田中薫子のレビュー一覧
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「大魔法使いクレストマンシーシリーズ」の「クリストファーの魔法の旅」
すっっっごい面白かった!!
「魔法使いはだれだ」を読み終えた後も、これ以上面白い魔法使いのお話はないんじゃない? と思ったけど、あったよー!
ダイアナさんは魔法の宝箱だね!
本棚の並び順にいくと、次は「魔女と暮らせば」読むのが楽しみv
このシリーズは挿絵も可愛くて、並べて置いておきたいぐらいすばらしいです。
クレストマンシーの子供時代、クリストファー少年が、奇妙な世界を行ったりきたりして、成長したり世界を恨んだり、自分の悪いとこに気付いたりするお話でした。
タクロイや叔父さんのことには途中で気づいたけれど、十一番のことは本 -
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クリストファーは幼いころから不思議な夢を見ていた。岩場を抜けてさまざまな谷におりていくと、谷ごとにちがう世界がある、という夢。クリストファーが別世界へ旅することのできる強い魔力を持っている、と気づいた伯父の魔術師ラルフは、クリストファーをだまして、利用しはじめる。でも、目覚めているときのクリストファーは、いっこうに魔法が使えなかった。心配したお父さんに、探知能力者ポーソン博士のところへつれていかれたクリストファーは、意外なことを聞かされる。おまえは命が九つある特別な大魔法使いで、次代のクレストマンシーになる身なのだ、と…。だが、老クレストマンシー・ゲイブリエルの城に引き取られたクリストファーは
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Posted by ブクログ
なんでジブリはこれを映画化しなかったんだろう、
と思わされる傑作。
読んでいて脳内で次々にアニメになって
シーンが流れ出すほどおもしろい。
次々に起きたり起こしたりする騒動が、
とにかく楽しくて、ワクワクしながら読み進められる。
そして考えつかない展開になっていくから、
子どものように夢中になって読んでいける。
そして極めつけが、
悪が徹底的に悪であること。
この容赦のなさが、
ファンタジーという一見甘そうな物語を、
ピリッと引き締めて大人の味にしている。
かつて心理学者の河合隼雄氏が、
児童文学とは子どもの本ではなく、
子どもの目を通して描かれた文学だと
おっしゃっていたとおりの本だと思 -
Posted by ブクログ
ネタバレ私の頭の中で、
ジブリの映像が映し出されるほど、
わくわくがあふれている作品。
どうしても館が舞台のため、
展開が限定された話になるのだけれど、
途中で意外な世界の広がりを見せるし、
ラストで館から飛び出すことで、
それまでちょっと停滞していたお話が
一気に動き出して心が動かされる結末へと
むかっていくところが好き。
子どもが自立していく姿を
見事に描いているなと思う。
自立していくためには、
家族から離れ、別の場所で
試練を乗り越えていかなければならない。
もう一つ大事なことは、
象徴的に親殺しをしなければならない。
なぜならば、
子どもはそれまで親の定めた運命に
乗っかって生きてきた -
Posted by ブクログ
NHKラジオの飛ぶ教室で、子どもの日を前に、親子で読む児童文学として推薦された一冊です。
イギリスでファンタジーの女王と言われた作者の代表連作、大魔法使いクレストマンシーの少年時代を描いたもの。悪ガキのクリストファーが世界の危機を救う物語で、最後のドレイトとの駆け引きや、城のリーダーとして防御体制を組織的に作り上げていく成長ぶりに、読み手としても盛り上がりました。
偉大な人は親との縁が薄いことが多いものですが、このファンタジーの主人公クリストファーもその1人です。父親も母親も生きているのですが、父親は顔を覚えていないほど影が薄いし、母親は冷めた人で息子を応援しつつも利用しようとする人です。 -
Posted by ブクログ
大魔法使いクレストマンシー、クリストファー・チャントの幼少期。
命が9つある理由、銀がダメな理由、平行世界の成り立ち、普段心ここに在らずな焦点の合わない目つきをする理由など、色々なことが判明して行く一冊。
命を大事にしない無謀なクリストファーにやきもきさせられながら、最後はちゃんと落ち着いてくれて良かった。
毎作品思うが、冒険が決着した後のことにも触れて欲しい。
この後どういう生活だったのか、ラルフ伯父さんは捕まった後どうなったのか、両親はあっという間に仲良くなったが(これぞ魔法を使った様な不思議な展開)どういう暮らしをしているのか、女神のその後は、、、気になる!
最後の手紙で日本が誉められて -
Posted by ブクログ
とびっきり面白い冒険譚がある訳ではないが、クレストマンシーとは何者なのか、奇妙な城の秘密、キャットの能力はどれほどのものなのか知りたくてページを捲った。
『ハウルの動く城』の作者だと知り、なるほどはちゃめちゃなことが巻き起こるのも頷けた。
グウェンドリンの横暴さ、癇癪持ちにイライラしつつ子供の頃に読んでいたら投げ出してしまったかもしれないとちらっと思った。
パラレルワールドの設定には驚いたし、魔法使いや魔女が普通に暮らす世界を存分に味わわせてもらったので、また他のシリーズも読んでみたいと思う。
キャットのその後も気になる。
児童書はわかりやすいきれいな挿し絵があってより作品の世界観が掴みやす -
Posted by ブクログ
クレストマンシーシリーズの中でも特にお気に入りの一冊。
急に体が欲したのでしばらくぶりに読んだ。良き!
子どもの頃に読んだから思い出補正ありありだけど、やっぱり大好きだなー。
主人公キャットとジャネットがとても可愛い。健気だけど視野が狭くていじらしい。
そんな二人が一生懸命にどん詰まりに突き進んでいく様は、読んでてじれったいというかもどかしいというか。
だからこそ、終盤のキャットの成長がジンっとする。悲しかったよね。。
読書に限らずだけど、子どもの時の感動したっていう体験が種になって、今また懐かしさと共に感動を収穫できるのって幸せだー。 -