楊双子のレビュー一覧

  • 四維街一号に暮らす五人

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    g-mapで見たら建物ありますね。
    1996年に大陸からミサイルが飛んできて、2000年には民進党に政権交代した。この間も当地に住んでいて台湾の大きな変化を肌で感じていた。

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    2025年08月25日
  • 四維街一号に暮らす五人

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    ネタバレ

     なんとなく『海街diary』を思い出した。(ただしこちらの5人はまったくの他人であるが)ただ、なんとなく。
     自分は何者なのか?(エスニック・グループであったり性的志向であったり……)が、シェアハウスの店子4人と大家、それぞれの(時間的なズレはあるものの)意識の表面に(自然と、あるいは他からの刺激によって)顕れてくる。登場人物全員が女性なので「百合もの」の色合いは帯びるものの、それがテーマではない。
     登場人物ごとに章を割いて描いていくが、人数が多いせいか、『台湾漫遊鉄道のふたり』ほどの彫り込みには至っていない印象。
     作中にでてくる1914年出版のレシピ本、実在するそうなので(解説文)、翻

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    2025年08月09日
  • 台湾漫遊鉄道のふたり

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    考えさせられた 台湾統治時代の、内地からきた日本人と本島人の二人の女性の心の交流の物語。
    最初はたくさんの美味しいものが書かれ、女性二人の珍道中的なものかと思いきやテーマはとても重かった。
    統治側と非統治側に属する二人の間に、真の、平等な友情は育まれるのか。

    日本人側の視点で描かれる親切や価値観。
    これが押し付けであることに気づけるかどうかが肝心では、と思う。
    求めてすらいないのに便利だからこうしろ、きっと似合うからこうしなさい…断られることを想定していないそれらの提案を、本島人である千鶴はどんな思いで受け止めたのか。
    気づかなかったから、では済まされない。
    気づかなければならないのだ。

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    2025年12月18日
  • 台湾漫遊鉄道のふたり

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    ネタバレ

    面白いとは思いましたが、
    鉄道の話で辿り着いた本なので、
    ご飯の方の比率が高すぎて
    楽しめませんでした。

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    2026年06月01日
  • 台湾漫遊鉄道のふたり

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    通常の本よりもなぜか多くある「あとがき」を最後まで読んで、ああそういうことかと、この小説の構造をようやく理解した。このような表現について当初は「騙された」という怒りの声もあったようだが、私自身はそこまでこの小説に肩入れをしていない分だけ、寛容になれた。
    同じくあとがきによるとこれは「歴史百合小説」らしい。そしてテーマとして台湾の食文化が多く紹介されている。食べ物に対してそれほど執着がなく、百合にも興味がない私にはあまり響かず、むしろ千鶴子の行動や思考が暑苦しいと思っていたくらいだが、きっと共感できる人にとっては楽しめるはず。

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    2026年05月26日
  • 台湾漫遊鉄道のふたり

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    食べ物の描写が多く、前半はなかなか読み進められなかった。
    後半で千鶴とギスギスし始めてからは惹き込まれ、一気読みだった。
    フルコース料理が本当に美味しそうで、でもそのコースの最後にそれ言うんだみたいな笑
    千鶴子の無神経さと傲慢さには辟易しながら読んでいたので後半自覚してくれてよかった。善意で傲慢なふるまいをする人ほどたちが悪いからな。自分はこんなにあなたのためを思って言っているのに…みたいな人とは関わりたくないほんと。そりゃ千鶴も友達にはなれないよね。
    統治する側とされる側の心理描写が巧みだった。
    あとがきを読んでえ、これリアル?と思ったがその後の楊双子氏のあとがきでやはり創作と分かりちょっと

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    2026年05月26日
  • 四維街一号に暮らす五人

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    台湾ならではの歴史や食文化、建物自体が持つ記憶、自己認識と相手との距離感に悩む女性たち。特異性と普遍性が織り成す物語は他者とのつながりで得られる温かさと寂しさが散りばめられている。ふとマンゴーの香りが立ちのぼる。

