近藤隆文のレビュー一覧
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筋膜、大事。
訳文は相変わらずの散文的、読み進めるのは、ウルトラマラソン並みの忍耐と辛抱が必要。Posted by ブクログ -
かなり文学的な感じ。視覚的な工夫がしてあり、写真も込みで1つの作品といった感じ。
大人の恋愛小説とも言えるかも。Posted by ブクログ -
難しかった。多分原文(英文)で読んだほうが理解しやすかったんじゃないかな。
9.11は他人事のようで実は違う。
最後の展開が印象的だった。Posted by ブクログ -
父親を亡くした少年オスカーが
部屋から見つけた鍵を持って
何処のための鍵なのかを探す。
本の要所要所に 視覚からも楽しめる工夫
写真だったり カラーだったり
文字ですら その心情を表すが如く
視覚に訴えてくる
これはさ、もう 手にとるしか
頁を捲るしか ないでしょ...続きを読むPosted by ブクログ -
最初は訳がわからず辛かったが、後半の滑らかな話の繋がりが美しく、夢中で読んでしまったよ。
映画も観てみたい。Posted by ブクログ -
コンピューターは役に立たない。答えを教えてくれるだけだから。 肝心なのは問。
信頼せよ、しかし検証せよ。ロナルド・レーガン
同じ誕生日の組が出来上がる可能性は、55人で99%
→直感に反している
準備する、勤勉という才能
成功は未来の成功の敵Posted by ブクログ -
映画を見たあとでこれを読んだが、成功作とも思えない映画に比べても小説は遥かに凡庸
こけおどしの写真や印刷になんらかの感慨受けるなら、よっぽど退屈な人生送ってきた読者さんなのですねとしか言えないPosted by ブクログ -
911で父親を亡くしたオスカー少年。クローゼットの花瓶から1つの鍵を見つけ、父親のことを知るために鍵に合う鍵穴を探し始める。そのオスカー少年と、祖母、祖父のお話。
翻訳本独特の読みにくさに負けそうになったけどそれでも最後まで読めたのは、家族の死をどう受け入れてどう生きていくのかを感じられるからかも...続きを読むPosted by ブクログ -
祖父のルーツをたどるためにウクライナを訪れるジョナサン(作者自身をモデルとした人物)と、道案内役である少年アレックス(通訳)とその祖父(運転手)の3人が「トラキムブロド」という村を探すロードムーヴィー的な物語と並行して、1791年にはじまる「ジョナサン」の血族史が語られる。
アレックスからJ.S....続きを読むPosted by ブクログ -
3人の語り手による一人称語りが交互に挿入される手法は、近年の日本の小説でも伊坂幸太郎らが盛んに取り入れている手法だ。一見異なる世代、異なる時制の話が一点に収斂していくのもまた然り。
おそらくは発達障害的背景を持つオスカーは、9・11という唐突な事象により父を失うという事実を論理的に受け入れられ...続きを読むPosted by ブクログ -
それぞれのパートが最初は分からず
混乱しましたが以外にするっと読めました。
装丁や写真も私は気にならなかったですが、
駄目な人は駄目かもしれません。Posted by ブクログ -
著者は元チェスの世界王者。チェスは思った以上に人間臭いところがあるようで、興味深かったです。例えば、試合は1対1で戦うものの、それまでチームで相当相手の研究をして試合に臨むらしいです。やはりそうした準備が大切なのだと。他にも盤上に流れる時間、それぞれの駒のその瞬間の質を把握する、プレッシャーにさらさ...続きを読むPosted by ブクログ
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高校生の課題図書。911で父親を失った少年、ドレスデン大空襲、ヒロシマ。きっと人間の頭のなかってこんな風にとっ散らかっていて、収集がつかないんだろうけど、こういうのは苦手。ライ麦畑で捕まえてを読んだ時みたいな、わからない感を残した。後から、思い出して、また何回か読んでみて、何となくわかって行くのかも...続きを読むPosted by ブクログ
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オスカーの視点、祖父から父への手紙、祖母からオスカーへ、と3つの主観による描写が繰り返されながらストーリーが進んでいくのですが、
誰から誰に対しての描写なのか?を早めに把握しないと
とても読み難い内容でした。(今回は、 2回読み返すことに。)
ヴィジュアルライティングを楽しむためにも、
ストーリ...続きを読むPosted by ブクログ -
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人間は暇つぶしの方法を見つけるのに素晴らしい創造性を発揮する。真の戦略家が輝くのはこんなときだ。戦略家は前進するため、立場を強めるため、避けられない争いに備えるための手段を見つける。忘れてはならない。争いは避けられないのである。67
―...続きを読むPosted by ブクログ -
・戦術とはすることがあるときに何をすべきか知ることであり、戦略とはすることがないときに何をすべきかを知ることである。
―サヴィエリ・グリゴリェーヴィチ・タルタコワ
・ライト兄弟は彼らの創作物が秘める可能性を想像できず、飛行力を商業や軍事上の目的に利用するのは別の人間に託されたのだった。
・きわめ...続きを読むPosted by ブクログ -
天才チェスの小話やエピソードがいろいろ出てくる知らない世界。
戦略的思考など、多くの経営者が読まれている一冊。勝負の世界での孤独との戦いを思わせる。Posted by ブクログ -
27歳のジョナサン・サフラン・フォアが書いたデビュー作。ユダヤ人の彼が先祖の村を探しにウクライナへ行く旅を描いたもので、本人も本名ででてくるけど、自分自信の内面のことはあまり興味がなかったみたい。主題はジョナサンのずっと遠い祖先である人々のこと。そしてウクライナの村の1804年のこと、1934年のこ...続きを読むPosted by ブクログ