内田也哉子のレビュー一覧

  • なんで家族を続けるの?

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    最近読んだ新書の中では断トツ面白かった!
    中野信子さんご夫婦の若かりし頃の写真や、内田也哉子さんとお子さんの貴重なショットも。
    テーマは家族の話に限らず、コロナになってからの過ごし方やお二人の半生もわかるような内容。
    濃く深い対談です。

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    2021年06月10日
  • なんで家族を続けるの?

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    めちゃくちゃ面白かったです!
    普通じゃない家庭で育った方の話と、
    脳科学を合わせた対談本。
    お二人ともクレバーなので、互いの話が噛み合って飲み込んで消化していく感じ。

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    2021年06月04日
  • なんで家族を続けるの?

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    大好きなお二人の対談。
    楽しかったわーー。

    じっくりと一語一語しっかりと読ませていただきました。

    ご馳走様でした。

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    2021年04月17日
  • 9月1日 母からのバトン

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    最後まで読んで、タイトルの意味がストンと落ちます。

    9/1は、いじめが苦で自殺してしまう子がいちばん多い日。子育てをしているのに、知りませんでした。ごめんなさい。
    だから昨年の夏、「9/1までに読み終わらなきゃ」と自分を急かしたことを思い出しました。

    樹木希林さんは、いろんな出演依頼を断っていたけれど、いじめに関することお話の回などは、ノーギャラでも出ていたと。
    病床でも「どうか、死なないで」と空を仰ぎながらつぶやいていたそうで、そのことから遺された娘である内田也哉子さんが、「生きることがままならない」いろんな方と対話し、まとめ上げられた一冊です。

    ここ2,3年、わたしも「生き

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    2020年08月04日
  • 9月1日 母からのバトン

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    子供がどんな感情を抱いても、受け入れる。
    あぁそうか、それもいいんじゃないと逃げ道というか場所を作ってあげる。

    “死”を特別視しない。
    怖いのは当たり前。でも今と地続きだとわたしも思う。
    死を日常として、成熟していくこと。

    「もったいない」を貫いた希林さんみたいな人で地球が作られていたら、今の現状はこんなことにはならなかったはず。
    1皿の料理は、農家の人が手塩にかけて成し得た野菜と肉、漁師がまだ暗い早朝に過酷な海で釣り上げた魚、それらを何年も修行をして作り上げたシェフの技術でできた結晶。
    そう思えば簡単には残せないはずだと。

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    2020年02月05日
  • 9月1日 母からのバトン

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    死の床に臥しながら、多くの子どもが
    命を絶つ9月1日に、「死なないで」と訴えた
    樹木希林さんのエピソードをはじめ、
    心が揺さぶられる話の連続。

    内田也哉子さんの、問い続ける姿勢も素晴らしい。

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    2019年11月10日
  • 9月1日 母からのバトン

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     偶然だが,この夏,不登校に関するテレビ番組を二つ見た。一つは,『不登校新聞』の編集長も参加していたトーク番組。こういう新聞があることも知っていたような初耳だったような…。その編集長は,いろんな芸能人のところへ行ってインタビューをし,「不登校の子どもたちに一言」をいただいたというようなことをおっしゃっておられた。そのときに,樹木希林さんが「難が有るってのは有り難いことなのよ」とおっしゃってくれたというような話をしていた。
     また,もう一つの番組は,樹木希林さんの娘・内田也哉子さんを取り上げた番組だった。今回,彼女は一冊の本を出した。それが。この『9月1日』だ。
     9月1日というのは,子どもの自

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    2019年09月21日
  • 9月1日 母からのバトン

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    「9月1日が来るその前に読まなければ」
    そんな思いに駆られて、読みかけの本を一旦閉じ一気に読みました。

    自分も中学時代に不登校を経験しましたが、その時はいじめなどの明確な理由があったわけでもなく、在籍していた野球部のハードな練習についていけず、しかも自分の下手さも嫌という程痛感していたため、ふと
    「こんなに頑張ることの意味って何だろう?人間なんていずれ絶対死ぬのに。自分の様な能無しは努力したところでたかが知れてるんじゃないのか?」
    そんな風な気持ちになり、野球だけでなく何に対しても無気力になり、家にこもってしまいました。
    一見何の問題もなさそうに見える子が、ある日突然身動きが取れなくなる可能

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    2019年08月31日
  • ペーパームービー

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    当時19歳の也哉子さんが紡ぐやわらかで瑞々しい感性に驚かされる一冊。
    自由とそれに伴う責任を強く刻みつけた生き方と家族や友人、大切な人たちをめぐる愛のやり取りのやわらかな心地よさと優しさが水のように透き通ってぐんぐんと染み渡る。
    旦那様との馴れ初めから結婚生活のやり取りがロマンチックで優しい、それでいてきちんと地に足のついた夢物語のようでとても素敵でした。

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    2016年12月10日
  • ペーパームービー

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    もっくんの奥さん、也哉子さんのエッセイ。
    これを書いたのが19歳で、もう結婚されてたなんて…。
    色々な生き方があるのねーという感じです。

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    2009年10月04日
  • ペーパームービー

