石据カチルのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
古妖精病発症者に覚えられてるってことは相手にとって自分は一番ではないのがあからさまにわかるのつらいな、忘れられてる方も覚えられてる方もつらいのかこれ。
本当にこんな病の患者量産してても空挺都市維持していかなきゃいけないんやろかって思う。古妖精の末裔という方々の命削ってるのもあるけど。
一旦忘れても、一番の親友レベルまでいかなかったらまた覚える事はできるのかな…忘れられた方はそれでも良いからって思ってしまうのつらい。
弑名さんも茉莉花さんもなんかいろいろ抱えてそう。抱えてない人いないけど。。
帯の!表紙めくったとこ!!カチル先生による『BASARA』の揚羽じゃないか……高まりました。ありがとうご -
購入済み
好みのキャラ
絵柄がすごく好みだったのと、世界観が気になったので1巻のみ取り敢えず購入しました。思った通り絵柄がとても綺麗で(男性キャラが特にかっこいいです)特に崩れることなくお話が進められており、色々と細かな設定もあるようでこれからどう展開していくのか楽しみです。
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無料版購入済み
残虐な葦の国王
葦の国(悪しの国)と呼ばれる、人とは異なる不老長寿の国。
人の国は、50年毎に葦の国王に捧げる娘を送りだすが、とんでもない残虐な王だった。
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購入済み
とてもシリアスです
ストーリーは非常にシリアスですが、思わず引き込まれる世界観がありました。
我々人間とは違う種族に生け贄のように差し出されたヒロインは、その種族と人間のハーフでありどちらからも疎まれる存在なのですが、純粋でとても謙虚な女性でした。
ヒーローの王様はものすごく傲慢で、もしこれが人間の王だったら最低最悪だと思ったでしょうが、人間の上位種とも言える種族の王であり神にも等しい存在だと思うと、「ヒロインへの仕打ちがひどい!」と憤りながらも思考や行動は納得できました。
とてもハラハラする場面で終わっていますが、長らく続編が出ないのはとても残念です。 -
Posted by ブクログ
世界観が素晴らしい!!「もし絵の中の人が実際に生きて、動いたり考えたりしていたら…?」という子どもの頃の空想が実現した話。
「あなたは絵に描かれただけのもので、私達のいる次元にはこの街しかありません。街の外のことはすべて設定です」なんて言われたら、そりゃ絶望するわ~。読み始めは、主人公以外イカレた奴ばっかで驚いたが。
そんな絵に描かれた範囲=箱庭が、「描かれたそのまま」から脱して設定が現実に存在するようになり、まがりなりにも一つの世界になるのが壮大でいい。「世界の成り立ちを問う」タイプのファンタジー。
現実の世界だって、宇宙は「閉じてる」から、世界はその外に無限にある(『百億の昼と~』)って考 -