島村洋子のレビュー一覧

  • 壊れゆくひと

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    帯はサイコ・ホラーって言ってるけどサイコ・ホラーってほどではない気がする。世界がぐるんと変わる怖さ、他人の怖さはおもしろい。

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    2014年08月24日
  • 壊れゆくひと

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    ネタバレ

    女性のリアルであろう描写がつきささる。
    ラストはぴんとこないが、不思議な怖さがおそう。
    もう一度読んでみよう。

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    2014年07月30日
  • 野球小僧

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    熱血スポ根ストーリーを想像していたが、そうではなかった。
    それでも、なかなか面白くて一気読みした。
    野球と人生の諸事を重ねて読むと、本来は第一義に浮かぶはずの「好きという感情」や「動機、目的」などが、私自身も忘れてしまっていることが多くなったなと感じた。
    何事ももっと単純な思考を持って臨むのも大事かもしれない。

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    2013年06月26日
  • 壊れゆくひと

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    職場では「いい人」と評判の同僚が自分にしか分からない嫌がらせをする、「育ちのいい人」と親にも好評な子持ちの友人はアイドルと恋人同士だと言い張る……。
    おかしいのは主人公なのか、周りの人々なのか?
    ラスト5ページで世界がひっくり返ります。じんわりと不気味な物語でした。

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    2016年10月30日
  • しようよ。

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    飛行機の中で読むように、空港の売店で購入。
    色々な恋愛の話を読むのが、最近好きです。
    他人の恋愛話ってやっぱり面白い。

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    2011年09月16日
  • あんたのバラード

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    短編集の8編すべてのタイトルが、
    40代にとって懐かしい曲のタイトルばかりである。
    読みながら、メロディーが頭の中をリフレイン。
    胸がキュンとするラブソング、そして文章。

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    2011年03月18日
  • 色ざんげ

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    様々な男性たちの語る、阿部定の話。
    衝撃的な事件そのものにはあまり触れず、その前後の出来事や定の生い立ちから晩年までを描いています。

    個人的には、「怖い夢をみた」と言って、それが何かと聞かれると「好きでたまらない人ができる夢」と答える場面がすごく印象的でした。

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    2011年02月18日
  • あんたのバラード

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    タイトルがわからない若者にはわかんないだろうなぁ。他に「悲しい色やね」とか「星屑のステージ」とか、あの時代の流行歌を素材に、倦怠感あふれる切ないラブ・ストーリー集。

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    2009年10月04日
  • あんたのバラード

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    中年以上(?)の人であれば、このタイトルを聞けば「世良正則」を思い出すことだろう。
    独特のステージアクションで70年代後半から80年代にかけて大人気だったなあ。
    そのデビュー曲のタイトルだ。

    実はこの小説(文庫本)は、昔のヒット曲がタイトルになった短編小説なのだ。
    いずれも口ずさめるものばかりなので、読んでいる脳裏にはBGMとして曲が流れていた(笑)

    何だか若かりし頃の不器用な恋愛を思い出したわい・・。

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    2009年10月04日
  • 壊れゆくひと

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     仕事をやめようと考えていた。どうやら私は同僚の”花園”を知らないうちに踏み荒らしてしまったらしく、”いい人”であるはずだったその同僚から嫌がらせを受けている。

     日常の中で出会う、ほんの少し普通と違う、どこかズレている人々とのやりとりが、まるでエッセイのような語り口調で書かれている。本当にいるよね、これくらいの人達は。が、あるページの2行で印象がガラリと変化。やっぱりエッセイじゃなくてホラーだったんだ。

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    2011年09月07日
  • 壊れゆくひと

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    人がもってる、自分だけの不思議な世界。
    よく自分でも使う”普通そうでしょ”っていうものさしが分からなくなってきた。
    だってみんな自分が”普通”だと思ってるから・・・ 2005/1

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    2009年10月04日
  • 惚れたが悪いか(小学館文庫)

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    愛しすぎる女。
    決して度がすぎているわけではないように思えるのは私も女だからかもしれません。男のロマンとは全く違う形だけれど女のロマンとは人を愛することなのかもしれない。

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    2009年10月04日
  • 壊れゆくひと

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    何度も読みました。必ず来るんです、最後でがくん、と。もしかしたらわたしが壊れたんじゃないかと目前が歪むあの感覚にまた、落ちたいんです。

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    2009年10月04日