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    「勿論、遠い先のことだろうし、こんなこと今言うのも変かもしれないけど…もし、いつかややちゃんが、結婚したいなと思う時期が来たら、選択肢の中に入れといて。」「結婚とか一緒に暮らすこととかを具体的に思うようになったのも、そんなスバラシイような、クダラナイようなところをもっとのぞいてみたかったからだ。二人といない彼と私のそんなところを。そうか。結婚ってそういうことなんだ。」タイトル通り、映画のワンシーンをみているかのような、内田也哉子の日常のカケラ、今まで歩んできた時間の奇跡を綴ったエッセイ。とりわけ文章がうまいわけでもないけれどひきつけられるのは、彼女独特の感性に、なのだろう。

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    2009年10月07日
  • ペーパームービー

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    2007.05.31(木)

     [un amour,sil vous plait]
    -アン アムール シルブプレ[愛をひとつ下さい]-
     あまりよく知らない人を、私は百パーセント愛している。


    なあんだ。なんの疑いもなく、自然に、当たり前に、血のつながってる人を愛せるのは、血のつながっていない人を、それ以上に愛せるからなんだ。
    よかった。眠れる。

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    2009年10月04日
  • ペーパームービー

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    内田也哉子さんのエッセイ。
    父の内田裕也さん、母の樹木希林さんを親として尊敬しながらも、まるで他人のように客観的にみていておもしろいです。

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    2009年10月04日
  • BLANK PAGE 空っぽを満たす旅

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    『うわのそら。 この言葉が今、最も自分の心の有り様を表している。 9月に母が他界してからというもの、不思議なくらい、哀しみも、歓びも、焦りも、怒りも、あらゆる 感情が靄に包まれ、どこか 意識から離れたところで 浮遊している感覚なのだ 』

    こんな文章で始まる内田也哉子さんの対談集です。「母」は女優、樹木希林。父はロックンローラー内田裕也。変わった両親の娘という目で見られてきた也哉子さん。ご苦労されたのですね…。その傷つきを内包しながらも、温かく誠実な人柄を端々に感じられる対談です。
    対談相手や読者を傷つけることない慈しみのある文章に癒やされます。

    也哉子さんのBLANKな心のページが、対談者

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    2025年10月10日
  • BLANK PAGE 空っぽを満たす旅

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    樹木希林さんと内田裕也さんを両親に、モッくんを旦那様に19歳で結婚した内田也哉子さんのエッセイ。ご両親を亡くし、心の整理に著名人と語らう。文筆力に驚いた

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    2025年07月09日
  • 点 きみとぼくはここにいる

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    黒い点と白い点の集まり。
    黒い点は友達たくさん、住むところもあり食べ物も困らない。
    白い点は住むところもなく楽しいことも食べ物もない

    ページいっぱいにある黒い点の中に白い点も混ざりたい。白い点が黒い点に混ざりに行くけどいっぱいで入りきらなくみんながひとつになった。

    対立し合うでなく、共同体となって一丸となる。
    同じ喜び、悲しみ、怒りをぶつけ合うでなく協力し合って生活をする。
    簡単そうで長い長い苦しみから抜け出してほしい現実の世界。

    ありそうな内容だけど点で表したところが面白い。
    ページから溢れ出しそうな点で集合体が苦手な人は向いてない本なのかな(^^;)

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    2025年04月10日
  • BLANK PAGE 空っぽを満たす旅

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    ご両親を立て続けに亡くされて、心の中が空っぽになってしまった也哉子さん。
    希林さんの言葉を借りるなら「人は生まれてから死ぬまでひとりきり」なんだけど、空っぽを埋めてくれるのは、やっぱり人なのかなと思う。
    様々な分野の著名人との対談がベースとなって書かれていて、その豪華な面々にはビックリ。
    基本的に1対1で相手と向き合って話をしたそうで、静かにそしてまっすぐに想いをぶつけ合う空気感が伝わってくるようだった。
    いつも思うけど、也哉子さんの言葉選びのセンスがやっぱり好き。
    ところどころに感じられる虚無感、コンプレックス…そんなものたちが、対談の後には少し影を潜めているような気がして、それがなぜだか嬉

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    2024年10月23日
  • なんで家族を続けるの?

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    独特かつ表現力の豊な二人の対談本。様々な角度から人を分析してるんだけど、例えがとても分かりやすい。自分に置換えながら楽しく読めました。

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    2024年09月23日
  • BLANK PAGE 空っぽを満たす旅

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    両親とも強烈な生き様だったため喪失感も大きいだろう
    逝かれた空っぽを満たすため、様々な面白い人と話し、生き直す心を感じていく
    希林さんは「自分でしか消化できない感情は、人様と共有したところで、その場の空気を濁すだけ」と言ったらしく、現在の私にも頷ける気もするが、話をすることこそ意味があるのだろう

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    2024年08月15日
  • BLANK PAGE 空っぽを満たす旅

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    闇堕ち 時が止まる どんな表現したらいいのかわからない
    私も立て続けに身近な人を亡くし 自分の気持ちを持て余す毎日
    押し寄せる現実に流されて生きている
    誰かに会いに行こうか?
    その誰かは
    亡くなった人を知っている人に
    と思えた本でした

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    2024年07月27日