鈴木俊貴のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ1年のうち10ヵ月を森で暮らす鈴木俊貴さん。
研究外でも鳥愛が素晴らしく、SNSでのシジュウカラの命の相談についても迅速に対応している。本当に素敵な人だ。
実家の両親もシジュウカラ愛があって、鳥語も扱えるから過保護に巣立ちを見守ってるの微笑ましかった
てかフィールドワークは熊の痕跡があって怖すぎるな
以下、メモ
・単体の鳥は餌を見つけた時に他の鳥を呼ぶ
→天敵を警戒する母数が増えると生存確率が上がる
→カラ類であれば鳴き声が異なっていても言葉が理解できている
・1ヵ月、白米だけの生活で目的達成の報酬がキャベツ1玉なの笑える
・シジュウカラは1度の繁殖でヒナに与える幼虫の数は約5000 -
Posted by ブクログ
やっと読めました。
鈴木先生ご出演の動画はついつい見てしまうので内容は知っている事も多かったのですが、本書で研究の歩みを知ることができました。
シジュウカラの鳴き方について「意味のある言葉なのではないか」と気づいた鈴木先生。ここがすでにすごい。
何より興味深かったのは仮説をどうやって証明していくのかというところと、気が遠くなる程の情報収集量!
森にいるうちに、鳥たちのさえずりがリアルお喋りに聞こえるようになった鈴木先生。
となると、自然とともに暮らしている人は今でも動物・鳥・虫・魚…などなどと意思疎通している可能性があるのかも…そんなのドラえもんの世界ではないか!
自然の中で生きるって、感覚 -
Posted by ブクログ
こちらは「ゆる言語学」に出演していたシジュウカラの鈴木先生の本を、パーソナリティの水野さんが本業で編集者として関わった本、ということで読んだが、図らずも日曜天国の常連、村上先生のアリの本とも共通するものがあって面白かった。
シジュウカラの単語、文法、混群(他の種)の言葉もルー大柴的な発想で自分の文法に入れて理解している、等々の話と、ゴリラや霊長類のコミュニケーション。
山極先生、鈴木先生ともに、二人の考えは人間の基準で動物を測らない、というところに軸足があり、そこから人間固有の能力が絶対に良いものとは断定せず、考えているところが面白い。最後は、暴走する言語に弄ばれる人類についての考察になっ -
Posted by ブクログ
「僕には鳥の言葉がわかる」がおもしろかったので。
鳥になった研究者とゴリラになった研究者による対談集。
↑この説明だけで、もうすでにおもしろい。
動物たちが「おしゃべり」していると思われる調査結果についての話から、
果ては「人間とは何か」という話にまで及ぶ。なんて濃密な会話...。
あくまでも、動物の言語が人間の言語に劣っているわけではない という見地から、
「人間のもつ言語の特異性は 今 ここにないもの を説明できること」という指摘が出たことに感動した。
また、文字というのは人間の生み出した素晴らしい発明品である と共に、
文字によって分断や思い違い・炎上も起こっているのではないかと -
Posted by ブクログ
私は今まで、鳥に言葉があるかないかも深く考えたことがありませんでした。
鳥はおしゃべり、なんて表現されるから、言葉を喋るものなんだと思っていたというほうが正しいかもしれません。
でもその言葉とは、私たち人間と同じ性質のものとは思っていませんでした。
犬や猫の言葉が分かる機械、みたいに動物の言葉や感情を理解するのなんて無理だ、と決めつけていた気がします。
こちらの本では著者さんが本当に真っ直ぐにシジュウカラと向き合うことで、何千年とかけて私たち人間染み付いていった動物の言葉は分からない、けど人間同士は言葉でコミニュケーションとれるからいいや。
みたいな考えを崩していってくれたと思います。
その常 -
Posted by ブクログ
「人間以外は言葉を持たない」という長年の常識をくつがえし、
鳥たちの言葉を解き明かした研究者による記録です。
便利な時代に育つ子どもたちを見ていると、
欲しいものはだいたい手に入り、
画面の中に世界を作ることもできて(6歳はマイクラに夢中)、
人間が何でもコントロールできるような錯覚に陥りそうというかなんというか…
人類、ちょっと調子に乗りやすい環境だなと思うのです。
ほんとうは、人間は自然の力に遠く及ばないし、
私たちが理解していることなんて世界のほんの一部。
我が子には、人間の力ではどうにもならないものがあることを感覚として知っていてほしいな〜とぼんやり思っています。
森にこも