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「楽しみな新人が登場した」/朝日新聞(2009.1.4付)で大絶賛!
第2回小学館ライトノベル大賞ルルル文庫部門ルルル賞受賞作!
ドラマッチックで練られたストーリーは読み応えたっぷり!
クーデターから一人逃れた王女の運命は!?壮大なクラシカルロマン開幕!
理工学に興味を持つ風変わりな王女クエルヴァ。ある夏の夜、家族と乗った船上でクーデターが起こる。ただ一人逃れた王女は、ルチアと名を変え、様々な助けを借りながら家族と国を救うためクーデターの真相に迫るが?
※この作品は底本と同じクオリティのイラストが収録されています。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
最近のティーンズ文庫の文章レベルの低さと内容の独自性のなさにうんざりしていたものの、それでも賞を得たからには何か一つくらいは読み応えのあるものが見つかるはず…と思い、駄目元で手を出した一冊。
最初はどうもティーンズ文庫らしくない展開だなと思っていたけれど、これは間違いないなかった。
少女向けの割には(ストーリー的に)どうしても恋愛要素が薄いのは否めないものの、主人公が自分の持てる力でどう相手に立ち向かうのか、そして微弱ながら要所要所でその持てる力の使いどころを間違えないので、展開を期待はすれど興ざめすることなくページをめくることが出来た。
レーベルの認知度の低さのせいかなかなか手に取りにくいかもしれないけれど、携帯小説のような簡単な中身でなくしっかりとした設定と文章力、そして飛躍しすぎない「本当にあるかもしれない」ドラマチックな展開を求めているならお勧め。
Posted by ブクログ
面白かった…。やや話が上手すぎたり、荒削りな部分はないとはいえない。作中の時間軸で絶望的な悲劇が起こるわけでもないし(まあ、ルチアにすれば充分絶望的な状況かもしれませんが…)でも、この素材をこのレーベルでこれくらい書けたらもう合格点でしょう。
主人公はありがちな姫モノの姫さま方とは違って、聡明だけど「だんまり姫」とあだ名されるほど控えめ、そして理系の王女さま。でもそれが、ただの奇をてらった設定なのではなく、物語としての必然性を帯びたものだというところが上手い。何より嫌みでなく、非常に好感が持てる。
甘さは限りなく控えめ。そこが受けいれられるかでこの作品が楽しめるかが決まるかも。恋愛恋愛するよりもしっかり自分のやるべきことを見つめる展開は好きだけど、もう少し甘くても良かった…せっかく素敵な青年が目白押しなので。正ヒーローはアギラスかと思いますが、やはりイロンデルは人気ですね(笑)個人的にはヘリファルテをラストに出してほしかった…再会を示唆する終わり方でしたが。
表紙絵も世界観によく合っていて良かった。
レーベルを感じさせない面白さでした。
Posted by ブクログ
第2回小学館ライトノベル大賞ルルル文庫部門ルルル賞受賞作。
ルルル編集長が言った「全体に、話が似通っている印象を受ける。もっと身近なファンタジーがあっていいし、時代物のファンタジーがあってもいい。ミステリー調の物だって、ぜひ読んでみたいところ。」という言葉にうなずける作品。
少女向けでよくこんな硬派な作品書いたよなー、と作者の勇気に驚き。
あとがきにも書かれてあるとおり、映画のようなストーリー展開で、主人公の気持ちがあまり描かれてなくて、いまいち共感できないところがネックといえばネック。
でも、ストーリーが気になるので、ぐいぐい読めちゃいました。
キャラもいいのですが、登場人物が多すぎて、収拾つかない感じもしました。
選評によると「構成、文章力ともに秀逸でしたが、対象年齢が少し高いこととロマンス不足のため、残念ながら大賞に至りませんでした。 」
やっぱりルルルは恋と冒険、両方ないとダメなんだね!
恋愛描写を頑張らなくちゃ!
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