向坂くじらのレビュー一覧

  • いなくなくならなくならないで

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    本の雑誌界隈から。なんとなく、ホラーとかSF寄りの始まり方をするんだけど、そこは主題ではないどころか、なんならどちらでもよく、語られるのは居場所の物語。

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    2025年11月26日
  • 踊れ、愛より痛いほうへ

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    実家の庭に張ったテントでたてこもり生活をしている二十歳のアンノ。
    母親に対してわりと一方的な確執を抱きつつも実家を離れることはしないあたりが、彼女の未熟さを粒立てていて面白い設定だなと思った。
    アンノは、付き合っている明宏の祖母である"あーちゃん"の家に明宏と別れてからも出入りしていて、自分の本の置き場所としても利用させてもらっているが、やがてあーちゃんの半ば強制的な引っ越しや、自宅の庭を駐車場にするためのテント立ち退き問題などが起きて、不満と安寧の生活はやがて終わりを迎える。
    俗に言う「キレる」に似た感情を「割れる」というオリジナルの表現にしたり、アンノという主人公の個性

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    2025年11月06日
  • いなくなくならなくならないで

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    タイトルの意味がわからないなと思いながら読んでいたけれど、中盤差し掛かって主人公時子の朝日に対する複雑な思いが描写されるようになってから、凄くスッと入ってきて納得がいった。
    自分でも相手に何を求めていて、何を求められているのか、本当に相手が大切なのかすら、もはやお互いによくわからない2人。再会しない方が幸せだったかもしれない。でも再会してしまったからには、替えの効かない存在なんだろうな。
    ちょっと共感した部分として、会わなくなった昔の友達と再会したとき、あくまで自分は「あの頃の」相手に会いたかったんだなぁと、別れた後に実感してしまうことがある。凄く申し訳なくて、勝手に相手に負い目を感じてしまう

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    2025年11月01日
  • いなくなくならなくならないで

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    心理描写はうまいが、ストーリーは個人的には消化不良で、でなんだったの?となった。かなり登場人物も極端に振っていて、周りにこんな人達いないよな、と共感しずらかった。表題も???のまま、放り出されてる感じ。

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    2025年10月30日
  • いなくなくならなくならないで

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    舌を噛みそうなタイトル。
    何年も前に死んだはずの友人から電話がかかってきて、一緒に住む。時間が経つにつれて…
    主観的で暗く、もやもやとした世界観。
    詩の世界を小説にしたよう。
    これはなんだか苦そうだな、と思いながらも読んでみたら、想像以上に苦かった。

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    2025年10月25日
  • 踊れ、愛より痛いほうへ

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    気のせいか、最近の女性作家(特に新しめの)の作品って、一般社会に馴染めずに零れ落ちてるヒロインの物語が多くないですか?

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    2025年10月23日
  • いなくなくならなくならないで

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    このタイトル!どっちやねーん!って言いたくなる。(結局どっち?わからない、、、)

    時子の朝日への思いの葛藤
    朝日の内実がわからないのでモヤモヤ

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    2025年10月17日
  • 踊れ、愛より痛いほうへ

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    またタイトルに惹かれて初めての作家さんに出会えました。橋の上で踊るアンノの描写から始まる物語。なんだろう…捉えどころのないように思えてイメージはクリアに浮かんでくる。そして読みやすい。私の人生でアンノほどの個性の持ち主は出会わないんじゃないかと思う。この先のアンノは どうなるのかな?

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    2025年10月02日
  • いなくなくならなくならないで

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    ネタバレ

    •正直よくわからなかったし、読みにくかった。
    •ただ、亡くなったと思ってた人が戻ってきたら思ってたのと違うというのは、怖いと思う。

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    2025年10月02日
  • ことぱの観察

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    ネタバレ

    よく使うけれど改めて定義するのは意外と難しい言葉を、丁寧に考えて定義していく遊びをしている本。

    「友だち」という言葉のハードルの高さ、という部分に共感して購入した。

    友だち、遊び、敬意、やさしさは、解釈が面白いと思って読み進められた。

    その後の恋愛関係の単語はあまり共感はなくて、「ときめき」は、私は人だけでなくモノに対しても感じるので(例えば、可愛い雑貨を見て心がときめいたり)、人それぞれ感じ方はそりゃ違うよねと思ったりした。

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    2025年09月26日
  • 群れから逸れて生きるための自学自習法

