向坂くじらのレビュー一覧

  • いなくなくならなくならないで

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    人という存在は不変ではない。
    感情、経験、その時の環境によって人1人としても、変わり続けているし、どんな場所で誰とどう関わるかでお互いに与え合う関係性自体も変化し続ける。
    いま大好きな人も将来に確証が持てることはないし、また会いたいなと思う相手は、今もなおその欲するものを与えてくれるわけでもない。

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    2026年01月27日
  • 踊れ、愛より痛いほうへ

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    短めなのですぐ読めました
    アンノの感情表現、ふぉ〜こんな比喩があるのか〜

    繊細だけどやっていることは結構過激で

    あの赤いテントの行方も気になる

    いなくなくならなくならないで
    も読んでみたくなった

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    2026年01月24日
  • いなくなくならなくならないで

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    米津玄師さんが最近読まれていた本として挙げられていたのが気になって読んでみた。
    自分が思い浮かべている他人とは、常に過去のその人であって、本当のその人とは違うし時が経てば変わる。そこで生まれる寂しさは…
    詩的な感じだが読みやすい方だった。サラッと読めた。

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    2026年01月23日
  • 踊れ、愛より痛いほうへ

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    生きづらさの原因は他者との感情のズレによるものか、不安定で複雑な人間関係によるものか。
    「割れる」という感情の表現が素晴らしかった。
    その度に愛が歪んでいくのかも知れなかった。
    身体性と感覚表現の描き方が上手いのは詩人ならではなのかな。
    スラスラと読めてしまったのも、もしかしたら実は韻文で書かれていたとかそういうことなのかもしれない。

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    2026年01月23日
  • いなくなくならなくならないで

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    角田光代さんの「対岸の彼女」や
    米津玄師さんの下記のX投稿を思い出した。

    「たまにふと昔の友達や恋人に会いたくなる瞬間があるけれど、それは記憶の中にいるその人に会いたいのであって、今現在のその人ではない。時がたてばたつほどその人は変わっているだろうし、何かの拍子に会えたとしても「あなたはこういう人だ」という認識の押し付けあいになる。」

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    2026年01月15日
  • 踊れ、愛より痛いほうへ

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    わかいころはこうして何かと闘いを挑みたい気持ちになるよなあと思い出しつつ、また歳いったら「あーちゃん」のように闘いを挑むようになるのかなと。この世のさまざまなものに密かに闘いを挑んでいる人たちに届けたい本。

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    2026年01月11日
  • 踊れ、愛より痛いほうへ

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    毒親ではあるけど世間ではよくある程度の親だけど、主人公との相性は最悪だった。それでも親元を離れない、自分を大切にしないのは一種の復讐?
    無茶苦茶な選択をして、さいごも投げやりに見えてしまった。
    頑張るだけが良い人生だとも思わないけど、やり過ごすことだけでも頑張らないと自分は守れないなと思った。

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    2026年01月11日
  • いなくなくならなくならないで

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    居場所を求める朝日と、
    失うことに臆病者な時子。
    ただずっと若いと思った。
    今の変わってしまった朝日より、
    17歳の頃の朝日と会いたいだとか
    身勝手なことを言っている主人公に
    心底共感してしまう。
    死にたい死にたい言いながら
    君が居なくなったら死ぬとかを言いながら
    いざ居なくなっても死ねない絶望にも。
    自分から遠く離れているものに
    人間は望み抱きすぎる。
    自分との距離に希望を見出して
    その遠さに安心している。
    実体より幻想の方が遥かに愛しやすい。
    それが叶ったら全てがうまくいくと
    錯覚してしまう。
    違うとわかった時には遅くて
    更に失うことを恐れてしまう。
    他人との関係は思ったよりは脆いし、

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    2025年12月07日
  • いなくなくならなくならないで

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    若いころの複雑な感じ
    向坂さんより2歳下のわたしはもう手放してしまって、もう二度とは帰ってこない感情
    大人になりきれない人の、気持ち

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    2025年12月04日
  • いなくなくならなくならないで

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    『ことぱの観察』で向坂くじらさんのファンになったので読んでみました  

    芥川賞らしい作品だなあというのが第一印象(実際は候補作品でとまり受賞には至らずですが…)
    苦しい
    作中も苦しく、終わり方もはっきりしない今後もこの状態が続いていくのかな…といった救われない終わり方

    実際時子と朝日みたいに、ずっと仲良かったのに距離が近くなりすぎた結果、相手の嫌なところが見えてきたり羨ましく思うところを無視できなくなって、結果的に関係が悪化することってあると思うんだよね
    でも、ああ〜…苦しいなあ…
    せっかく再会できた2人なのになあ

