阿部知二のレビュー一覧

  • タイム・マシン

    購入済み

    現在のSFはH・G・ウェルズの恩恵を受けていると思うたびに、凄い作家だと感服してしてしまう。古典SFを愛読しているのは、SF発想の原点だからだ。ヘンリー・ジェイムズから純文学を書くように勧められても、自分の世界をつらぬいたというそうだ。異星人との闘いから、透明人間、タイムマシン等、一体どこから奇抜な発想を思いついたのだろう。世界で最初の本格SF小説だから、発想の熱いロマンを分かち合いたい。

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    2021年10月14日
  • 緋色の研究【阿部知二訳】

    購入済み

    阿部知二訳がしっくりくる

    シャーロック・ホームズシリーズ第一作目。ワトソン、ホームズはここから始まる。初めてこの本を手にしてから年に数回読み直す程好きな一冊。

    ホームズやワトソンの人となり、警察との関係など後のシリーズの根底となるお話。

    現在進行系の事件と犯人の回想、2部で構成されているが一度通読してしまえば現在進行系のストーリーだけ追って行った方がストレスなく読み進められる。

    ホームズ本は多くの出版社から発売されていて、創元推理文庫も深町眞理子訳でリニューアルしたが、個人的には同文庫の阿部知二訳がしっくりくる。今からシリーズを読まれる方はサンプルで試し読みして自分に合った訳者を選ぶと心地良く読破できるでしょう。

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    2020年08月29日
  • シャーロック・ホームズの冒険【阿部知二訳】

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    ネタバレ

    シャーロック・ホームズの観察眼はとにかくすごい。ほとんど読み進めないと、解決がわからなかったが、最後の娘さんの分などは、これまでの蓄積のおかげだったのか、少しだけ謎解きができるようになっていた。日頃からちょっとした観察を心がけたいと思ったり。推理小説は、時に残酷な感じもあるけれど、それでも謎解きはワクワクするものだなあ。

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    2019年03月13日
  • 緋色の研究【阿部知二訳】

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    延原氏訳のホームズが好きだったのですが、阿部氏訳のホームズもとても良かったです。引き込まれる文章に最後までワクワクしっぱなしでした。
    些細な手がかりから本質を見抜くホームズの推理も痛快ですが、登場人物の人間模様や心情がとても細やかで心揺さぶられるところも見どころです。

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    2018年05月26日
  • バスカヴィル家の犬【阿部知二訳】

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    小学校4年のときだったか、学校の図書室で見つけた本。この出逢いは大きかった。シャーロック・ホームズそしてDr.ワトスンとの出逢いだった。
    ロンドンが舞台でなく、ノーフォークの荒野である。未だ観ぬ(今も観ていないが)英国の風景に思いを馳せた。ワトスンの活躍と。それを見守るホームズの心遣い。そして真犯人の異常さ。この本に最初に出逢えたことはシャーロッッキアンとして幸運に思う。

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    2015年08月16日
  • バスカヴィル家の犬【阿部知二訳】

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    この前読んだドン・ウインズロウの『ストリートキッズ』にイギリスのムーアが出てきて読みたくなったのだがホームズの長編で一番好きなのがこのバスカヴィルだ。創元の深町版を読んだあとだったし、新潮のも本棚に入っているけど実は延原訳はあんまり得意じゃないので今回は阿部版で。深町版は次回がこのバスカヴィルらしいんだけど来年には出るのかな? 早くでないかなぁ。
    さて、バスカヴィルだ。これは昔NHKでやってたドラマがすごく良かった印象がある。原作にはないけどたしかワトスンがホームズを犬から助けるシーンがあってそのときのワトスンのあまりのかっこよさにかなりほだされた記憶が…。あれを見たあと読み返してそんなシーン

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    2012年10月16日
  • シャーロック・ホームズの冒険【阿部知二訳】

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    ネタバレ

    全12編を収めた短編集。
    ~収録作品~
    *ボヘミアの醜聞*赤髪連盟*花婿の正体*ボスコム渓谷の惨劇*五個のオレンジの種*唇のねじれた男*青い紅玉*まだらの紐*技師の親指*独身の貴族*緑柱石宝冠事件*ぶなの木立ち

    今までまともに読んだことはないものの、聞いたことのある代表作がいくつも含まれていて、何て豪華な短編集。
    多くの人に読まれ、読んだことはなくともその名はあまりにも有名、名探偵の代名詞的存在。
    ミステリ好きで本屋に勤めているくせに、ようやく読んだ、彼の冒険のかけら。
    すっかり彼の語りに、所作に、夢中になってしまった。
    なんて、カッコいいんだろう。 
    カッコイイ!ホームズ!

    依頼人が事務

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    2012年01月24日
  • タイム・マシン

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    ネタバレ

    先に映画を見てしまい、がっかりした後に原作を読んだのだけど、なぜ映画化されたのか不思議。もちろん本で読むほうをオススメ。
    それにしてもよくあんなにも遥か未来に行くことを思いついたなぁ。地球が存在するかどうかすらわからないのに。突然宇宙空間に放り出されたらどうするつもりだったんだろう?

