横山啓明のレビュー一覧

  • 1922
    ○1992
    これを読む前にNetflixの実写を観た(約3年前)
    何となく内容は分かっていたけどそれでも楽しめた
    というか記憶が曖昧なのもあってなのか割と内容が違うかったような…
    ともあれ、原作はただ恐怖ってだけじゃなくてそこに息子の恋愛云々を入れることでより報われなさが増してよかったな
    そして何よ...続きを読む
  • 弁護士の血
    ダイナーのトイレで銃を突きつけられ、爆弾付きのジャケットを着せられた上、法廷に放り込まれた弁護士フリン。ロシア・マフィアのボスの保釈の為、証人を爆死させる計画だった。背けば誘拐された10歳の愛娘の命は即消える。昔、スリや詐欺で慣らした腕でさまざまな困難に立ち向かうフリン。31時間という期限付きな為、...続きを読む
  • 生活の発見 場所と時代をめぐる驚くべき歴史の旅
    時間、感覚、旅など、身近なものの考え方が、歴史のなかにどのように変わってきたかを思考する本。切り口がすき。
  • 生活の発見
    時間、感覚、旅など、身近なものの考え方が、歴史のなかにどのように変わってきたかを思考する本。切り口がすき。
  • 生活の発見 場所と時代をめぐる驚くべき歴史の旅
    6つの愛の形があることを知っているだろうか?いやほんとはもっと多いのかもしれないし、少ないのかもしれない。ひょっとしたらそもそも愛って何という問題にぶち当たるのかもしれない。
    それでも人間は6つの愛の形を持つ可能性があると知ることは、これから先の人生で愛の問題に取り組むに当たって何らかのヒントになり...続きを読む
  • 生活の発見
    6つの愛の形があることを知っているだろうか?いやほんとはもっと多いのかもしれないし、少ないのかもしれない。ひょっとしたらそもそも愛って何という問題にぶち当たるのかもしれない。
    それでも人間は6つの愛の形を持つ可能性があると知ることは、これから先の人生で愛の問題に取り組むに当たって何らかのヒントになり...続きを読む
  • 弁護士の血
    全編にみなぎる熱量が凄い。一時期ミステリ界を席捲したリーガル・サスペンスの一種だろうというバイアスは、幕開けから覆される。本作は、臨界点まで追い詰められた男の闘いを、圧倒的な筆力で活写した血が滾る傑作である。

    舞台はニューヨーク。弁護士エディー・フリンは、朝食に立ち寄った店のトイレ内で、前触れなく...続きを読む
  • 生活の発見 場所と時代をめぐる驚くべき歴史の旅
    確かに歴史に学ぶ本なのだが、その切り口が素晴らしい。常識を疑えというと陳腐に聞こえてしまうが、多くの習慣がつい最近意図的に作られたものであったり、思い込みであることを事実の積み上げで穏やかに知らせてくれる。
  • 生活の発見
    確かに歴史に学ぶ本なのだが、その切り口が素晴らしい。常識を疑えというと陳腐に聞こえてしまうが、多くの習慣がつい最近意図的に作られたものであったり、思い込みであることを事実の積み上げで穏やかに知らせてくれる。
  • 生活の発見
    私達の生活を歴史という観点から考察する、という趣旨。 正直、今年一の内容だった。

    まず素晴らしいのはテーマの広範さ。愛の分類からはじまり、家族、仕事、料理、お金、死生観と、生活をめぐる多くのテーマがあり、これらの全体として生活がある事がよく理解できる。 また、章を分け、それぞれについて論じられてい...続きを読む
  • 生活の発見 場所と時代をめぐる驚くべき歴史の旅
    私達の生活を歴史という観点から考察する、という趣旨。 正直、今年一の内容だった。

    まず素晴らしいのはテーマの広範さ。愛の分類からはじまり、家族、仕事、料理、お金、死生観と、生活をめぐる多くのテーマがあり、これらの全体として生活がある事がよく理解できる。 また、章を分け、それぞれについて論じられてい...続きを読む
  • 無実
    面白くてイッキ読み 
    元弁護士のデスが己の性癖が原因で身を崩していく それにしてもつくづく思う 性癖ってホント怖いな カウンセリングや薬である程度抑えられるのかな でも、本人に抑える気がなく突っ走るから手におえん 枯れるのを待つしかないのか
    介護士ディープティがGJだった
  • 無実
     とある有名作家がテレビに出る。それを見た少女が言う。「昔、私のお母さんは彼と付き合っていたのよ」から物語は始まる。
     少女は作家の娘を騙り、作家はそれにより酷いことになる。

     あらすじに書かれている通りの物語が進むのだが、なぜこんなにはらはらするのだろうか。はらはらするのは「先が分からない」から...続きを読む
  • レッドセル CIA特別分析室
    まず、このカテゴリーの小説に必要な要素の緊張感を当作品は持っている。すなわち、一読に値するという意味でである。現代の情報戦がシギントに傾く中、ヒューミント(人的なリソースによってもたらされる情報)にウェイトを持つ作品が十分なリアリティを持って展開される本作品は、CIA分析官の経歴を持つ著者ならではの...続きを読む
  • レッドセル CIA特別分析室
    アメリカCIAに所属する現役分析官が執筆したスパイ小説。
    本書は著者のデビュー作になります。
    中国の台湾進攻をテーマにしており、中々スリリングで読み応えのある小説でした。

    では、前置きはこの位にして以下で粗筋をご紹介。

    無能な上司の所為で負傷した秘密工作員キーラ。
    復帰後、彼女はCIAの分析部門...続きを読む
  • 1922
    久しぶりのキング。
    原題「FULL DARK,NO STARS」の通り、全く救いようの無い話が2編。でも読むのを止められない。救いようの無い状況を作り出しているのは人間の何なのだろう。愛するが故、逃れたい故、恐怖故・・・少し歯車が狂ってしまうと全ての歯車ががたがたと外れていく恐怖を描く中編集。

    ...続きを読む
  • 1922
     「1922」と「公平な取引」の2編。

     「1922」は、妻を殺した男の独白なんだけど…。
     「ドロレス・クレイボーン」を思わせるシュチエーションでありながら、全く同情の余地も哀れもない。とにかく醜悪なのだ。男も、殺される妻も、その近隣の人間も、普通に醜悪なのだ。そう、特別な悪意ではなく、特殊な憎...続きを読む
  • 1922
    ちょっ……!酷くないか、「公正な取引」のラスト。いやいやいや。こんなあっさり終わるなんて酷いぜ。いや、この後まだ何かしら大逆転が起きるのかもしれない。いやはや、もう。他人の不幸の上に成り立つ幸せって……普通か。結局、ずっと幸福な人もいれば、絶えず不幸な人もいるもんなぁ、実際。「1922」の主人公は自...続きを読む
  • 甦ったスパイ
    イギリスの作家「チャールズ・カミング」のスパイ小説『甦ったスパイ(原題:A Foreign Country)』を読みました。

    『ケンブリッジ・シックス』に続き「チャールズ・カミング」作品です。

    -----story-------------
    英国推理作家協会賞「イアン・フレミング・スティール・ダ...続きを読む
  • 1922
    『1922』かなり些細なことで妻殺しして、息子は隣の家の女の子を妊娠させ、さらに連れ出し、逃亡の末自殺。なかなかひどい結末だった。今まで読んだキングの作品でもトップクラスの後味の悪さかもしれない。―『公正な取引』こちらは悪魔と契約する話で、生贄にされたグッドヒューの不幸が笑ってしまうほどひどかった。...続きを読む