田中兆子のレビュー一覧

  • それでもまた誰かを好きになる~うまくいかない恋 アンソロジー~

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    ネタバレ

    【あらすじ】
    昔好きだった男性の息子と、ふたり旅 「感情旅行」一穂ミチ
    崇拝していたインフルエンサーが電撃結婚!「独身の女王」麻布競馬場
    友人が付き合い始めたのは、元恋人だった「オレンジシャドウの憂鬱」砂村かいり
    脛に傷持つふたりの行く末は――「さみしがりやの恐竜たち」こざわたまこ
    恋人へのひどい仕打ちを止められない「不機嫌依存症」田中兆子
    名前も知らないカフェ店員への想い「出会い」朝比奈あすか
    冒険しない三十三歳、それで正解?「振りかぶって、さよなら」千加野あい
    友達がほしかったはずなのに――「となりの独り」カツセマサヒコ

    とびきり不幸でもないけれど、完璧な幸せでもない。そんな「30代」を

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    2026年03月10日
  • それでもまた誰かを好きになる~うまくいかない恋 アンソロジー~

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    今の気分にぴったりな本だった。短編集ってなんとなく気が進まなかったけどすごく良かった

    『そのたびに私はムッとしてしまうだろうが、そういう世の中の当たり前みたいなものを無視した先に、私だけの人生の幸せがあるに違いない。』

    『かなしい時や、さみしい時。そしてこんな時、恐竜は一体どんな声で鳴くのだろう。』

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    2026年02月21日
  • それでもまた誰かを好きになる~うまくいかない恋 アンソロジー~

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    ネタバレ

    【感情旅行】一穂ミチ
    片思いしていた男性が病死。男性の息子は既に17歳。自身は社会で上手く通用しない現実。上手くいっていない恋愛。理想と現実が人生のやさしさと厳しさを感じさせてくれる。

    【独身の女王】麻生競馬場
    独身のカリスマと呼ばれていた女性の結婚。
    カリスマ女性のような存在に憧れ、
    自身も独身を貫いていたが、
    周囲の変化が自身に葛藤をもたらしてくる。
    独身も悪くないと思わせる。

    【オレンジシャドウの憂鬱】砂村かいり
    33歳のバリキャリOLが
    恋愛による自身の市場価値と
    他者との評価で揺れ動く。

    【さみしがりやの恐竜たち】こざわたまこ
    ピュアそうに見えてドロドロ。
    欲に流されている不思

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    2026年02月15日
  • 今日の花を摘む

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    最初中年のセックスの話かと思ったらセクハラ告発や中年期の身の振り方など38歳の今の私にも必要かつ楽しい話だった。田中兆子さんいつも面白いね

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    2025年09月28日
  • あとを継ぐひと

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    どんな場所でどんな人物がやりとりしているのかがありありとイメージできる素晴らしい文章力。解説の最後が「ドラマ化されるような気がする」と締めくくられているが、まさにすでにドラマ化したものを映像として鑑賞した読後感。6つの作品全てに引き込まれて、こんな薄い本読んでたんだっけ??というくらい不思議な感覚。

    人物の自己評価と他者からの評価への戸惑いも魅力。主人公に入り込んで読んでいると、「そうか、そう思われていたのかこの人は」となる。人が相手に与える印象、関係性、またその変化など、人はあくまで人を介して自分というものを作りあげていたり、知ることができるのかなと思った。直接的にあえて言葉にしなくてもで

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    2023年11月16日
  • それでもまた誰かを好きになる~うまくいかない恋 アンソロジー~

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    「感情旅行/一穂ミチ」
    「独身の女王/麻布競馬場」
    「オレンジシャドウの憂鬱/砂村かいり」
    「さみしがりやの恐竜たち/こざわたまこ」
    「不機嫌依存症/田中兆子」
    「出会い/朝比奈あすか」
    「振りかぶって、さよなら/千加野あい」
    「となりの独り/カツセマサヒコ」

    『うまくいかない恋』をテーマにした短編集。

    好きな作家さんが勢揃い。
    どの物語も切なくてほろ苦かった。

    登場人物達の弱さや迷い、その奥にある強さが繊細に描かれていて全編良かった。

    上手くいかない恋だからこそのリアルさに胸がギュッとして、読後は彼女達にエールを送りたくなる。

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    2026年03月14日
  • それでもまた誰かを好きになる~うまくいかない恋 アンソロジー~

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    田中兆子先生の「不機嫌症候群」、まさに私だなと思った。
    不機嫌って悟られたらだめなんだろうけど、みんなが優しくしてくれるからついやっちゃう。
    そんな不機嫌な人を今度は私が優しくしてあげれるようになりたい。

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    2026年03月12日
  • それでもまた誰かを好きになる~うまくいかない恋 アンソロジー~

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    恋愛小説は、ほぼ読まない私
    三十代、うまくいかない恋に惹かれて読んでみた
    どれもおもしろかった
    どの作品も等身大の主人公に愛着がわいた
    他の作品も読んでみたくなりました

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    2026年03月10日
  • それでもまた誰かを好きになる~うまくいかない恋 アンソロジー~

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    30代のうまくいかない恋がテーマのアンソロジー。
    共感できるものもできないものもありましたが
    楽しく読めました。
    好みなのは一穂ミチさん、千加野あいさん。

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    2026年03月10日
  • それでもまた誰かを好きになる~うまくいかない恋 アンソロジー~