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    2012年08月30日
  • シャーロック・ホームズの冒険【阿部知二訳】

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    シャーロック・ホームズの第一短編集。はじめて読んだホームズシリーズでこの一冊をきっかけにホームズが大好きになりました。とくに面白いとおもったのは「赤毛連盟」「唇のねじれた男」「まだらの紐」。どれもさくっと読めるのでおすすめ。ホームズの言葉にも、心に残るものが多くあります。
    ▼ボヘミアの醜聞▼赤髪連盟▼花婿の正体▼ボスコム渓谷の惨劇▼五個のオレンジの種▼唇のねじれた男▼青い紅玉▼まだらの紐▼技師の親指▼独身の貴族▼緑柱石宝冠事件▼ぶなの木立ち

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    2012年10月02日
  • 恐怖の谷【阿部知二訳】

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    シャーロック・ホームズ最後の長編。シリーズの中で一番好きな作品で気持ちよく最後にひっくり返されます。あの種明かしのシーンは圧巻です。二部構成からなりとくに第二部が傑作。ただ、ホームズが出てこないんだよね・・・。すっと読めるのでおすすめ。 

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    2012年10月02日
  • シャーロック・ホームズの生還【阿部知二訳】

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    『空家の怪事件』

    『ノーウッドの建築業者』

    『踊る人形』

    『あやしい自転車乗り』

    『プライオリ・スクール』

    『ブラック・ピーター』

    『恐喝王ミルヴァートン』

    『6つのナポレオン胸像』

    『3人の学生』

    『金ぶちの鼻眼鏡』

    『スリー・クォーター失踪事件』

    『僧房荘園』

    『第二の血痕』

     2009年8月9日購入

     2009年8月13日初読

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    2009年10月07日
  • 回想のシャーロック・ホームズ【阿部知二訳】

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    『銀星号事件』

    『黄色い顔』

    『株式仲買店員』

    『グロリア・スコット号』

    『マスグレーヴ家の儀式』

    『ライゲットの謎』

    『まがった男』

    『入院患者』

    『ギリシア語通訳』

    『海軍条約事件』

    『最後の事件』

     2009年8月6日購入

     2009年8月9日初読

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    2009年10月07日
  • 緋色の研究【阿部知二訳】

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    わざわざ説明するまでもないシャーロック・ホームズシリーズの第1作。
    最初からホームズの推理に圧倒され、あっという間に事件が解決されていく。
    途中に犯人の物語が挿入されているところが斬新。
    ただ、訳に関してだが、ホームズがワトスンに丁寧語を使うことにはちょっと慣れない。

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    2009年10月07日
  • タイム・マシン

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    高校の頃に友人に強く薦められて読んだ本ですが、本当にすっかり魅了されてしまいました。
    タイムマシンの原点と言われるお話。
    こう言う事を一番始めに思いつく人の頭の中と言うのは、いったいどうして出来てるんでしょうか?
    スゴイの一言です。

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    2009年10月04日
  • シャーロック・ホームズの冒険【阿部知二訳】

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    いや〜面白いですね。
    事件の内容も面白いですけど、僕ゎシャーロック・ホームズ自身に魅力を感じました。
    一度読み始めると止まらなくなる本ですね。

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    2009年10月04日
  • 緋色の研究【阿部知二訳】

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    ホームズシリーズ第一作目かつ、ホームズとワトソンの出会いの作品。それまでホームズは“オールマイティーな紳士”のイメージがあったが、原作を読むと“自尊心の高い変わり者”感が否めない。でもなんら共通点のないワトソンとのコンビが、不思議な安定感をもたらしてくれる。因みに小生のシャーロック・ホームズ像はジェレミー・ブレット氏で定着している。

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    2009年10月07日
  • シャーロック・ホームズの冒険【阿部知二訳】

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    我々にとって、これは“聖典”である。
    ホームズ先生の手により解決された事件記録をDr.ワトソンが小説風にアレンジし短編形式で著述した物の第一集。
    短編形式だから誰にも読み易く、勿論、何処から読み始めてもいいと言う点で、宗教の聖典と同じである。
    これを読まずして何を読む。

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    2009年10月04日
  • シャーロック・ホームズの冒険【阿部知二訳】

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    中学時代からの愛読書。
    初めて読んだ本、とかそのくらいの勢いなのでは?
    そして、なぜかホームズは創元推理文庫で読むという、大した根拠もないこだわりがあります。
    (といって「四人の署名」は新潮社で読みましたが)
    シャーロックとワトソンのキャラクターがすごい好きです。
    なんだかこれ書いてたらまた読みたくなってきた・・・!

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    2009年10月04日
  • 緋色の研究【阿部知二訳】

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    「アフガニスタンからお帰りですか」「アフガニスタンへ行かれてたのですね」「アフガン軍人さんてわけだ」とにかく運命の出会いはここで。

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    2009年10月04日
  • 緋色の研究【阿部知二訳】

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    実家の本棚から発掘しました。(笑)
    謎解きはもちろん醍醐味の一つですが
    それだけにとどまらないのがいいです。

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    2009年10月04日