鈴木俊貴のレビュー一覧
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忍びの者であるシジュウカラのすけは、メジロのお殿さまの命を受け、コガラとヤマガラをお供にいざ山へ。
道中の危機に立ち向かう彼らの武器は
そう 言語。
ピーツピ
ヒヒヒ
ジャージャー
ピーツピ ヂヂヂヂ
わかる、わかるぞ!
なぜなら私も履修しましたもん、シジュウカラの言葉。
「なにぬね のばなし」の出口かずみさんが絵を描き、
「僕には鳥の言葉がわかる」の鈴木俊貴さんが監修。
好きと好きが出会ってじゃれてる!
にやけながら読みました。
シジュウカラの言葉がコガラ、ヤマガラといった同属にも通じるあたりもリアル。履修済みです♪
シジュウカラのすけが修行中に発する「ツツピン!ツツピン!」が -
Posted by ブクログ
ネタバレ動物言語学者の鈴木俊貴氏の研究生活を綴ったエッセイ。虫好きの少年が大学時代にシジュウカラなどのカラ類の言語を研究することを志し、研究に没頭し世界的に認められるまでをかわいらしい挿絵とユーモア溢れる文章で描く。
理系の大学の研究内容なんて難しそう、と思ったけどそんなことは心配ご無用。わかり易い文章と作者自らの手による挿絵ですっかり鳥の言葉の世界に興味津々になる。「ジャージャー(ヘビ)」の鳴き声で一斉に飛び立つシジュウカラのひな達に驚き、出航する船からシジュウカラを逃がそうとする連携プレーにハラハラし、庭のシジュウカラの巣から猫を追い払おうと奮闘する両親に笑い、と感情が忙しい。この本で井の中の蛙が -
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世界中の小学生の必須課題図書にしてほしい素晴らしい作品でした
本の概要
【祝・3冠達成】
◇書店員が選ぶノンフィクション大賞2025
◇第24回新潮ドキュメント賞
◇第13回河合隼雄学芸賞
爽快な読後感が大人気!
◎山極壽一さん(総合地球環境学研究所所長)
「現代のドリトル先生による新しい動物言語学の誕生だ」
◎俵万智さん(歌人)
「面白すぎた!やるじゃないか、シジュウカラ。学問って、学ぶこと以上に問うことなのだ。熱い『言葉論』としてもオススメです」
◎仲野徹さん(生命科学者)
「内容は深いが、文章は平易にしてユーモアたっぷり。これまで読んだサイエンス本でベスト」
◎養老孟司さん -
Posted by ブクログ
霊長類学者の山極寿一さんが、『僕には鳥の言葉がわかる』の鈴木俊貴さんと対話形式で知見を語り合う贅沢な内容でおもしろかった。
論文で発表されたことではない2人の推測の話がわりと多かったけど、興味深くそうなのかもと思えた。
【おもしろいなと思った説】
・人間は直立二足歩行により移動が可能になり、その場にないものを表現する必要性から言葉の進化に繋がった。
・手が自由に使えることで、ジェスチャーやダンスや音楽で他者に共感する力につながった。
・駅前の木に集まっている鳥の群れが騒がしく鳴いている理由は、同調と一体化。
・人間には言葉があるからこそ、まとめたり、細分化したり、類推したりストーリー化する -
Posted by ブクログ
『動物が、僕たち人間が思っている以上に賢かったり、複雑なコミュニケーションをとっていても全然不思議じゃない。』
それまでは動物の鳴き声は音として耳に入っていましたが、人間と同じようにコミュニケーションをとっているなんて
ゴリラのマイケルのエピソードはすごい!!
先に『僕には鳥の言葉がわかる』を読んでしまっていたので、シジュウカラの話は知っていましたが、山極さんの霊長類のいろいろな実験の話もとてもおもしろかったです。
『心の理論を持っているのはチンパンジー、ゴリラ、オランウータン、そしてヒト』『スカフォールディング』など
『戦争は、言葉が暴走してしまった例の一つだと思います』
人間社会にも -
Posted by ブクログ
ネタバレ
著者のお二方が研究などに基づいて、動物の行動に込められているであろう意味とか言語の起源などを論じていく部分が非常に面白かった。
それを通して見えてくるものの一つに、言語はコミュニケーション手段の一部でしかないということがある。つまり、身体性に関連する言語を超えたものが確かにあり、言語では言い表せないということ。
それなのに人間は言語を重視しすぎているとの問題提起。他にもこんな感じの主張が出てきている。
それらは以下のようなパターンの類型として理解できるなぁと思った。
すなわち、要素還元主義vs全体主義の議論。その内容としては、「人間は対象をより細かい要素に還元して考えることが可能で、効果的