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    となりの独り
    カツセマサヒコを読んで

    マッチングアプリを通して人をジャッジする立場に立ってしまっていることの虚しさ、悪いことをしているような気持ち悪さについて納得した。

    30代になり、子供が産まれた友達ばかりで付き合いが変わってしまうということで孤独を感じる独身男性の気持ちが描かれていて結婚願望の強くない自分は結婚をしなくてもいいのか考えてしまった。
    →明確に子供を欲しいと思わないが結婚をすることに対しては前向きに考えたいと思った。
    先日、アプリの女性とは子供が欲しいという価値観の違いから交際するのではなく友達としての付き合いを続けることになったので、26歳になった今の恋愛では子供を作るこ

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    2026年03月01日
  • それでもまた誰かを好きになる~うまくいかない恋 アンソロジー~

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    前半のお話が特に面白かった。
    同じ30代独身として耳が痛い部分もあったし、叶わない切なさにぎゅっとなった。
    1話が短いからどのお話も読みやすかった。

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    2026年03月01日
  • それでもまた誰かを好きになる~うまくいかない恋 アンソロジー~

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    私は麻布競馬場が書く文章が好きです。特に、この部屋から東京タワーは永遠に見えない、が好きです。だから今回の小説を買いました。前半部分に面白いエピソードが固まっており、後半部分は私好みではなくなってきたなという印象です。

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    2026年02月21日
  • それでもまた誰かを好きになる~うまくいかない恋 アンソロジー~

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    恋愛はどの年代でも難しいが、中でも周囲のライフステージの変化が大きい30代に自分を見失う気持ちはとてもわかる。友人や家族との付き合いが変わると、どうしても自分の生き方も変わってしまう。正解はないと思うが、自分自身と向き合うことから逃げ続けていてはいけないなと感じさせられた。
    各短編、個性的で不器用な主人公ながらもリアルで共感する部分も多くてそれぞれ面白かった。

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    2026年02月17日
  • 今日の花を摘む

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    仕事・茶道という趣味・大人の恋愛・会社内でのセクハラ問題・親の介護・人生設計等々
    独身女性の生き方が愉里子を通して書かれている
    何事に対しても一生懸命な姿は読んでいて引き込まれる

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    2024年06月29日
  • 今日の花を摘む

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    ネタバレ

    性的描写が多数あるのになぜか気持ち悪いと感じなかった。
    歳を重ねた人の視点からの恋愛をはじめて読んだ。「結婚」や「育児」がゴールじゃない恋愛。そういう恋愛も素敵だと思えた。明確な終わりじゃない終わり方がとても良かった。
    登場人物それぞれが全く違う価値観、大事にしている美意識、倫理感を持っていて、それらがちょっと重なり合ったときに生まれる絆でそれぞれの人生が好転していく。そういうのって良いなぁと思えた。

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    2024年05月27日
  • 今日の花を摘む

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    ネタバレ

    すごく素直?な、セックス感がバンバン出てきて、すごいなって思って読み進みました。
    茶道のお付き合いの万江島氏とも、なんだかんだありつつの始まりとお別れも。

    が、万江島氏が、すべてを断ち切って、すみれさんと結婚されたことは、
    うん、これは潔く、かっこいいなと、感心しました。

    会社員としての話も、よくわかる気がして、とても好きな作品でした。

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    2024年03月24日
  • あとを継ぐひと

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    表紙の黒髪でひとつしばり、
    白いパーカーでこちらを見つめる女性が気になり、
    さらにタイトルが気になり手に取りました。
    -------------------------
    守りたいのは、
    伝えたいのは、
    「思い」だ。

    お金も事業も
    人間関係も、
    トラブル続出!

    理容店、
    駄菓子工場、
    チョーク会社、
    酪農家、
    老舗旅館、
    サラリーマン――

    継ぎたい、伝えたい人々の、
    切ない思いに胸が震える
    6編の”あと継ぎ”連作短編集!
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    一作目の「後継ぎのいない理容店」は、
    まだ読み始めだからか展開が速くて、
    自分の気持ちが追い付けないかも…と不安になり

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    2023年12月16日
  • 今日の花を摘む

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    時折挟まれる静謐な茶の湯の世界と相反するように性に貪欲な女性の姿が描かれている。

    主人公は中堅の出版社に勤め茶道を嗜む51歳独身の愉里子。
    愉里子の趣味は、男の人との肉体を伴ったかりそめの恋。
    タイトルは彼女がひそかに呼んでいる「花摘み」から。

    花摘みを繰り返していた彼女が本気で好きになった相手は、茶の湯の粋人で70歳の万江島。

    中高年の性愛を軸に、職場でのセクハラ事案や親の介護問題などが同時進行で展開していく。

    性に対する赤裸々な会話に引いてしまう場面もあったが、何事に対しても凛として立ち向かう愉里子の姿が印象的。

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    2023年08月10日
  • 劇団42歳♂

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    大学時代に劇団仲間だった5人の男が、42歳になった今、再び一日限りの「オセロー」の公演をするというお話。社長としてバリバリ働いている男、公務員の傍ら採用されない脚本を書いている男、車のセールスマンをしている男、それぞれ別の人生を歩んでいる。大人になってからの喧嘩では、プライドがあって素直に謝れなかったり、でも昔からの知り合いなので、相手の性格をよくわかっていたり、ほのぼのとして少し物悲しく、それでいて生きていく勇気をもらえるような不思議な小説。

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    2020年11月15日
  • それでもまた誰かを好きになる~うまくいかない恋 アンソロジー~

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    あこがれのインフルエンサーが予想外に結婚、その生き方を正解と思い込み信じてきたのにどうする?という話、麻布競馬場「独身女王」。
    砂村かいり「オレンジシャドウの憂鬱」、気が合うと思っていた若い友人の嫌らしい行い。女同士ありがちで怖い。でもメイクをそれほど楽しめることは羨ましかった。自分が何ベース+季節なのか私はわからないけど世の中の人はそんなにわかってるものなのかな。アンソロジーなのでさっと読め気分転換にぴったりの一冊。

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    2026年03月15日