田中兆子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
表紙の黒髪でひとつしばり、
白いパーカーでこちらを見つめる女性が気になり、
さらにタイトルが気になり手に取りました。
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守りたいのは、
伝えたいのは、
「思い」だ。
お金も事業も
人間関係も、
トラブル続出!
理容店、
駄菓子工場、
チョーク会社、
酪農家、
老舗旅館、
サラリーマン――
継ぎたい、伝えたい人々の、
切ない思いに胸が震える
6編の”あと継ぎ”連作短編集!
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一作目の「後継ぎのいない理容店」は、
まだ読み始めだからか展開が速くて、
自分の気持ちが追い付けないかも…と不安になり -
Posted by ブクログ
うまくいかない恋 アンソロジーなので
どの短編も単純なハッピーエンドではない。
けれど8人の作家さん其々に、30代ならではの主人公たちの個性的な恋模様が描かれていて面白かった。
収録作は以下の8作品
「感情旅行」・一穂ミチ
「独身の女王」・麻布競馬場
「オレンジシャドウの憂齢」・砂村かいり
「さみしがりやの恐竜たち」・こざわたまこ
「不機嫌依存症」・田中兆子
「出会い」・朝比奈あすか
「振りかぶって、さよなら」・千加野あい
「となりの独り」・カツセマサヒコ
私は「出会い」と「となりの独り」が好みだった。
「出会い」は一歩踏み出せない片想いのお話。
スタートすらしなかった恋もまた、生活に彩 -
Posted by ブクログ
相手の真意を理解する。
相手との性格の違いや、人生観の違いを許容する。
そこにリスペクト出来ないのであれば、好きだのなんだのは、ただの戯言だと思う。
相手の身勝手を頭ごなしに否定するのではなく、その前段階にどんなロジックがあるのか探し出すもの。
無数の恋愛模様がある中で、相手を否定して自分を正当化する事がどれだけ無意味な事か。
少なからずある失敗を元に、それでもまた誰かを好きになるという事が美しいと思える小説。
「恋は中央線」という言葉があった。
中央線は、阪急京都線のように河原町を出て梅田に到着する、ゴールのある線。
でも僕は、環状線みたいなものだと思う。
同じ駅に何回着いたとしても新鮮を -
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Posted by ブクログ
ネタバレ「後継ぎのいない理容店」理髪店の息子が介護職に進んだ訳は父親のシャンプーがきっかけだった
「女社長の結婚」麩菓子工場の娘が父の死去で跡取りになる決意、そして結婚も決意する。
結婚相手がものすごく素敵
「わが社のマニュアル」障害者雇用が盛んな会社に途中入社した健常者、マニュアル無しで試行錯誤しながら自分なりに相手との距離を決められるようになる
「親子三代」牧場を負債とともに相続するべきか悩む、都会に出て成功した息子が、自分の息子の仕事との間で揺れ動く
「若女将になりたい!」
トランスジェンダーの息子を受け入れ、今の女将との間に立つ血縁関係は無い父親
「サラリーマンの父と娘」定年間近な父