近藤隆文のレビュー一覧
-
-
Posted by ブクログ
意識せずともしている「呼吸」をテーマにした本。
健康的にかつ、意識して、伝統的な呼吸法や鼻呼吸を導入することで、健康リスクを減少させ、健康寿命を延ばすと主張。
日本においても6世紀頃から伝来し、明治時代に健康ブームで鼻呼吸の重要性が挙げられ、現代においても国内外問わず、呼吸の重要性を再認識している。
耳鼻科に行けば、鼻呼吸の重要性は幼児期、児童期から医師から教わることもあるだろう。
だが、意図せず、口呼吸をしてしまう場合も多分にあり、感染症リスクやいびき等の睡眠障害へ心身へ負荷があるのだろう。
健康的な生活を送る上で、改めて再意識したい呼吸の本である。 -
-
-
- カート
-
試し読み
Posted by ブクログ
出だしはカバーヨ・ブランコを探すために冒険家さながらの経験をした著者の体験談から。物語風の始まり方でなかなかおもしろそうだぞ、と思った。
しかし、まぁ、長い。タラウマラ族のことを知るためにカバーヨ・ブランコを探すのですが、タラウマラ族がいるとされるメキシコのバランカス・デル・コブレがどんなに秘境かの説明なんか、なっが(長)!と思ってしまいました。するとすると、この書き方はこの後もずーっと続くのだと思い知ることになります。話の主軸だけ書いても貧相でつまらなくなるから、たまには装飾とか、脇道に逸れた話も、主軸を膨らませたり、興味を引くために必要だとは思いますが、それが長いのなんの。(最近、たまに -
- カート
-
試し読み
-
Posted by ブクログ
ガルリ・カスパロフは、ユダヤ系のソ連人であり、15年もの間チェスの世界チャンピオンのタイトルを保持し続けた人物。その後、ソ連共産党員としてロシアでの政治活動にも従事。反プーチン派として活動していたが、スイスに亡命。
1997年IBMのコンピューターディープブルーが当時の世界チャンピオン、ガルリ・カスパロフを破った事で、チェスにあまり興味がない日本でも知られた存在に。確かに、日本ではチェスは然程ポピュラーなゲームでは無い。
本著はこうした政治思想にページが割かれるのではなく、盤を挟んで対峙する真剣勝負への心構えについて、自己啓発本のような仕立てが構成される。事前準備が重要だとか、世界で活躍す -
- カート
-
試し読み
-
- カート
-
試し読み
Posted by ブクログ
【感想】
「ジョジョの奇妙な冒険」の第7部「スティールボールラン」に、「サンドマン」というキャラクターが登場する。彼は「大地の俊足」という異名を持ち、一般の参加者が馬を使う中、「自らの足」でレースに参加、1stステージ優勝を果たす。
サンドマンが馬より速いのは、彼だけが持つ特殊な走法が関係している。走る時に踵が地面に一瞬しか触れず、着地の衝撃がつま先に移動する。その衝撃を利用し、地面を蹴り前に進む。普通の人間は衝撃のエネルギーが膝に蓄積するため、足にダメージや疲労が貯まってしまう。しかしサンドマンは足の前方に衝撃を逃し、地面との反発に再利用して加速を行う。これが馬をも超える走りを可能とするメカ -
-
- カート
-
試し読み
-
- カート
-
試し読み
-
- カート
-
試し読み
-
Posted by ブクログ
連合国の対ナチス戦のクレタ島でのレジスタンスと英国軍の活躍とナチュラルな体の使い方の話をミックスした、Born To Runの再現バージョン。大本としては、ローカーボ、機械を使わない武術、ランニング、トレーニングの再発見があり、それとオーバーラップする形でクレタ島での地中海式ダイエット及びパンクラチオンに代表される古代からの体の使い方がいかに優れているかという話。
ナチュラルトレーニングについては今でもある情報ではあるが、クレタ島でのレジスタンスの話は全く知らなかった。ロシア、アフリカでナチスが戦線を張っているのを妨害する形で兵力がゲリラ的な力を有する小さな島に分散されてしまっていた(ナチスに