楊双子のレビュー一覧

  • オールド台中食べ歩き 歴史小説家が案内する老舗屋台の味

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    台中グルメに対する筆者の熱量がすごかったです!
    長崎カステラの本店について架空のレスバトルを繰り広げたり、魯肉飯が一番美味しい店についてSNSで争いの火種を生んだり、なかなかグルメ過激派なところもありましたが笑、その熱意で紹介される台中グルメはどれも美味しそうでした。
    揚げ小豆饅頭は10個、カステラは一本、などかなりの食いしん坊ぶりも面白くて可愛らしいです笑
    台湾に行ったときは、ガイドの人の言葉もあって屋台食は少し敬遠していたのですが、こうして改めてみてみると勿体なかったなー……。また行きたい。
    読んでいるとお腹が空いてくる本です。

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    2026年04月15日
  • 四維街一号に暮らす五人

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    台湾百合控えめに言って最高だった、、、。大家さん含めて一人ひとりの事情を鑑みると、なんて美しくも儚いシェアハウスなんだろうと思う。四維街一号の家造りも、自分が想像しているもの以上に美しい建物なんだろうな。台湾に行ってもう一度読み直したい。台湾料理もすぐ()書きで日本人に分かりやすいように説明が書き加えられているから、想像力を掻き立てられた、訳もとっても良かった。。読みやすい中でも、核心を付くようなセリフがあるから、余計夢中になって読んでしまった。

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    2026年04月14日
  • オールド台中食べ歩き 歴史小説家が案内する老舗屋台の味

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    台中で生まれ育ち、台中を愛する著者が悩みに悩んだグルメベスト20。

    合作街大麺羹 煮込み麺 黄色い幅広麺を鉄鍋に投入してとろみがつくまで茹でる。10人中8-9人が困惑の顔になる一品。

    異香斎 台湾伝統菓子 餅米を使ったお菓子から小麦粉のお菓子まで数多く取り揃えている。

    天天饅頭 サクサク甘い揚げ小豆饅頭 日本式の饅頭なので餡が入っている。グルメを語る際、重要なのはカロリーではなく覚悟。

    坂神本舗長崎蛋 長崎カステラ 常温保存すべし。日本統治時代に入ってきたもの。

    陳家牛乳大王 パパイヤミルクとトーストの軽食セット。

    阿斗伯冷凍芋 滑らかで甘くしっとりした冷凍芋。昔は冷蔵を冷凍と表現

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    2026年04月06日
  • 台湾漫遊鉄道のふたり

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    初の台湾文学。素晴らしい作品でした。
    昭和13年の台湾が舞台で、作家・青山千鶴子と台湾人通訳・王千鶴が、台湾の美食に魅了されながら仲を深めていく物語です。
    日本の統治下にあった台湾の様子がわかりやすく描かれており、歴史に疎い私はとても勉強になりました。心の奥を見せない千鶴の本音が、統治する側とされる側の違いをまざまざと感じさせます。
    どんなにわかり合いたくても分かり合えない状況がある。作中にある『自分の心に潜む傲慢や偏見に気付いていない、凡俗な人間だったのだ』という言葉は、まさに自分のことだと気付かされました。
    重たいテーマではあるものの、ユーモアのある会話や台湾の美食がとにかく美味しそうで楽

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    2026年03月12日
  • 四維街一号に暮らす五人

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    一つの言葉では表せない人間模様の複雑さ及びクソデカ感情が好きな人に超おすすめ。5人の入居者それぞれの一人称視点から構成されていて、新入り視点から始まるので読者もすんなり四維街一号に馴染むことができる。作中には台湾料理の丁寧な描写がかなり多く興味&食欲をそそられるし、台湾の民族構成や歴史の話が深く関わるので、知識を増やしてから再読するとまた新たな発見が多いと思う。

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    2026年02月17日
  • 台湾漫遊鉄道のふたり

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    読みながらよだれが出そうになる一冊。
    台湾に行ってみたくなる。
    明るくて三浦しをんさんに似た文体で、終始楽しく読めた。
    おすすめの一冊!

