potgのレビュー一覧

  • ほうかごがかり
    待ちに待った甲田さんの最新作。
    甲田さんならではの学校の怪談という"メルヘン"が詰まっていて楽しめた。
    まっかっかさん、赤マントが自身を投影したものという見解も面白かった。
  • ほうかごがかり
    『missing』に出ていた人物の名前が出てくるとは思わなくて驚いた。
    バックボーンの掘り下げや彼がどうして怖い絵を描いているのか、という源流を知れそうで今から続きが楽しみだ。
  • ほうかごがかり3
    甲田さんの作品は登場人物が容赦なく死んでいくことが多いので覚悟していたが、予想通りの結果になった。
    小嶋留希の最期は何とも味が悪い。絵を描き上げた瞬間屋上から落ちなければ助かっていたのではと思ってしまった…。
    狐の窓で学校全体を見たときに森が見えたが、前作のMissingでは山が学校と重なって見える...続きを読む
  • ほうかごがかり2
    ほうかごで自身の担当した「まっかっかさん」を沈静化させた啓。だが担当の「赤いマント」を無視し続けた見上真絢が死んだ。衝撃が走る中、啓は瀬戸イルマから頼み事をされる。
    真夜中のメルヘンのうたい文句で当初からそこに疑問を持っていたが、2巻でメルヘンは何か他の言葉の裏返しなんだと感じた。そうでないと説明が...続きを読む
  • ほうかごがかり2
    イルマの啓に仕事を押し付ける行動や押し付けたくせにまだ達成しないのかと急かす言動は、こうして小説として第三者から見れば不快に思うものだが、いざ自分がその立場になったとき同じ行動を取らないと言えないのがつらいところ。

    イルマも、いじめにあってどこにも逃げ場がないなか怪異に救いを求めた留希も、どんな形...続きを読む
  • ほうかごがかり
    放課後の教室で黒板に書かれた「ほうかごがかり二森啓」、突然の自分の名前と謎の言葉。その日の深夜、自室にチャイムの爆音が鳴り目の前に不気味な学校「ほうかご」があった。
    真夜中のメルヘンという事だが、メルヘンって何?と考えてしまうほど一般的に考えるメルヘンと距離感がある。
    対象年齢が小学校高学年からとい...続きを読む
  • 転生錬金少女のスローライフ 2
    食欲に忠実なメリア
    新しい食材のために身を粉にして錬金活動いつになったらスローライフできるのか今後の活躍に期待

    日本の知識あるとはいえカバーできる範囲が幅広いな、どんだけ知識溜めてるのか
    もしくは古代の継承知識がすごいのか
  • ほうかごがかり
    個人的に怖いのは苦手なのでたぶん続きは読めないかも。
    先が気になるので残念。
    最近のラノベではあまり見かけない、場の表現が上手だなと思った。昔のラノベはこういった作品が多かった気がする。
    掴みも引きも良い作品なので刺激の欲しい作品を読みたい方にはおすすめ。
  • ほうかごがかり
    Missing以来のファンで全作品読んでます。
    私が大人になってしまったのか、設定やキャラクターを見直して一般向けに書いた方が、著者の知識や見聞を活かせるのではないかと最近は思ってしまいます。(Missingやグリムの時はそういった感じは受けなかったのですが)
    文章や表現や題材は相変わらず大好きなの...続きを読む