田村由美のレビュー一覧

  • ミステリと言う勿れ 6

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    主人公は、しゃべる。この作品の特徴は何かといえば、とにかく探偵役が喋り倒すことだろう。
    なぜ彼はしゃべるのか。理由の一つは、ワトソン君がいないから。思えば、探偵小説におけるシャーロックホームズスタイルの発明は偉大だった。ワトソン君は、事件の説明をし、いろいろわからないところを見せてホームズの引き立て役になり、ホームズが喋らなくてもいいようにする。
    本作の主人公が喋り倒す他の理由としては、やっぱりこの作品がミステリと言うより他に言いたいことがある、ってことなんだろうと思う。

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    2025年01月12日
  • ミステリと言う勿れ 7

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    ネタバレ

    雪の別荘というよくよく見慣れた舞台で繰り広げられる、ちょっと変わったミステリー(?)。
    整の恩師の登場に、新たな友達候補?レン君に俄然興味。
    先生がいるからか、整のしゃべくりもおとなしかった?

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    2025年01月12日
  • BASARA 9

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    ネタバレ

    今帰仁が更紗の仲間を探しているからと声をかけてくれるのが、
    すごくまともな人でほっとする。
    今帰仁か兄が犯人かとハラハラしながら読んでいたが、
    兄が思っていた以上に日本とズブズブで
    沖縄を守るつもりも無いとは。
    無血開城したところで、征服されないとは限らないのに。

    朱理との再会が劇的。

    国の未来を築くのは母親。
    男の揚羽がこれを言えるのは良いな。
    憎しみは続かないとも言えないと思うが、
    憎しみでは何も作れないのはその通りだと思う。
    少なくとも良いものは生み出せない。

    朱理が大統領を助けに向かい、
    沖縄を守ると宣言したところは初めて
    心底恰好良いと思えた。
    ユウナも恰好良い人だ。

    白虎の

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    2025年01月03日
  • BASARA 8

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    ネタバレ

    最初から運命の子は更紗だったか。
    お母さんの決意が辛い。

    サカキがずっと良い人だっただけに悲しい展開。
    こういうことがあるから幕末以前の日本では、妻子が
    足手纏にならないように自死していたのだよなと思う。

    朱理がこうすれば女はみんな喜ぶ、と言うのがただただ気持ち悪い。

    何故襲ってきたのが浅葱ではないかと思っているのに
    仲間においておくのだろう。
    追い出すなり拘束するなりした方が良いし、せめて誰かに相談するべきだ。

    多少都合が良すぎるが、沖縄に辿り着く更紗。
    朱理とふたりで話せるのだろうか。
    ふたりはこの苦難を乗り越えて成長することができるだろうか。

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    2025年01月01日
  • BASARA 7

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    ネタバレ

    浅葱がいきなり村人に斬りかかるのに驚く。
    その場で切り捨てて自分たちの潔白を示した方が
    良いレベルの行為だと思う。
    なのにこの男の持っている薬を使って
    この男の策に乗るなんて可笑しい。
    しかも礼を言うなんて信じられない。

    那智と聖は好きなキャラだ。

    誰も仲間を死なせないというのは理想だが、
    目をやられてろくに見えないのに戦地に戻る大将はとても迷惑だ。
    その愚かな行為のせいで聖たちが危険にさらされているのに自覚がなさ過ぎる。
    結果助けることができて聖たちも無事だったから良いものの。

    朱理が兜も無しに近くを通ったのに、丁度更紗の目が見えないせいで正体に気付かない、
    という展開はうまい。

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    2025年01月01日
  • BASARA 6

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    ネタバレ

    浅葱が叫んだくらいで浅葱の味方をする茶々たちが信じられない。仲間はどっちなのか。
    ハヤトもあっさり懐柔されて。
    そんな人たちよりナギと角じいを信用するのは当たり前では。

