鈴木俊貴のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
電線に群がる鳥のさえずりを聞いて、きっと何かの情報交換等をしているのではないかと漠然と思っていた。その問いに答えたのが、本書だ。
溢れんばかりの臨場感に釘付けになったこの本の
読後感は、筆者の更なる活躍を心から応援したい
という期待感で満たされている。
本書は、数多くの実験を通じて苦心の末に筆者が
発見したシジュウカラの発声等に係る行動様式に
ついてまとめ上げている。
シジュウカラやコガラ、ヤマガラといった『カラ類』と呼ばれる小鳥は、混群と呼ばれる集団を形成して生活する。
筆者は、混群を成す異種の鳥が、相互に異種の鳥が発する言葉(以下、略して鳥語という。)を解していることを突き止める。 -
Posted by ブクログ
先日、庭にあるヤマボウシの木に巣箱をかけました。出入りする穴の大きさは小さく、小鳥用です。
ほぼ1年前に引っ越してきて、1年を通して色んな鳥を目にしてきた我が子(もう成人していますが)
ピッと巣箱をカートに入れて買い物しました。そして先月下旬に巣箱を設置。残念ながら、まだ誰(?)も入っていません╮(╯_╰)╭
今作を読みながら、シジュウカラが来てくれたら観察するのがとても楽しくなると思いました。本書のような実験もしたくなるかもしれません。(実際にしてみようと決めているものもありますが)
それくらい本書は身近でわかりやすく、ワクワクさせてくれる内容でした。面白かったです(≧▽≦ -
Posted by ブクログ
こちらは「ゆる言語学」に出演していたシジュウカラの鈴木先生の本を、パーソナリティの水野さんが本業で編集者として関わった本、ということで読んだが、図らずも日曜天国の常連、村上先生のアリの本とも共通するものがあって面白かった。
シジュウカラの単語、文法、混群(他の種)の言葉もルー大柴的な発想で自分の文法に入れて理解している、等々の話と、ゴリラや霊長類のコミュニケーション。
山極先生、鈴木先生ともに、二人の考えは人間の基準で動物を測らない、というところに軸足があり、そこから人間固有の能力が絶対に良いものとは断定せず、考えているところが面白い。最後は、暴走する言語に弄ばれる人類についての考察になっ -
Posted by ブクログ
子どもの学校説明会に行ったとき、校長先生がいい本だとすごいおすすめしていたので読みたくなりました。
おすすめしているだけあってとても素晴らしい本です。出会えてよかったと思える本です。
僕には鳥の言葉がわかるなんて、はじめ何言ってんだと思いましたが、言葉を使うのは人間だけではない、動物だって言葉を使うのだということ。著者はそれを証明するするためにいろいろな実験してつきとめていくのですが、その方法が純粋にわくわくするというか、知らないことを探求している楽しさ、面白さをこの本を通じで知ることができると思います。
中学生や高校生などが特におすすめなのだろうですが、大人が読んでも感動する本です。 -
Posted by ブクログ
凄く読みやすく、大人は勿論、学生や子どもでも楽しく読める素晴らしい本でした。
シジュウカラの言語を解き明かしたことが素晴らしく尊敬する。研究を楽しみながら進めていく過程が描かれているので、一緒に研究を進め、解き明かしていく体験ができた。
凄く複雑で難しいことではなく、適切なアイデアを用いて、客観的な証拠を掴んでいくことが凄く参考になるし、読んでいて面白かった。そして、研究の楽しさを凄く伝えてくれた。
人間にしか言語はないという思い込みから脱して、動物の言語に目を向けることで、多くの動物の言語が解き明かされていくことに期待したい。また、自然に耳を澄ませ、動物の言語を楽しんでいきたい。