近藤隆文のレビュー一覧
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出だしはカバーヨ・ブランコを探すために冒険家さながらの経験をした著者の体験談から。物語風の始まり方でなかなかおもしろそうだぞ、と思った。
しかし、まぁ、長い。タラウマラ族のことを知るためにカバーヨ・ブランコを探すのですが、タラウマラ族がいるとされるメキシコのバランカス・デル・コブレがどんなに秘境かの説明なんか、なっが(長)!と思ってしまいました。するとすると、この書き方はこの後もずーっと続くのだと思い知ることになります。話の主軸だけ書いても貧相でつまらなくなるから、たまには装飾とか、脇道に逸れた話も、主軸を膨らませたり、興味を引くために必要だとは思いますが、それが長いのなんの。(最近、たまに -
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ガルリ・カスパロフは、ユダヤ系のソ連人であり、15年もの間チェスの世界チャンピオンのタイトルを保持し続けた人物。その後、ソ連共産党員としてロシアでの政治活動にも従事。反プーチン派として活動していたが、スイスに亡命。
1997年IBMのコンピューターディープブルーが当時の世界チャンピオン、ガルリ・カスパロフを破った事で、チェスにあまり興味がない日本でも知られた存在に。確かに、日本ではチェスは然程ポピュラーなゲームでは無い。
本著はこうした政治思想にページが割かれるのではなく、盤を挟んで対峙する真剣勝負への心構えについて、自己啓発本のような仕立てが構成される。事前準備が重要だとか、世界で活躍す -
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【感想】
「ジョジョの奇妙な冒険」の第7部「スティールボールラン」に、「サンドマン」というキャラクターが登場する。彼は「大地の俊足」という異名を持ち、一般の参加者が馬を使う中、「自らの足」でレースに参加、1stステージ優勝を果たす。
サンドマンが馬より速いのは、彼だけが持つ特殊な走法が関係している。走る時に踵が地面に一瞬しか触れず、着地の衝撃がつま先に移動する。その衝撃を利用し、地面を蹴り前に進む。普通の人間は衝撃のエネルギーが膝に蓄積するため、足にダメージや疲労が貯まってしまう。しかしサンドマンは足の前方に衝撃を逃し、地面との反発に再利用して加速を行う。これが馬をも超える走りを可能とするメカ -
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著者は元チェスの世界王者。チェスは思った以上に人間臭いところがあるようで、興味深かったです。例えば、試合は1対1で戦うものの、それまでチームで相当相手の研究をして試合に臨むらしいです。やはりそうした準備が大切なのだと。他にも盤上に流れる時間、それぞれの駒のその瞬間の質を把握する、プレッシャーにさらされる経験を積む、チャレンジする気持ちを持つ、全ての手を読むというよりは、中盤、終盤にこのような展開にしたいとイメージしながら戦う、などなど、チェスから得られる、人生・ビジネスに活かせるヒントをまとめています。
(コンピューターに比べて)「私たちの最大の強みは、パターン、方法、情報を吸収して合成する能 -
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人間は暇つぶしの方法を見つけるのに素晴らしい創造性を発揮する。真の戦略家が輝くのはこんなときだ。戦略家は前進するため、立場を強めるため、避けられない争いに備えるための手段を見つける。忘れてはならない。争いは避けられないのである。67
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もっとも適任の候補者がかならず当選し、もっとも洗練されたソフトウェアがいちばん売れる。客観性を前提とするこの夢の世界は、競争の激しい環境の複雑さを見落としている。あることをする権利を自分はもっていると思った瞬間、それを失う機は熟し、より懸 -
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・戦術とはすることがあるときに何をすべきか知ることであり、戦略とはすることがないときに何をすべきかを知ることである。
―サヴィエリ・グリゴリェーヴィチ・タルタコワ
・ライト兄弟は彼らの創作物が秘める可能性を想像できず、飛行力を商業や軍事上の目的に利用するのは別の人間に託されたのだった。
・きわめて優れた構想も、一度の戦術的過ちで台無しになりかねない。長期的に見てもっと危険なのは、悪い戦略がよい戦術やまったくの幸運のために成功するケースだ。一度はうまくいくとしても二度起きる事はめったにない。だからこそ、成功にも失敗と同様に厳しく問いを投げかける事が重要である。
パブロ・ピカソはそれを看破し、