    母親を自分で助け出す、ではなく相談しろよと思う。
    揚羽にアドバイスももらったのに。

    占いの件も不穏だ。

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    2025年01月01日
  • BASARA 5

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    ネタバレ

    現代の様にドローンやネット環境も無しに、
    沿道を全部見張って惨劇を王が見守るのは難しいと思うのだが。
    どういう仕組みなのだろう。
    無理矢理入れられる奴隷は兎も角として、
    毎年参加者が戻らないレースに参加したがる人がいるのも何故なのか。
    マントを盗んで気球を作っているのに止めないなんて
    何のために囲んでいるのだろう。

    洪水が起こるのはおかしいのではと思ったら
    それまで人為的にしていることだとは。
    朱理の言葉が更紗に聞こえないのがまた心憎い展開。

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    2024年12月30日
  • BASARA 4

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    ネタバレ

    松代が何故タタラがここに居ると思い、
    何故揚羽がタタラの仲間だと思ったのか。
    明らかに怪しいのに行かせるべきでは無いと思うのだが。

    ハヤトはよく弓を射った。男を見せたと思う。
    前に砂漠を走った時は自分の存在が軽くて、
    今は重くて辛いという対比が良い。
    泣くハヤトに、でもそのお陰でタタラは生きていると答える更紗。
    どちらが正しいではなく、ただただ事実がそうなのだ。

    朱理と旅をする事になるのは面白い。
    蒼の王は随分と横暴なようだが、ふたりはどう切り抜けるのか。

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    2024年12月30日
  • BASARA 3

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    ネタバレ

    角じいに再会できたのは嬉しい。
    下戸なのに更紗を庇う姿が恰好良い。

    更紗が「怖くないものは少ししかない」と言うのが
    正直で真剣で良い。

    茶々も恰好良いな。

    見張りに気付かれず鮫を倒して隠れ蓑にし、
    30分も泳ぐなんて息継ぎはどうやっているのだろう。
    展開として綱渡りが続くのは面白いが
    無謀というか主人公補正があっても無理としか思えない
    ことばかりに思える。
    船の横っ腹に穴を開けて部屋の中から大砲を撃つのも随分思い切ったものだし、
    本物の刀でも折れる時は折れるのになと思う。

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    2024年12月30日
  • BASARA 2

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    ネタバレ

    赤の王の残虐行為が彼の理想とどうも結びつかない。
    良い国にしようとしているのにどうしてなのだろう。
    タタラが邪魔者だと誰かに吹聴されているのだろうか。

    マリオは子どもとは言え駄目なことばかりするなぁ。
    そのせいで目をつけられて見張りもついてる筈なのに、
    暗転中だからと言って何故逃げおおせるのだろう。
    ざる過ぎる。
    馬と鳥という野生動物が、危険を察知した上で
    よく更紗についてきてくれるなと思う。

    ハヤトも正直イラッとするが、大人に騙されるほどの年齢ということなのだろう。
    何故こういった非道なやり方をするのだろう。
    それで民がついてくる国が作れるとは思えないが
    何が目的なのだろうか。

    突然マ

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    2024年12月30日
  • BASARA 1

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    ネタバレ

    名前は知っていたが初めて読む。
    あるあるかもしれないが、熱い始まりだ。

    壮大なファンタジーと思って読んでいたので
    唐突な日本地図やファーストキスなどの現代語には
    ちょっと面食らう。

    まーくんのお母さんは息子が身代わりにされたのに
    更紗のこともちゃんと覚えていてお墓を作ってくれる
    純朴な優しさが見ていて辛くなってくる。
    身分が上過ぎて誰も顔を見たことがないのならまだしも
    いくら双子とは言え背格好も声も違うのに
    更紗だと本当に気付いていないのだろうか。

    タタラほどではなくとも英才教育は受けていたはずで、
    牛を用立てて貰って刀を取り戻すのは成程と思ったが
    柚香たちを取り戻そうという時にはさした

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    2024年12月30日
  • ミステリと言う勿れ 後編

