大石英司のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
昭和の時代に予約された「平成19年8月31日」のコンサートホール。
平成の世になった現在、都市伝説化した予約だったが、その予約をした女性の娘が、長じて後、くだんのコンサートホールのある尾道に教師として赴任してくる。
乱れてしまった調和を再び整えるべく、彼女はキーとなる人物を集め、平成19年8月31日、市民オーケストラの幕が開ける事ができるのか!?
乱れてしまったものが、再び形を取り戻していく過程は読んでいて特に違和感はないんですよ。
それは出来すぎだろう!と目くじら立てるほどのわざとらしさもないし。
(目くじら立てるほどではないですが、出来すぎだなぁ、都合よすぎるなぁという部分はあ -
Posted by ブクログ
【かつて忽然と消息をたった旅客機が突然あらわれたのは10年後だった。乗客68名には昨日でも遺族にとっては10年という月日が過ぎていた。しかもまた3日後には消えてしまうという過酷な運命が待ち構えていた!】
TVドラマ化もされてて見たいと思ってたんだけど事情があり見れなかったので、本で読んでみようかと。
登場人物が結構多いから、名前を覚えるの苦手な私には難しかったです。
でも最後はどうなるんだろう・・とドキドキして読みました。
まぁ、最後は・・期待してた感じではなかったけども。思ったより泣けなかったのも意外な感じでした。
もっと泣ける本なのかと思ってたので(^-^;
5歳の子のトコはちょっと -
Posted by ブクログ
詳しいあらすじは(ま)さんに任せるとして。読書は電車の中ですることが多いのだが、どうやら、なにやら…この作品は。読んでいるつもりなのだが、気づくと窓の外の景色を眺めている。ふと我に返って本に目を戻すのだが、しばらくするとまた外を
眺めている。つまり、読んでいるうちに自分に投影させていたのだ。たまたま乗った飛行機が目的地へ到着すると10年後だと言われる。ドッキリか? と思うことだろう。身近な人が乗った飛行機が行方不明。
10年の時を経て戻ってくる。ありえない。
そう。ありえない話なのに、いつの間にか
窓の外を眺めて、我が身に投影させている。大切な人がいることの大切さ。大切なことがある大切さ。それ -
Posted by ブクログ
光が丘中学吹奏楽部の部員30人が九州の孤島へ合宿にでかけるが、
その島ごと島原の乱直前の江戸時代にタイムスリップしてしまう。
こないだTV化された『神はサイコロを振らない』の作者。
本はまだ読んだことないけど、なんとなく似た感じをうけた。
各章が曲名で構成されているので、もっと音楽色の強いものかと
思ったが、ただの吹奏楽部っという止まりで残念。
ただ400年前にタイムスリップするので、携帯はもちろん、その他
使えないものがでてくる。
そこで、「音楽がよりどころ」という風にさせたかったのか…
設定は面白い。ただオチがいまいちだなぁと思うのは私だけか。
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Posted by ブクログ
1994年8月12日、宮崎を飛び立ったYS402便が忽然と消息を絶った。
しかし、その後の捜索では機体の残骸さえ発見できなかった。
東大で量子力学の教授だった加藤が自論を発表したが、多方面からバッシングを受け、東大を追われ、名もない大学に身を置くことになった。
その論とは、「402便は量子の隙間に紛れ込み、時の狭間を漂っており、10年後の2004年8月12日に還ってくる」というものだった。そして、「3日後の8月15日には、402便の乗客乗員はみな再び消えてしまう」と。
2004年の8月12日、402便は無事な姿で羽田に着陸したのだった。
乗客乗員にとっては1994年はほんの昨日の -
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購入済み
しょもな
最後になるほどしょもな金と時間返して欲しいほどの作品飴ちゃんが勝ってちゃんちゃん、くだらない作品です。読む時は金と時間を捨てる覚悟で読んでみるべし。