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    2026年02月17日
  • 台湾漫遊鉄道のふたり

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    空気読めない族にはこたえるかも。
    私はこの本を読んでとても重たい気分になりました。
    美島に言われた言葉が、まるで自分に言われたようでグサっと傷つきました。
    「この世界で、独りよがりな善意ほどはた迷惑なものはございません」とかね。
    考えなしに千鶴に言った言葉にも後悔して…
    感情移入しすぎかしら。
    最後の12章がなかったらもっとひどい気分を引きずったはず。でもそれすら作者の仕掛け(設定)だったとは。この巧妙な設定の本には参りました。

    ただこの本は、理由をちゃんと伝えてくれていてありがたい。でないと日本人の目線では、千鶴や美島の気持ちを正しく理解出来なかったかもしれないから。匂わせで終わらずこんな

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    2026年02月02日
  • 台湾漫遊鉄道のふたり

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    初めて台湾文学を手にしました。日本の植民地時代の台湾に滞在する日本人女性作家と台湾人女性翻訳人の話。台湾中を鉄道で旅しながら台湾の料理を食する文章でしか伝わらないけどお腹が空いてきました。日本の植民地を美化してない作品とのことで反日的な要素があるのか心配したけどそうでもなかった。台湾は親日家で統治時代は日本がインフラを整備し発展に貢献したと言う私達日本人は多いけど当時の台湾は皇民化政策の影響で少しずつ文化や言語が失われてく光景や主人公作家の千鶴子みたいに傲慢な内地人(日本人)もいたと思うし日本に対して複雑な感情を抱く当時の台湾人は多くいたことでしょう。

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    2026年02月01日
  • 台湾漫遊鉄道のふたり

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    2人で「アイヤ〜アイヤ〜♪」って歌ってるのが可愛すぎる
    胸いっぱいになりながら読んだけど、最後の認識のすれ違いはズーンときちゃった

    読んでる時の雰囲気が共通してると思ったので、こうの史代先生に漫画化してほしい…(こうの史代先生の百合漫画は最高)

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    2025年12月12日
  • 台湾漫遊鉄道のふたり

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    台湾グルメ紀行文かと思いきや、なかなか気づくことがあった。
    日本人の多くが青山千鶴子みたくなってないか?
    親切心のつもりで「日本」を押し付けてないか?
    某国は日本のお陰で文明化したとか無邪気に言っちゃってないか?
    そうなのかもしれないし、新日かもしれないし、そこには日本のものが溢れているかもしれない。でも「ほら、よかったでしょう?」とか言われちゃう方はモヤるだろうな、と物語の中でさりげなく見せてくれた。
    パターナリズム:父が子に対するように、温情のつもりで干渉すること。雇用関係や、医師と患者の関係などにみられる(三省堂国語辞典)

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    2025年11月27日
  • 台湾漫遊鉄道のふたり

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    素晴らしい小説でした。
    日本時代の台湾を舞台に、妙齢の日本人女性作家青山千鶴子と教養あふれる台湾人女性通訳王千鶴の旅と美食と、お互いが寄せ合う心情の機微とが描かれます。二人の立場の違いのせいで、心を寄せ合っていながらも離れざるを得ない二人がなんとも悲しかったです。
    初めて読んだときはこの機微に気づかずに、ちょっと鈍感な青山さんのように、王さんがなぜ離れていくのかわからず、最後の場面で二人の真情に触れた思いでしたが、今回はそれぞれの場面で王さんの思いが行間からにじみ出てきて胸に迫るものを感じながら読み進めました。
    再読することで感動が増し、すっかり作者の楊双子さんのひいきになってしまいました。

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    2025年11月27日
  • 四維街一号に暮らす五人

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    とてもよかった。

    堂々たる四十路のおっさんである手前、百合な部分はどうぞどうぞご自由にということで、繊細な恋愛の機微も、友情の萌芽も、そんなものなんですねと受け止めつつ、、、
    五人全員が魅力的なキャラクターだったが、それぞれがしっかりと、学問に身を置いた経験があるからこそ滲む、知性のようなものが見え隠れしてて、ただのイマドキな若者たちではない芯のようなものを感じて眩しかった。(全員が学部生ではなく、大学院生、または大学院経験者ってのがいいですよね)
    個人的に、後書きに出てきた雲林科技大に仕事で訪れたことがあり、四人の通う大学って、などと想像したりしつつ、楽しかった。

    きっとこれから、ドラマ

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    2025年11月05日
  • 台湾漫遊鉄道のふたり

