近藤隆文の作品一覧
「近藤隆文」の「BORN TO RUN 走るために生まれた」「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「近藤隆文」の「BORN TO RUN 走るために生まれた」「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
ぜひ最後まで読んで欲しい。
確かに本書の前半は冗長な語り出しで、
何が言いたいの?と疑問に思ってしまうのだが、そこでやめてはもったいない。
後半はややショッキングな内容。
そうか、これを隠すための、あえての自分語りだったのかな?
衝撃の内容?はここでは置いておくことにして、ひとつだけ。
太古の昔、人がまだ道具を使う前、どうやって獲物を仕留めていたのか?
それは走ること。
人間は草食動物よりも走ることに特化してる。複数人で協力して、1匹だけをとことん追い込む、そうすると必ず動けなくなって倒れ込む。そこを仕留める。
なんという原始的な方法。
だが人間が生き延びてきた進化の歴史を垣間
Posted by ブクログ
走るとすぐ足が痛くなる著者は、自問する。How come my foot hurts ― どうして私の足は痛むのか?スポーツ医学の専門家には「走るのは体に悪いから控えたほうがいい」と言われるものの、それに納得がいかない著者は、やがてメキシコの「走る民族」ことタラウマラ族の存在を知る──。
走るという人間の能力の謎、タラウマラ族の謎、そして超人的なランナーたちが繰り広げる過酷なレース。読み終えるころには「おれは走るために生まれた!」と(心の中で)叫びながら走りたくなる、そんな熱いスピリットあふれる良書。
■キーフレーズ
銅峡谷(バランカス・デル・コブレ) カバーヨ・ブランコ タラウマラ族
Posted by ブクログ
文字通り「ものすごくうるさく」て「ありえないほど」訳がわからなくて、1ページあたりの情報量が多い本書。今年の7月に神保町の書店、豊崎由美さんの棚でこの本を見つけた時は、その夥しい付箋や書込みの量に驚いたけれど読んでいる間は全然気にならず、むしろ赤くて細い線の文字や鉤括弧、棒線に励まされるような不思議な気持ちになった。もし、同名映画を観ていなかったら、そして実際に豊崎由美さんが所有していた本じゃなかったら途中でギブアップしていたかもしれないが、結末を知っているからこそ今のタイミングで読めて良かった。「圧倒的な力で襲いかかってくる歴史の悲劇に愛するものを奪われ、それでも立ち直ろうとする家族の姿」
Posted by ブクログ
人は走れるようにデザインされている
人間は靴なしで走れるようにできている
我々が街をランニングしたり、山を走ったりする時、最初に走り出した時は苦しいがだんだんと安定して走ることに集中していく。また走り終わった後には快感が残る。そんなところに我々に刻まれた、走る生き物しての原型の姿が残っているような気がする。
身体を最大限に生かして、驚くべき距離を走ることが当たり前の民族がいる。(タラウマラ族)
狩りをするときに、動物を何時間も走って追い詰めて狩る民族がいる。(長距離ハンター、アニマルトラッキング、アフリカ ブッシュマン)
現在のランニング界は、その人たちから学ぶべきもの(走り方、食べ物、