カズアキのレビュー一覧
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護られ系最強主人公アルバと、アルバを溺愛するチート系スパダリ義兄のオルシス。
宝玉の魔力が低下して、魔物が大量に発生し始めた他国の問題は、なにも解決していないけれど、ここで終わりなのか?まだ続くのか?
陛下と王妃のほうが、互いに支え合い、補完し合う仲のようで、かなり微笑ましい。この二人が作る国を、もう少し詳しく知りたい気もするが、国家運営的な展開はあまりなくて、少し残念。
そして能力がありながら、その能力を把握せずに他者や社会の貢献として使用しないのは、貴族という立ち位置ではどうなのだろうかと、アルバの自己肯定感の低さとともに、もはや謙遜の美徳ではないのでは?高貴なる者の責任とか自覚して -
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義父と義兄という、権力と物理力を持つ家族を背景にして、クラスメイトをザマァする主人公。
うーん、貴族としてそこまで拗れる前になんとか出来なかったのだろうか?
貴族としての自覚と振る舞いを言うのであれば、大きな問題になる前に、裏工作というか友人二人と協力して、クラスメイトの切り崩しとか、義父に協力してもらって親の方へと圧力なりかけてもらえばよかったのでは?
義兄を愛しているなら、危ない橋を渡らせるなよーなんて思ってしまったけれど、溺愛系はこの甘々な所が安心材料の一つなんだよなーと、ほどほどに楽しめたかな?
権力争いが一つの決着を向かえ、これからどんな二人の結末をむかえるのか、なんだかんだで続 -
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主人公、相変わらずの義兄信仰が激しい。そして、自己肯定感が低すぎて、ちょっと痛々し区思えてしまう。
主人公が知る乙女ゲームのシナリオから離れた現状に、かなり戸惑いながらも、国の命運が絡んだ権力闘争に、義兄とともに巻き込まれていく主人公。本来のゲームの主人公のミラ嬢はかなり気風のよい雄々しい性格の方のようで、恋愛には絡んで来なさそうですではありながら、権謀術数の交錯する社交界の駆け引きは苦手そう。
優しい人たちが多い、優しい世界の物語だけど、刻魔法の謎、世界の謎、前世の記憶だと思っている記憶は本当に前世のものなのかという謎、そして国王と王女が目論む計画、主人公と義兄のイチャラブ以外の部分がジワ -
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重課金の男が、死後に課金していたゲームの世界に転生するという話だが、推しの弟ポジションというより、廃人かもしくは信者といった方が正しいか。
ゲームでの主人公だった子らしき人物が見つかったという情報もあり、なにやら主人公のいる世界に関する話が広がりそうな予兆をはらんで終わったけれど、基本的に『優しい世界』であるため、苦い思いをすることなくサクサク読める。
ただ、キモヲタ状態になる義弟ってどうなのと思わなくもない。
BL視点でいうなら、義兄と友人のブルーノ君の組み合わせが気になってしまったりもする。妹よ関わって、波乱が巻き起こってほしいなぁなんて思ってしまう。 -
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シリルもエメリーも可愛くて、二人がのほほんと?過ごしている感じとか、愛らしくて良かったなと思う。
エメリーは前世の記憶があってシリルのことを誤解してるところが、ちょっともどかしく感じるけど、そこはシリルが頑張ってるのがよかったです。
物語的には、淡々と進んでいく感じが若干物足りなかったかな。 -
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ハレム
出会った男性からハレムの奴隷は年季が明ければ自由になれると聞かされた藤姫はハレムに入る決心をしました。この男性はなぜか彼女にライラーと名乗るように言いました。そこに彼女を買った商人が戻ってきました。この商人はカマールという名のようです。カマールが戻ってきたときには既にこの男性はいなくなっていました。ハレムに入った彼女はどう振る舞うのでしょうか?
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神秘的
祖国では醜女と言われていた藤姫でしたが、この国では神秘的な顔つきだといって、多くの人が彼女を欲しがりました。騒ぎになりそうだったので、彼女を買った商人は自分の店に匿いました。店の中には先客の男性がいました。この男性は彼女を見咎めましたが、おなかをすかしていると知り、食事を出してくれました。それは懐かしい米の入った食事でした。次第にこの男性と打ち解けてきた彼女は自身の境遇を語り始めました。この男性は何者なのでしょうか?
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藤姫
極東の島国の領主の娘藤姫は同盟国の裏切りにより城が陥落し、両親と別れて異国に売られました。1年後、彼女はダリル帝国の首都アレハンブルに到着しました。彼女を買った商人は彼女を皇帝に献上すると言いました。これから彼女の運命はどうなるのでしょうか?
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ネタバレ「恋文」の設定が細やかで、それだけで結構面白かった。
貴族同士の恋文、花街での恋文文化、匿名での恋文文通などなど。
それぞれのパターンにそれぞれの作法が練り込まれていて興味深かった。
ユーディが抱えている事情もミステリのようで、犯人探しも楽しめるのかと期待していたのだが、流石に完全解決には尺が足りなかったか。
ユーディとヴィンセントの仲がそれなりに進展し、ある人物に喧嘩を売ったところで終わってしまった。
おいしいところで!
続くの前提なのだろうか?
惜しいと言えば、主役二人の仲が進展するにつれて空気になってしまったリュナくんのこと。
彼にもう少し活躍の場が欲しかった。
結局美味しいところはミ -
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まだ続く
サイコな黒幕の義弟の誕生日プレゼントとして、公爵家に引き取られたヒロイン。前世の記憶から義弟を黒幕にしないように立ち回ります。
ヒロインは親を亡くし修道院から公爵家に引き取られます。今まで孤児として過ごし前世の記憶もあるので貴族としての振る舞いができなかったヒロイン。そこを学習しながら、ヒーローだけではなく義父や義母との関わり、メイドたちとの関わりも学ぶやり取りでした。話しはまだまだ続くようで一冊が終わっても未だに子供のままです。いつになったらゲーム本編に進むのかヒロインの成長とあわせて楽しみに待ちます。