近藤隆文のレビュー一覧

  • 決定力を鍛える―チェス世界王者に学ぶ生き方の秘訣
    チェスの世界チャンピオンが語る、チェスから眺める勝利の法則。

    分析と想像と不断の努力、それが何よりも大事であるというのはどの分野でも同じであるということが示されていた。

    もう少し精読しないと、他のジャンルとの違いははっきり認識できないけど、もう少し問題意識が露になったらもう一度読んでみたいと思う...続きを読む
  • エブリシング・イズ・イルミネイテッド
    ホロコーストの話。こんな風な切り口でストーリーがそこにつながって行くとは思わなかった。

    悲しすぎてでもおかしくて、笑いそうになったり、涙がでそうになったり。電車の中で読んでいる時にそれを表情に出さないように堪えるのが大変だった。
    最初、これの洋書を辞書を引き引き読んでみようかと思っていたのだが、...続きを読む
  • BORN TO RUN 走るために生まれた ウルトラランナーVS人類最強の“走る民族”
    話が急に飛んだり、突然感情がドンって表現されるクセの強い独特の文体。有酸素運動してるときの頭の中に似ていると感じた。そして久しぶりに走りたくなった。2022年から始めた読書漬けの日々ももうすぐ一区切りだし、走りに行こうかな。
  • 決定力を鍛える―チェス世界王者に学ぶ生き方の秘訣
    ガルリ・カスパロフは、ユダヤ系のソ連人であり、15年もの間チェスの世界チャンピオンのタイトルを保持し続けた人物。その後、ソ連共産党員としてロシアでの政治活動にも従事。反プーチン派として活動していたが、スイスに亡命。

    1997年IBMのコンピューターディープブルーが当時の世界チャンピオン、ガルリ・カ...続きを読む
  • BORN TO RUN 走るために生まれた ウルトラランナーVS人類最強の“走る民族”
    シューズについて考えさせられた。それはよかった。
    ただ、海外の本は長い。物語が冗長なので、もう少しシンプルにまとめられる内容だと思う。
  • BORN TO RUN 走るために生まれた ウルトラランナーVS人類最強の“走る民族”
    【感想】
    「ジョジョの奇妙な冒険」の第7部「スティールボールラン」に、「サンドマン」というキャラクターが登場する。彼は「大地の俊足」という異名を持ち、一般の参加者が馬を使う中、「自らの足」でレースに参加、1stステージ優勝を果たす。
    サンドマンが馬より速いのは、彼だけが持つ特殊な走法が関係している。...続きを読む
  • ナチュラル・ボーン・ヒーローズ 人類が失った“野生”のスキルをめぐる冒険
    「Born to Run」よりも話が飛びまくり、うまくまとまらなかった感。ナチュラルムーブメントに関する個別のエピソードは面白い。著者も言っているように「私はふたつの本のアイデアのどちらかを選ぶか決められずにいた」のならナチュラルムーブメントに関してだけなら良かったのに。
  • 自閉症のぼくは書くことで息をする
    素直な言葉で書かれてるから、自然をとても愛しているということか良くわかります

    聞き慣れない植物や鳥の名前が沢山でてきて、どんなのだろうとけっこう調べました

    日記を本にするって勇気がいると思うんだよなぁ。私も日記を書いているけどとても誰かに見せられる内容じゃない

    自閉症っぽく見えない
    ~っぽいと...続きを読む
  • BORN TO RUN 走るために生まれた ウルトラランナーVS人類最強の“走る民族”
    超人的な走りを見せる登場人物たちに圧倒され、こんな世界があるのだと感じた。ランニングシューズが脚を弱くしているというのは衝撃を受けた。独特な言い回し、ジョークは頭に入ってこなかったが、全体として興味深い内容だった。
  • BORN TO RUN 走るために生まれた ウルトラランナーVS人類最強の“走る民族”
    ノンフィクションだけど、劇作っぽいかんじでハラハラするしワクワクする。

