島村洋子のレビュー一覧

  • まるわかり! これからはじめる源氏物語

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    とても端的で読みやすい!源氏物語をかいつまんで読むことが出来る!一夫多妻制の世界、ちょっと面白そう。ってこんな貴族の話は一握りなんだろうけど。この時代に行ってみたい。転生?!できないかなー

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    2024年05月31日
  • ブスの壁

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    夫の居る身でありながら恋人をこさえ、
    恋人の悩みを夫に相談し、夫は親身にアドバイスする。
    そんな夫婦がどこにいますかね?
    あぁ…ここにいたみたいですね。

    有り得ない、と思えるほどぶっ飛んだ話ばかりだけど、
    どれもが変に真っ直ぐで、いっそ清々しいほどの爽快感があり私は好きです。
    エッセイで好んで読むのは彼女のだけ。

    だって当時中学生だった私は初めて著者のエッセイを読み、
    重要なことに気付いちゃったんです。
    例え相手のことを忘れてしまっても、
    あのとき口にした言葉たちはちゃんと本心。
    確かに大好きだったと。

    うまく行かずに終わる恋もありますが。
    あ、恋だから終わるのかしら。

    有り得ない、け

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    2011年07月29日
  • 壊れゆくひと

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    一番最初に出てくる女性の同僚の話にとても共感した。
    周りからはすごく性格の良い人だと思われている人だけれど実は・・・。

    誰にも分かってもらえないと思っていたけれど、どんな会社や組織でもこういう人がいることを文章にして書いてくれた島村洋子さんに感謝したい。

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    2013年02月16日
  • もう一度、聴かせて

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    日本で最もロックな女の一人である島村洋子が語る思い出の曲の数々ということで、もう読むしかない。この人は「ロック」というものがどういうものであるか肌でわかっている。スプリングスティーンに「大将」と呼びかける西原理恵子の「ぼくんち」を彷彿とさせる「リバー」には涙。ドアーズの章でのロックスピリットとしか言いようのない発言を体全体でうけとめよう。

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    2009年10月04日
  • せずには帰れない

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    血を流しながら笑いを取る関西人の血。イチローより新庄に祈りをこめる阪神魂。「私ほどバンドを見た女もいない」すべての文章に流れるロックスピリット。そして、すけべ。私のハートを直撃でもうどうにでもしてほしい。
    小谷野敦に「登り棒のよさが女にわかるかなんて書いてるからもてへんねん」と正しすぎる痛恨の一撃を加えた大河エッセイの記念すべき第一弾である。

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    2009年10月04日
  • 王子様、いただきっ!

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    古今東西、あらゆるお姫様についての愛あるツッコミエッセイ。私はこの本を読んで、白雪姫の小人が七人な訳を知ったよ・・・。グロいというか何というか(汗)

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    2009年10月04日
  • まるわかり! これからはじめる源氏物語

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    源氏物語を全く読んだことがなくて、全体の話の流れを知りたい人にはとてもおすすめ!
    各帖が数ページに現代語で書かれていて非常に読みやすくなっている。また、原典では呼び名が度々変わるところをほとんど通称で統一されているため人物の把握もし易い。
    逆に源氏物語の凡その概要を知っている人には物足りない形になると思う。
    まさに"これからはじめる"入門には最適。

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    2024年04月15日
  • 野球小僧

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    日本版「フィールド・オブ・ドリームス」ともいえる内容。
    甲子園球場が聖地、約束の地であり、そこに先の大戦で命を散らした野球選手がやってくるというストーリーは共感が持てるとともに、平和な時代に野球を楽しめることに感謝しなければと感じました。

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    2014年01月10日
  • 壊れゆくひと

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    『うどんに負けてしまう、28の女。
    ・・・
    「おまえは本当に変わってるよな」
    無理にほほ笑んだ私に向かって和彦が言った。』


    狂気を描いたサイコホラー、とあるけど、それにしては期待はずれ。

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    2013年05月10日
  • へるもんじゃなし

