海野十三のレビュー一覧
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幅広いバリエーションに富んだ作品集。これだけあれば、必ず1つくらいは気に入るものがあるのではないだろうか。私は「省線電車の射撃手」が結構気に入った。青空文庫でほとんどが読めるので、そこで読んでみるのもおすすめ。Posted by ブクログ
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ちくま文庫の怪奇探偵小説傑作選〈5〉海野十三集―三人の双生児を分冊して、再刊したもの。ちくま文庫版も持ってますが、もちろん買いました。内容はもちろん素晴らしいです。Posted by ブクログ
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非科学的な科学小説。ナンセンス。ありえないような記述もありますが、クスクス笑いながら読める方にはおすすめです。とにかく、文章がおもしろいんですネ。ある意味衝撃のラスト!Posted by ブクログ
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実写の映画では表すことのできない素材であるがゆえに、古い作品ながら心地よい緊張感をもって読むことができる。惜しむらくは前半部分にもっと透明人間であることの快感が書かれていたら感情移入できたと思えるのが残念だった。
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海底軍艦等のSF作家としても知られる作家の敗戦までと敗戦後の身辺雑記的日記。戦前で一般人よりも多く科学的知識をもつ人の感覚が、冷静に自分の言葉で語られており、今読んでも考えさせられる。Posted by ブクログ
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青空文庫で本書収録の三人の双生児読んだ。
結構グロい話で、当時からすると、かなり衝撃的な内容だったのではないかと思う。
海野十三さんは、十八時の音楽浴といい、結構当たりかも知れない。Posted by ブクログ -
うはぁ、グロかった(笑)。
海野十三は理科系技術者で、日本SFの元祖と呼ばれた人ですが、
なんつーか、コレ(^_^;)。
一言で言ってエログロ・ナンセンス、ですね、月並みですけど。
江戸川乱歩が好きだったらOKかと思いますが、
more grotesque ですわなぁ。
どっちかと言ったら私としては...続きを読むPosted by ブクログ -
戦前の帝都東京を舞台にしたミステリー短編集。
昔の小説という感じはさすがに否めないが、雀荘の雰囲気、恵比寿や目黒ですらうら寂しい感じ、井戸に旦那を放り込んでしまう感じ、会話のテンポ感など、随所に漂うレトロ感や当時の空気感が何とも言えず味わい深い。
Posted by ブクログ -
『蠅男』作品の構図は怪人vs名探偵なので、いわゆる明智と二十面相のアレと似てる感じなんだけど、SF畑も範疇の海野十三ならではの展開で面白いですね。
『暗号数字』『千早館の迷路』、短めのショートショート風味の『街の探偵』『断層顔』とどれも楽しめました。今読むとレトロなSFチックなところ、それが良い。Posted by ブクログ -
『十八時の音楽浴』がお気に入り。ラストの展開に圧倒。美しい。タイトルになった『火葬国風景』はアノ超展開に思わず声が出た。もっと続きが……(笑)
本書は『貘鸚』よりSF色が強いのでそちら方面のジャンルが好きな方にも読んで貰いたい作品集ですね。Posted by ブクログ