向坂くじらのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
作者の経験をもとに言葉の定義について書かれている。がわ(側?)ぎわ(際?)などあえて平仮名で書かれてあるのが多く感じ気になった。作者の思考部分の文章が複雑さや独自性を感じて深く理解しきれない部分があった。自分と似ていると思う部分に安堵したり、理解できない部分もあり、難しく考える人だなぁと思った。
詩に対する知識がないのでどう感じたらいいのかよく分からない自分がもどかしかった。
言葉の定義は人それぞれ違うのかもしれない。それなのに同じ言葉を使って他人と会話するのはさらに難しいことで齟齬は当然だろう。定義が似ている人とのコミニュケーションなら上手くいくのだろうか。それとも定義の違いをふまえれば齟齬 -
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「逸れて」は「はぐれて」と読む。
中高生向けだけど、中年の私にもグッとくる内容。そもそも学習とは(とは言ってなかったかもしれないが)、くらいに言葉の定義から丁寧に説明する。ひたすら真面目に解説する。ここまでひたむきに伝えてこられると、じゃあそうやってみようかなと言う気になる。学校のペースに巻き込まれるな、自分のペースをつらぬけ(こんな強い言い方ではないが)と言うことか。
以下、気になった部分。
p16 リービッヒの最小律 あなたの学びの成長は、3つの手段のうち、あなたにもっとも足りていない手段によって決まる。
p39 「わかった!」と思うのは、実はわかるという長い長い道のりのスタート地点 -
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主人公の頭の中が、激しめの表現で描かれていて、それが行動として現れるときには他者から到底受け入れられないようなものになっている。だけど、主人公の中では、そういう行動になることは至極普通のことで。読んでいて、主人公と感情と周りの人の当惑と、どちらの立場にもなって読めるような不思議な感覚があった。
大事な人との交流やその人が亡くなるシーン。
一見すると、淡々と描かれていて主人公の「成長」が手に取るような描き方はされておらず、もやっとしてしまう人もいるのかもしれないが、現実の「成長」はあんなもので、すぐにわかるような「変化」みたいなものは少ないのではないかなと思う。そういった点がリアルで、変に盛り -
Posted by ブクログ
居場所を求める朝日と、
失うことに臆病者な時子。
ただずっと若いと思った。
今の変わってしまった朝日より、
17歳の頃の朝日と会いたいだとか
身勝手なことを言っている主人公に
心底共感してしまう。
死にたい死にたい言いながら
君が居なくなったら死ぬとかを言いながら
いざ居なくなっても死ねない絶望にも。
自分から遠く離れているものに
人間は望み抱きすぎる。
自分との距離に希望を見出して
その遠さに安心している。
実体より幻想の方が遥かに愛しやすい。
それが叶ったら全てがうまくいくと
錯覚してしまう。
違うとわかった時には遅くて
更に失うことを恐れてしまう。
他人との関係は思ったよりは脆いし、
人 -
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『ことぱの観察』で向坂くじらさんのファンになったので読んでみました
芥川賞らしい作品だなあというのが第一印象(実際は候補作品でとまり受賞には至らずですが…)
苦しい
作中も苦しく、終わり方もはっきりしない今後もこの状態が続いていくのかな…といった救われない終わり方
実際時子と朝日みたいに、ずっと仲良かったのに距離が近くなりすぎた結果、相手の嫌なところが見えてきたり羨ましく思うところを無視できなくなって、結果的に関係が悪化することってあると思うんだよね
でも、ああ〜…苦しいなあ…
せっかく再会できた2人なのになあ
向坂さんの今年芥川賞候補になってる作品も気になるな〜