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    昭和初期。母と叔母と住んでいる青山千鶴は小説家。おうちにいるとお見合いの釣書ばかり見せられるのに嫌気がさし、小説「青春記」が映画化された記念に台湾より招聘されたのを良いことに台湾へと旅立つ。そこで共に大食いの王千鶴さんが通訳としてつく。台湾国内を漫遊しつつ、「台湾漫遊記」を連載。公演などしながら、台湾の旅や食を楽しむふたりだが、もっと仲良くなりたい千鶴と、職業上の関係を保ちたい王の間ですれ違いが起こる。帝国と島、男性と女性、内地人と本島人の差別に敏感なふたりに友情は育まれるのか?あとがきに「青山洋子(千鶴娘)」と「王千鶴」によるものがあったので、本当にあったことなのか!!と驚いたところで、種明

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    2025年11月01日
  • 台湾漫遊鉄道のふたり

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    日本の植民地時代の台湾を描いたものである。政治的な説明ではなく、本省人と内地人という立場で、日本人の女性が台湾を旅行して台湾の食べ物を食べ尽くすという形式である。隣国の・・・という本で紹介されていた。フィクションではあるがよく書かれていて台湾に行った気になる。

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    2025年10月30日
  • 台湾漫遊鉄道のふたり

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    舞台は日本植民地時代の台湾。
    講演会のため台湾に滞在する作家の千鶴子と、通訳として彼女の身の回りの世話をする千鶴。2人の女性が共に過ごした日々が丁寧に描かれた小説。

    物語の導入や後書きがノンフィクションのように描かれているため、一瞬、小説だという事を忘れてしまいました!物語に入り込む仕掛けとして新鮮で面白い。

    登場する多彩な台湾料理は、どれも美味しそうで、どんな料理か想像するだけで楽しい。
    鉄道で巡る行き先での旅の風景を、実際に見てみたいという気持ちに駆られました。

    2人の繊細な心境の変化が丁寧に描かれ、中盤から後半にかけての展開にグッと引き込まれました。2人の距離がなかなか縮まらない理

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    2025年10月19日
  • 四維街一号に暮らす五人

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    漢方を普段から取り入れてたり(蟹は冷えるから酒蒸しにして温めたとか)、漢詩を諳んじたりしててすごすぎる 教養…!
    でも日本のアニメの話もしたり


    ほっこりするけどそれだけじゃなく複雑なところもあって、台湾の歴史のほうも本読まなきゃなって思った

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    2025年10月10日
  • 台湾漫遊鉄道のふたり

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    日本作家・青山千鶴子と台湾人通訳・王千鶴が台湾で公演活動を行いながら、その地の食べ物を食べ尽くす勢いで食べる。食の旅行記に見せかけながら、日本統治下の台湾の様子が後半から見えてくる。
     作家青山千鶴子の豪放磊落さが前半は少し鼻につくが通訳王千鶴との交流から、その当時の日本人と台湾人の考え方が想像できる。友情には至らないけれどお互いの立場を理解して、心の交流を持った二人は友情を超えた絆を一生持ち続けることとなる。
     台湾の歴史をいろいろ考えさせられる本。また、台湾に行って食を楽しみたくなる本。
    この作家の新作を読みたくなった。

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    2025年10月04日
  • 四維街一号に暮らす五人

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    台湾漫遊鉄道のふたりぶりの楊双子先生の作品でした。台湾の歴史、食事、そして百合。古いシェアハウスで暮らす5人の連作短編集のような形態で、出自も性格も違う女性たちが描かれています。現実の時勢と重なる部分もあり、大変面白かったです。

    #エモい #感動する

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    2025年09月24日
  • 台湾漫遊鉄道のふたり

    購入済み

    鉄道旅行、美食、百合をキーワードにした少女たちの物語。
    日本の植民地化にある台湾を舞台に、日本人の女流作家千鶴子と台湾人の千鶴が関係を深めていきます。
    台湾の美食、美しい景観はもちろんですが、二人の関係が最も美しいです。支配者、被支配者の関係であるのにもかかわらず、対等だと無神経な発言を繰り返す千鶴子と、柔らかな笑顔の下に頑固で冷ややかな心を隠す千鶴の対照が面白かったです。友達以上の関係性が特別で切なく思いました。
    小説内小説では日本も台湾も変わらず封建的な社会で女性の権利が抑圧されていますが、小説内後書き(後世)では女性の社会進出が進んでいることが表現されていて印象的でした。

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    2023年05月24日
  • 四維街一号に暮らす五人

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    人と人が交流の末にお互いを大切に思いあうところがステキな話だった。
    しかし、台湾について考えるとその歴史を考えてしまう。

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    2026年04月19日