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    不登校の子どもたちに勧めたい。
    昨日読んだ千葉ルーにも通じる本で、学ぶとは何かが書かれている。
    実践的な学習方法も載っていて役立ちそうだが、この本を手に取る層(教える側ではなく、群れから逸れて生きていきたいと思っている当事者)には蛇足のような気もする。作者は慶応と東大だしね。オルタナティブ教育の帰結が高偏差値の大学に入ることというのはなんだか貧しさを感じる。

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    2025年09月16日
  • 踊れ、愛より痛いほうへ

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    ネタバレ

    幼少の頃にバレエを習っていたアンノ。ある日、実は妹が産まれる予定が、アンノのために中絶したことを知る。それがトラウマになったように、納得できないことが起きると、切れたように「割れる」ようになった。高校生になると自宅の庭でテント暮らしをするようになるおかしなことも。知り合った老婆のあーちゃんと緊密になるが、あーちゃんは亡くなる。最後に橋の上で踊るアンノは彼岸と此岸の間で彷徨っているかのよう。先に死ぬのか後に死ぬのかの違いかもしれない。読みやすいが、芥川賞候補作品らしいぶっ飛んだ小説だった。

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    2025年08月23日
  • いなくなくならなくならないで

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    ネタバレ

    朝日って…概念なの??
    確かにきっと誰もが
    誰に対しても「好き」や「嫌い」やそれだけに留まらないどれも相反する複雑な気持ちを抱いている。
    それを言語化するとこういうことなのかな。
    わかるような、わからないような…
    モヤモヤが晴れないスッキリしない
    イライラするってのとはまたちょっと違うような…だけど…な本でした

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    2025年07月28日
  • 踊れ、愛より痛いほうへ

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     言葉の取り扱いが、丁寧だ。ただ、ストーリーとして、コミュニケーションがうまく行っていない状態が書かれているが、主人公のレジスタンスの方向が行き止まっているような感じを受けた。

     この物語の主人公は、幼い頃からバレエに情熱を注ぎ続けている少女アンノである。彼女は、幼少期の経験を通じて、才能と夢を追い求める一方で、独特の性質も持ち合わせている。

     それは、何か納得できない事柄に直面した際に、感情が「頭が割れる」と表現されるほどに激しく揺れ動くというものであった。それは、ある程度コントロールができた。アンノの感情はまるで破裂しそうな壊れやすいガラスのようであり、その繊細さと強さの両面を持ち合わ

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    2025年07月23日
  • ことぱの観察

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    ことばを改めて定義する、というのは「みんなそう言ってる」「普通はこう」みたいな当たり前をとっぱらって、自分ごとにして深く考える営みだと感じ、他人がそれをしているのを覗かせてもらいたくて読んだ。

    くじらさんはもうなんにでも疑問があって深く深く考えていて、普段なんにも疑問をもたずスーッと生きている自分にとっては共感できるエピソードは少なかった。が、人はみんな共通のことばを使っていながら、そのことばの意味合いは人それぞれでズレがあるんだと改めて理解できた。肝に銘じたい。

    「つきあう」の定義には共感できた。

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    2025年04月28日
  • ことぱの観察

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    文章のリズムはそんなに合わなかったけど、例えの表現方法がすごく好き
    夫にイライラして嫌な面を見せてしまった時に『中トロとか特上の部分だけをあげたいのに』に対して『骨とかかまの部分も好きだよ』(意訳)とか、女性としてみられたいと社員として契約に則った扱われ方をしたいの表現とか
    すごい、腹落ち感がある

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    2025年04月06日
  • ことぱの観察

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    「言葉」に自分の定義をつけてみるという面白い発想。本書にあるのは、「友達、遊び、敬意、優しさ、忘れる、ときめき、愛する、寂しさ、わかる」など自分の頭に浮かぶ発想から「定義付け」してみると見事、友人、仲間との「ズレ」「思い違い」「勘違い」「思い込み」などがあることを発見する。特に「恋と愛」「好きになる」「片思い」など自分との感覚と感情のズレは気になるし、面白い発見をする。シンプルはいいが意味が通じなければ相手に伝わらない、分かり易い言葉を使う事への大切さは「言葉の定義」(認知バイアス)に大いに関係してくると思う。
    私流の定義は『「恋」は一人で思うもの、「恋愛」は2人で語るもの』と自分なりの定義を

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    2025年03月30日
  • いなくなくならなくならないで

    匿名

    正直よくわからなかった。

    昔仲良かった友達も、解像度あげると他人に見えるような、自分自身ですらマジマジと見てると他人のような、そんなお話しでした。

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    2024年09月21日