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    過去にも色んな小説家のエッセイを読んでいるが、
    私にとってはこの人のエッセイが一番面白いな~。
    前2作「せずには帰れない」「家ではしたくない」に比べたら、
    少しだけ弱いかなと思えたが、それでも痛快さは変わらず。

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    2013年03月16日
  • 野球小僧

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     現代っ子×ブローカーの高校野球。それを暴く小説なのかと思いきや。
     あまりに懐かしい高校野球の伝説の選手たち。開会式前夜の夏の夜の夢。
     それを時間軸でつないでいく、タイガー園芸のグランドキーパーたち。
     さらには、麗しのカオリ。
     とても素敵な野球小説だ。(「ランティエ」で、今年のベスト5として紹介してくれた西上心太氏に感謝)

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    2013年01月13日
  • 色ざんげ

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    阿部定ほど人口に膾炙した女性はいないだろう。小説や伝記本・評論の類は無数に出版されているが、島村洋子が書けば一味も二味も変わってくる。阿部定の真の人物像に迫る力作!

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    2012年02月13日
  • 色ざんげ

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    誰もが知ってる『阿部定事件』。
    これはあくまでもモチーフとした小説なので、
    きっと相当の脚色はされているのだろうが、
    希代の悪女として名を馳せている阿部定だが、
    本当はいじらしくて可愛い女だったのではなかっただろうか?
    定に係わった7人の男たちが、
    順番に定との日々を懐古する形式の連作で、
    最後に定自身が自らの半生を語り締めくくっている。
    作者の筆力は、まるで本人たちにインタビューしてきたかのような
    リアリティに富んでいた。
    団鬼六氏の解説も良かった。

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    2010年10月20日
  • 家ではしたくない

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    痛快なシモネタ満載エッセイ!
    シマコさん(岩井志麻子)との絡みは最高に可笑しい。
    最後まで含み笑いが続く読み物です。

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    2010年06月10日
  • 壊れゆくひと

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    イタイ人が出てくる小説は結構読んでいるが、
    これも同類かと思いつつ読み進めていくと、
    イタイというよりはアブナイ人たち。
    でも『正常』の概念は人によって違う。
    だから、もしかしたら、
    自分が軸のぶれたアブナイ人である可能性もあるわけだ。
    心理的怖さが伝わった。

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    2009年10月04日
  • 美人物語

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    2008.9.28
    おもしろかったです。
    同じような美人でも、自覚にこんなに差があるものなんですねぇ〜

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    2009年10月07日
  • 惚れたが悪いか(小学館文庫)

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     九平次、あんたバカだけど最高。私は、あんたみたいな男とは一生友達でいたいと思うし、困った時は、手を貸したいを思うよー(笑)。
     気になった言葉〜〜〜★色仕掛けってのは魔術に似たようなあれだが、使える女と使えない女があるな。使えない女はつまらんが、使える女は不幸になる。/あんまり別嬪じゃないほうがええこともあるわい。/お初天神の正式な名は「露天神社(つゆてんじんじゃ)。/誰がほんまの悪人で、誰がほんまのかわいそうな男か、世間の皆もよう考えてくれたらええのに。/偽物には媚があっているらしい。媚に似てるものに色気があるが、色気は向こうからは寄ってこない。こちらから行きたくなるものである。

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    2009年10月04日
  • 惚れたが悪いか(小学館文庫)

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    昔の話・逸話の女性の周りからみた話。
    「お皿が1枚〜2枚〜」で有名なお岩さんの話だったり、曽根崎心中物語のおはつだったり、阿部定だったり、の本人や、その周りの人の話。めっちゃ面白かった。こういう見方をすると元の話も深みがでて面白いよね〜

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    2009年10月04日
  • 壊れゆくひと

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    帯はサイコ・ホラーって言ってるけどサイコ・ホラーってほどではない気がする。世界がぐるんと変わる怖さ、他人の怖さはおもしろい。

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    2014年08月24日
  • 壊れゆくひと

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    ネタバレ

    女性のリアルであろう描写がつきささる。
    ラストはぴんとこないが、不思議な怖さがおそう。
    もう一度読んでみよう。

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    2014年07月30日