    ランニングシューズ無しで走るなど常識と思われているが、必ずしもそうではないっていうところが面白い。

    10年ほど前に発刊された本だったので、歴史っぽさあって自分にとっては苦手感もあった。
  • BORN TO RUN 走るために生まれた ウルトラランナーVS人類最強の“走る民族”
    この本は三つの物語で構成されています。
    タラウマラ族の秘術を探る話。ランニングシューズについてや人間の身体は走るように出来ていること。そして、ウルトラトレイルレースについての話です。
    どれも面白く読み進めるとどんどん引き込まれていきました。ぜひ、一度は見てほしい作品です!
  • BORN TO RUN 走るために生まれた ウルトラランナーVS人類最強の“走る民族”
    かつての人類は集団で獲物を遠巻きで長距離追い回し、皮膚で温度調節出来ない長距離走ることが出来ない動物をオーバーヒートさせて弱らせて狩っていたと言う説が面白くて印象に残ってる。
    逆に言うとそれ以外のセンテンスでは特段印象になこるようなことなかったな
  • ヒア・アイ・アム
    なかなか説明が難しい。
    ユダヤ系アメリカ人のブロック家。ジェイコブと妻のジュリア、3人の息子サム、マックス、ベンジー。祖父母のアーヴィングとデボラ。そして、ポーランドからアメリカに渡ってアメリカにおけるブロック家の祖となった曽祖父のアイザック。
    書店の書評だと「家族の崩壊と再生の物語」と一言で語って...続きを読む
  • ヒア・アイ・アム
    ポップで、お下劣ネタも多め。全く枝葉だけど、カート・コバーンって今はカート・コベインなのね? 

    次作は気候変動に取り組んだノンフィクションということで、読んでみたい。気候変動や環境問題は、小説界においても最早大きな潮流なのね。
  • BORN TO RUN 走るために生まれた ウルトラランナーVS人類最強の“走る民族”
    twitterのわたしのTLで話題になって他ので読んでみた本。わたしはランニングは全然しないんだけど面白かった。ちょっと走ってみようかななんて思ったくらい。
    人間に有酸素運動が必要というのは激しく同意。

    ところで、私は小学校1年生から4年生くらいまでほぼ裸足で走り回っていたので、その感覚が懐かしい...続きを読む
  • ものすごくうるさくて、ありえないほど近い
    ほとんど終わりまで来て、途中3年ほど積読したけど、先日やっと読み終わりました。ラストに近付くほどに悲し過ぎてつらかったのです。昔から夢の国だったりはたまた色々と問題を孕んでいたりしたけれど、口に出したり主張しないと伝わらない事がたくさんだけど、あの日から何か少し変わった、アメリカの想いを知れます。
  • 決定力を鍛える―チェス世界王者に学ぶ生き方の秘訣
    ビジネスマン向き。著者はチェスの元世界チャンピオンだが、チェスの知識が無くても読める。戦略的な思考方法について学ぶことができる。
  • 決定力を鍛える―チェス世界王者に学ぶ生き方の秘訣
    原著のタイトルはHow life imitates chess。
    和書のタイトルが出版当時の流行をとりいれた「~力」という少し安っぽいものになっていて、内容もある意味ありきたりなものかもしれないが、読み物として面白い。
    しかし、カスパロフの思考や生き方、チェスをimitateするのは難しいかもしれな...続きを読む
  • ナチュラル・ボーン・ヒーローズ 人類が失った“野生”のスキルをめぐる冒険
    連合国の対ナチス戦のクレタ島でのレジスタンスと英国軍の活躍とナチュラルな体の使い方の話をミックスした、Born To Runの再現バージョン。大本としては、ローカーボ、機械を使わない武術、ランニング、トレーニングの再発見があり、それとオーバーラップする形でクレタ島での地中海式ダイエット及びパンクラチ...続きを読む
  • ものすごくうるさくて、ありえないほど近い
    言葉遊び、文のレイアウトが凝っている。英語で読んだらもっといいんだろうなー。日本でいう震災前後はアメリカだと911前後なんだろう。