鈴木俊貴のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ
著者のお二方が研究などに基づいて、動物の行動に込められているであろう意味とか言語の起源などを論じていく部分が非常に面白かった。
それを通して見えてくるものの一つに、言語はコミュニケーション手段の一部でしかないということがある。つまり、身体性に関連する言語を超えたものが確かにあり、言語では言い表せないということ。
それなのに人間は言語を重視しすぎているとの問題提起。他にもこんな感じの主張が出てきている。
それらは以下のようなパターンの類型として理解できるなぁと思った。
すなわち、要素還元主義vs全体主義の議論。その内容としては、「人間は対象をより細かい要素に還元して考えることが可能で、効果的なのだが、全体で初めて意味を成すものがあり、そこから刃物で要素を切り出したときに不可逆的な意味の損失が起こってしまうことがあり、それに気づかないと痛い目をみる」というもの。
この本では、
その全体が人間の生存から出てくるもの全てで、
刃物が、言語、ひいてはアルゴリズムで、
損失が、踊りに潜む身体性、ひいては言語にも含まれる人間の感情などの非合理的な部分であるという感じ。 -
Posted by ブクログ
- サバンナモンキーはサハラ砂漠以南に生息する、オナガザル科の霊長類。複数の固体で群れをなす。オスの睾丸はスカイブルー。
- ですが、鳥かごの中は環境が単純すぎるから、鳥たちが本来のパフォーマンスを発揮できない。
- 犬の知性についてはここ数年で一気に研究が進み、今では類人猿よりも認知のレベルが人間に近いと言われています。
- ソ連、ドミトリ・ベリャーエフの野生のギンギツネの家畜か実験。
- 彼が人懐っこいギンギツネの個体だけを選んでかけ合わせることを繰り返した結果、40世代くらいで犬みたいになってしまった。人を恐れなくなり、尻尾を振ったりするだけじゃなく、頭が丸くなり、顔が平べったくなり、体毛に斑ができたりと外見まで変わるんです。特に面白いのは、脳が小さくなること。
- チンパンジー以外にもミラーテストをクリアした動物はけっこういて、ゾウやイルカ、さらにはタコや一部の魚もクリアしたという話もあります。
- ※タコは長浜高校のモナカの話か?
- オランウータンのフランジ。英語で「でっぱった部分」を意味するように、頬に大きなひだが現れる。集団でフランジを持つオスは1体で、そのオスがいなくなると別の個体にフランジが現れる。