鈴木結生のレビュー一覧

  • ゲーテはすべてを言った

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    ユーモアがきいていて、面白い。
    ゲーテに対する熱が伝わってくる。
    やや息苦しいくらい。

    架空の人物の著作の盗用・・・
    笑ってしまう。
    アカデミズムのペラペラさ加減を表現しているのか?
    しかし、「誰が言った」などということを重要視するのが学問ではない。
    そういうことも感じさせる。

    まずは登場人物の名前が面白い。
    そこに惹かれる。

    本文の内容は、ゲーテやファウスト、その周辺の文学についての知識がないと、読みがつまってしまう。
    決して読みやすいわけではなかったが、学者のうんちくに付き合わされている感はでた。
    以前から、芥川賞の作品は、いろんな角度から眺めることのできるものが多い、と感じていたが

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    2026年07月09日
  • ゲーテはすべてを言った

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    細かいこと書きます、ごめんなさい。
    イタリアンレストランで娘が帰り際に大量にティーバッグを取ってきて名言が書いてあるタグを片っ端からチェック、結局はバッグに入れっぱなしにして1ヶ月後に捨てるって、なんかイヤなんだが…。
    統一が綴喜と食事する場面、注文したのはショートパスタだけど、「パスタを巻きつけたフォークを置き」とあり、途中で違うもの(ロングパスタ)も注文したって設定?とか思ったり。
    登場人物のちょっと読みづらい変わった名前のせいで、なんて読むんだっけ?と読んでいる流れが途切れてしまい、何度か同じところを読み返すことも。

    全体のアカデミックな雰囲気とかはとてもよかったし、好き。最後にドイツ

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    2026年07月01日
  • ゲーテはすべてを言った

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    言葉と歴史の面白さを知れた一冊。

    「ゲーテはすべてを言った」と言われるほど名言づくしの彼。
    その彼が言ったとされるある言葉を探していく物語。

    話としては中盤から家族のわだかまり、教授とのいざこざ、和解…のようなものがあり、最終的には丸く収まりハッピーエンドでした。

    何分教養が無いもので理解し切れない部分も多々あったが、歴史を知って読むともう一段階楽しめるのかなと思う。

    特に印象に残ったのはゲーテやその家族の話ではなく、チャップリンが言ったとされる

    「人生はクローズアップで見れば悲劇だが、ロングショットで見れば喜劇である。」

    という言葉。

    これから転職をして環境が大きく変わる私にと

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    2026年06月27日
  • ゲーテはすべてを言った

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    ネタバレ

    教養を持ち合わせておらず内容に至っては理解できたとは言えないし何を感じるべきだったのかもわからなかった!(おい)
    統一の研究に対する姿勢と家族の話(これを書いたのが綴喜だった!)としてしか読めず自分の無知さを恥じますが、心温まる話だった。ゲーテが何者か知らないけれど、統一の人生を以って言葉の限り意味はあるんだと思えた。『言葉はどれも未来へ投げかけられたいのりである。』

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    2026年06月27日
  • ゲーテはすべてを言った

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    オーディブルで聞いたが、英語の発音がクソすぎて肝心の「名言」がほとんど聞き取れなかった。流暢っぽく発音しようとするな。そんなんならカタカナ発音のほうがマシじゃ。

    話はまあまあ面白いが、自分の世界に近すぎて逆に入れないとこある。

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    2026年06月20日
  • ゲーテはすべてを言った

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     博把徳歌(娘)が、父・統一と母・義子を郊外のイタリア料理店へ連れて行ったのは、十二月初めの火曜の晩のことである。

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    25歳
    【第172回芥川賞受賞作】
    高明なゲーテ学者、博把統一は、一家団欒のディナーで、彼の知らないゲーテの名言と出会う。
    ティー・バッグのタグに書かれたその言葉を求めて、膨大な原典を読み漁り、長年の研究生活の記憶を辿るが……。
    ひとつの言葉を巡る統一の旅は、創作とは何か、学問とは何か、という深遠な問いを投げかけながら、読者を思いがけない明るみへ誘う。
    若き才能が描き出す、アカデミック冒険

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    2026年07月12日
  • トーマス・マンはなぜ日本で愛されるのか

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    西洋文学にあまり興味のなかった私が魔の山はハマったので、その理由が知りたく読んでみた。
    マンに対する考察は3人それぞれに興味深く良い本だったが、なぜ日本に愛されるのかは私には分からなかった。

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    2026年01月31日
  • 携帯遺産

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    忍耐強い読者(文中のあり(笑))として完読しました。

    前作に引き続き、不思議な登場人物の命名、古典と英語がいっぱいの独特なストーリー、SFものではないのですが、異世界に連れ出されたようです。

    けど、タイトルの「携帯遺産」がなんかるか・・・だけはなんとなくわかった気がします。それ以外はほとんど???ですけど(笑)

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    2025年07月07日
  • 携帯遺産

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    ネタバレ

    作家の舟暮按が、編輯(へんしゅう者)の台場有奈から文学的自叙傳(バイオグラフイア・リテラリア)を書くべきでは、と提案されることから物語が進んでいきました。

    普段使わない漢字や読み方、英語が多く使われ、しかも古典から現代の文学まで網羅されていました。知識不足の私は、読むのがとても時間がかかってしまいました。しかも完全に理解できた自信はありません。

    でも、舟暮按が、始めは渋っていた自叙伝をようやく完成させたものを抹殺し、新たなタイトルをつけたときに、私までなんだかほっとしました。両親の発言などから新たに生み出されたこの自叙伝が、これからどんなものになるのかとても気になりました。

    最後の終わり

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    2025年06月28日
  • 携帯遺産

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    『ゲーテはすべてを言った』で第172回芥川賞を受賞した作家の受賞後第1作。
    人気ファンタジー作家の舟暮按(ふねくらあん→アンネ・フランクのアナグラム。1文字足りないがw)が、知り合いの編輯者に薦められて自傳を書くことになり、これまで辿ってきた人生を振り返る物語だ。
    旧字体や当て字を多用した文体、横文字が入り乱れるスタイルは前作同様だ。タイトルはディケンズの小説『大いなる遺産』から取られており、作中にも多くのトリビアが登場する。それ以外にも本筋とは関係のないあれやこれやがてんこ盛りで、読み進めるに苦労したが愉しかった。

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    2025年06月28日