【感想・ネタバレ】今日の花を摘むのレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

すごく素直?な、セックス感がバンバン出てきて、すごいなって思って読み進みました。
茶道のお付き合いの万江島氏とも、なんだかんだありつつの始まりとお別れも。

が、万江島氏が、すべてを断ち切って、すみれさんと結婚されたことは、
うん、これは潔く、かっこいいなと、感心しました。

会社員としての話も、よくわかる気がして、とても好きな作品でした。

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2024年03月24日

Posted by ブクログ

時折挟まれる静謐な茶の湯の世界と相反するように性に貪欲な女性の姿が描かれている。

主人公は中堅の出版社に勤め茶道を嗜む51歳独身の愉里子。
愉里子の趣味は、男の人との肉体を伴ったかりそめの恋。
タイトルは彼女がひそかに呼んでいる「花摘み」から。

花摘みを繰り返していた彼女が本気で好きになった相手は、茶の湯の粋人で70歳の万江島。

中高年の性愛を軸に、職場でのセクハラ事案や親の介護問題などが同時進行で展開していく。

性に対する赤裸々な会話に引いてしまう場面もあったが、何事に対しても凛として立ち向かう愉里子の姿が印象的。

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2023年08月10日

Posted by ブクログ

花を摘むというタイトルが印象に残った。
主人公は50代の独身女性。仕事、趣味の茶道、お花摘みと忙しく充実した日々を送っているが、主人公の心の言葉には常にさみしさ、不安、孤独が感じられる。
この物語の大事な場面は茶席で展開しており、こまかく描写されている。
茶席にはお客様へのおもてなしが詰まっていて、お茶を通して心を通わせる時間を見ることができた。
内容としては話題が盛り込まれ過ぎている印象をうけた。ラストは気持ちよく感動的だった。

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2024年04月27日

Posted by ブクログ

当初は主人公の愉里子があざとい50代という感じで受け付けなかったものの、後半から面白くなってきた印象。介護やセクハラと中高年のセックスという問題の絡ませ方がやや微妙だったけれど同期の森さんや先輩女子たちとの関わり方は面白かった。
一部の五十代女性の生活を性を中心にいろいろな面から描いたのはすごいと思いつつも、少しテーマが分散してるような印象もあった。作中に出てくるすみれさんの清々しさがよかった。(同僚のすみれと同世代女性の松岡を見ていても感じる)
愉里子が同僚の若手•松岡とのやり取りで感じる「分断」に鯛する感じ方ついては共感を持った。

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2024年03月19日

Posted by ブクログ

恋をしたりセックスという形での交流を楽しむことに年齢は関係ない。
頭ではそう思っていても、実際にはなかなかそういったことにエネルギーをさく気力がなかったりする自分だけど、人生の楽しみ方、味わい方にはもっとバリエーションがあっていいんだと思った。

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2023年12月28日

Posted by ブクログ

花摘み…ちょっだけど憧れなくもないこの生き方。って女性少なくないのでは?アラカンでも恋にセックスにもちろん仕事も、大忙し。いいな、縛られず求められる人生

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2023年07月13日

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