    向坂さんの今年芥川賞候補になってる作品も気になるな〜

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    2025年12月02日
  • いなくなくならなくならないで

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    本の雑誌界隈から。なんとなく、ホラーとかSF寄りの始まり方をするんだけど、そこは主題ではないどころか、なんならどちらでもよく、語られるのは居場所の物語。

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    2025年11月26日
  • 踊れ、愛より痛いほうへ

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    実家の庭に張ったテントでたてこもり生活をしている二十歳のアンノ。
    母親に対してわりと一方的な確執を抱きつつも実家を離れることはしないあたりが、彼女の未熟さを粒立てていて面白い設定だなと思った。
    アンノは、付き合っている明宏の祖母である"あーちゃん"の家に明宏と別れてからも出入りしていて、自分の本の置き場所としても利用させてもらっているが、やがてあーちゃんの半ば強制的な引っ越しや、自宅の庭を駐車場にするためのテント立ち退き問題などが起きて、不満と安寧の生活はやがて終わりを迎える。
    俗に言う「キレる」に似た感情を「割れる」というオリジナルの表現にしたり、アンノという主人公の個性

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    2025年11月06日
  • いなくなくならなくならないで

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    タイトルの意味がわからないなと思いながら読んでいたけれど、中盤差し掛かって主人公時子の朝日に対する複雑な思いが描写されるようになってから、凄くスッと入ってきて納得がいった。
    自分でも相手に何を求めていて、何を求められているのか、本当に相手が大切なのかすら、もはやお互いによくわからない2人。再会しない方が幸せだったかもしれない。でも再会してしまったからには、替えの効かない存在なんだろうな。
    ちょっと共感した部分として、会わなくなった昔の友達と再会したとき、あくまで自分は「あの頃の」相手に会いたかったんだなぁと、別れた後に実感してしまうことがある。凄く申し訳なくて、勝手に相手に負い目を感じてしまう

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    2025年11月01日
  • いなくなくならなくならないで

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    心理描写はうまいが、ストーリーは個人的には消化不良で、でなんだったの?となった。かなり登場人物も極端に振っていて、周りにこんな人達いないよな、と共感しずらかった。表題も???のまま、放り出されてる感じ。

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    2025年10月30日
  • いなくなくならなくならないで

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    舌を噛みそうなタイトル。
    何年も前に死んだはずの友人から電話がかかってきて、一緒に住む。時間が経つにつれて…
    主観的で暗く、もやもやとした世界観。
    詩の世界を小説にしたよう。
    これはなんだか苦そうだな、と思いながらも読んでみたら、想像以上に苦かった。

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    2025年10月25日
  • 踊れ、愛より痛いほうへ

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    気のせいか、最近の女性作家(特に新しめの)の作品って、一般社会に馴染めずに零れ落ちてるヒロインの物語が多くないですか?

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    2025年10月23日
  • いなくなくならなくならないで

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    このタイトル!どっちやねーん!って言いたくなる。(結局どっち?わからない、、、)

    時子の朝日への思いの葛藤
    朝日の内実がわからないのでモヤモヤ

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    2025年10月17日
  • 踊れ、愛より痛いほうへ

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    またタイトルに惹かれて初めての作家さんに出会えました。橋の上で踊るアンノの描写から始まる物語。なんだろう…捉えどころのないように思えてイメージはクリアに浮かんでくる。そして読みやすい。私の人生でアンノほどの個性の持ち主は出会わないんじゃないかと思う。この先のアンノは どうなるのかな?

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    2025年10月02日
  • いなくなくならなくならないで

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    ネタバレ

    •正直よくわからなかったし、読みにくかった。
    •ただ、亡くなったと思ってた人が戻ってきたら思ってたのと違うというのは、怖いと思う。

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    2025年10月02日
  • ことぱの観察

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    ネタバレ

    よく使うけれど改めて定義するのは意外と難しい言葉を、丁寧に考えて定義していく遊びをしている本。

    「友だち」という言葉のハードルの高さ、という部分に共感して購入した。

    友だち、遊び、敬意、やさしさは、解釈が面白いと思って読み進められた。

    その後の恋愛関係の単語はあまり共感はなくて、「ときめき」は、私は人だけでなくモノに対しても感じるので(例えば、可愛い雑貨を見て心がときめいたり)、人それぞれ感じ方はそりゃ違うよねと思ったりした。

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    2025年09月26日