学校に行くというコースに乗らない学び方があまり許されていない。「ハッチ」がたくさんある世の中にしたいな。
  • なんで家族を続けるの?
    タイトルから家族に対しての内容が多いと思いきや、脳科学を通して色々なジャンルの話が出てきて面白く読みやすかった。家族、夫婦には周りの目を気にしてなる。日本人的な考え方なのかと思ったり。貞淑(ていしゅく)と不倫を好む遺伝子の話が印象的。普通な家族は恐らく存在しなくて、どんなに変わってても、それが普通で...続きを読む
  • なんで家族を続けるの?
    どちらの方もはじめて知ったのだけど賢く、柔らかく、面白い方たちだった
    思いついてもなかなか外で普通に話すことは憚られるようなテーマをざくざくと話していくので痛快
    かつ強くいうことが面白いというような下品さもない
    二人の声が聞こえてくるような対談本でした
  • 9月1日 母からのバトン
    タイトルだけ見て親子の生活のバトンかと想像していた。それは違った。不登校から自ら死を選ぶこどもたちを案ずるバトンだった。いじめられた昔の自分と親の関係、いまの自分と自分の子供との関係を考えながら読み進め、気づきが多くあった。