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    原作コミック、テレビドラマ、映画からのノベライズ本。
    俳優さんたちの姿を思い出して読むのも臨場感が増していいね。
    ラストに整くんと我路くんが再会。
    この2人の絡みが好き。
    コミックはまだまだ続いているーー積読中

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    2024年10月31日
  • ミステリと言う勿れ 1

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    旅先で泊まったホテルのラウンジに漫画コーナーがあり、そこで読んでみた。ユニークな主人公で、続きが気になる。

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    2024年10月20日
  • ミステリと言う勿れ 14

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    整君の出番があまりないのにも関わらず活躍するという面白い話。トンネルで事故と事件が一緒になるの怖いな…

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    2024年09月17日
  • ミステリと言う勿れ 14

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    air整くんが面白かった
    こんな登場の仕方があるのかって

    乙部刑事の話は自分にも多少は覚えがある
    デリカシーがないとか
    喋りすぎとか
    時代遅れとか
    褒めてるつもりが相手を傷つけてるとか

    うーん難しい世の中です
    つまり自分がやっぱり時代遅れということか

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    2024年08月29日
  • ミステリと言う勿れ 14

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    毎回ながら…前巻までの記憶が
    曖昧になっちゃうからまた復習してから
    読みました

    まさかのエア整くんで、
    そーかーと思ってたら最後に整くんの
    バックグラウンドに関係ありそうな
    なにか香りが…

    そして、相変わらず、
    はっとする気づきが満載

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    2024年08月12日
  • ミステリと言う勿れ 14

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    ネタバレ

    池本刑事のトンネル崩落事件の開始〜完結までと、学校の怪事件編の導入までが収録された第14巻。
    池本刑事の思い浮かべる久能くんは再現度が高過ぎてちょっとチート気味。けれど例えば「年を取るとその人の本質が出てくる」という説に対する(想像上の)久能の台詞、
    「もしそういう性格を自覚して」「直したい 押えたいと思ってきたんなら」「努力してそうしてたんなら」「そう思う そっちの方が」「その人の本質なんだと 僕は思います」
    なんかは格好良い。
    久能がそうやって、日常のすれ違いや飛びつきがちな言説の前で立ち止まって考える癖を、周りの登場人物に与えているのだとしたら、それも作品の主題のひとつなのかもしれないと

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    2024年06月30日
  • ミステリと言う勿れ 14

    mu

    購入済み

    不思議

    エア整くんって何だ。つまり池本氏がしゃべってたってこと?不思議。怪しい心理の人といい天達先生といいガロくんといいどこに向かって行くんだろう。

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    2024年06月20日
  • ミステリと言う勿れ 14

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    ネタバレ

    大隣署の池本刑事は、妻子と妻の実家に向かう途中、土砂崩れでトンネルに閉じ込められる。
    トンネル内には複数の男女が取り残されていて、しかも一人は不審死。
    この中に犯人が?池本は静かに観察を始める。

    池本さん編。すっかり整くんが憑依していて、大丈夫かー!という気持ちにもなるけど、彼の成長ということなのか。。。
    トンネル内の事件が大隣署管内で起きた強盗事件とリンクして、大隣署の面々も動き出す。
    またもやantもチラチラするし。
    トンネルの話はブラックジャックを思い出す、あの話は心に深く刻まれてる感じ。

    そして、まさかの鳴子さんとのつながり!
    ライカさんの旅立ちも近そうだし、モモ先生の登場も静かに

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    2024年06月18日
  • ミステリと言う勿れ 14

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    ネタバレ

    6/10→6/12

    episode18 缶詰の白黒
    episode18-2 小豆の童謡
    episode18-3 王と王妃の腹づもり
    【幕の内】-なんでもない日-
    episode19 見学はほどほどに

    おまけのたむたむたいむ

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    2024年06月30日