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    2026年05月17日
  • 台湾漫遊鉄道のふたり

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    「美食×鉄道旅×百合」が融合した贅沢な一冊。
    これを読むと台湾に行きたくなるし、お腹が空いてくる。台湾で現地の美味しいご飯がたべたくなるよー!
    昭和13年の台湾を舞台に、日本人小説家の千鶴子と、翻訳家を目指す王千鶴の二人の物語。
    国は違えど、二人とも美味しいご飯が大好きで、やり取りが微笑ましくこの関係がずっと続けばいいと思っていたのに…。
    この小説の構造の仕組みも面白い。表紙もとっても可愛くて飾りたくなります!

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    2026年05月12日
  • 台湾漫遊鉄道のふたり

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    やっと読めた。昭和13年、日本統治の台湾を訪れた女流作家と、謎めいた有能な通訳兼助手の現地女性との…百合小説、と呼ぶのがふさわしいんだろうな。恋愛というには淡い、友情というには熱い絆。民族&植民地問題、女性の生き方などの骨太なテーマを彩る台湾美味の官能よ! 

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    2026年04月26日
  • オールド台中食べ歩き 歴史小説家が案内する老舗屋台の味

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    今度初めて台湾に行くけど、台北3日間のみ。台中へのあこがれが募る1冊でした。惜しむらくは、お菓子の紹介が多く、甘いもの嫌いには残念…いやしかし、台湾の人にはゴハンもおやつも区別はないのかも。そういう心で味わわなくては。

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    2026年04月26日
  • 台湾漫遊鉄道のふたり

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    前半は、主人公・千鶴子のズケズケとした物言いや振る舞いに強い違和感があり、なかなか読み進めることができなかった。
    しかし、ふたりの関係に決定的な亀裂が入って以降は一気に引き込まれ、夢中で読み進めた。

    物語を通して見えてきたのは、ふたりの関係が本質的には対等ではあり得ないという構造である。
    それにもかかわらず、千鶴子の開けっぴろげで率直な性格、そして後半に見せる反省と真っ直ぐな気持ちによって、一瞬ではあっても確かな絆が生まれたことが印象に残った。

    前半の読みにくさは、単なる性格の問題ではなく、支配階級に属する者としての無意識の傲慢さが滲んでいたためだと、読み終えてから納得できた。

    また、こ

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    2026年03月22日
  • 台湾漫遊鉄道のふたり

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    よかった。
    美味しそうな料理をたくさん食べる話みたいに読んでたけれど、日本人、台湾人、それぞれの立場ゆえに越えられない壁があることに切なくなってしまった。
    時代が、場所が違えば2人が共に幸せになれる結末があったんだろうかと思ってしまった。

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    2026年02月22日
  • 四維街一号に暮らす五人

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    昨年初めて台湾に行って、街並みや気候が想像していたよりもずっと日本とは違って、面白いなぁと興味を持った。本作に出てくる女性たちの会話の内容(特に、ふいに中医学的な知識が出てくるところ)や行動もとても興味深くて、当たり前だけれど、歴史や文化の違いを感じた。台湾て、外省人・本省人・もっと細かいルーツや出身民族、政治(独立派・反独立派)、世代間の違い(中国人として教育を受けたか、台湾人として教育を受けたか)、地域ごとの独特の文化など、思っていたよりもずっとずっと複雑な社会なんだなと感じた。
    出てくる料理は味がまったく想像つかないようなものが多くて好奇心をくすぐられるし、なじみのある日本のアニメの決め

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    2026年02月19日
  • 台湾漫遊鉄道のふたり

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    物語は面白かった。
    でもずっと主人公が好きになれなくて、なんかうっすら傲慢さをずっと感じてて気持ち悪かったんだけど、まさかそれが物語の肝だとは思っておりませんでした。

    2025.12.18
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    2025年12月18日
  • 台湾漫遊鉄道のふたり

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    日本統治時代の台湾を舞台にしているので反日感情を見せられるかと思ったらあまり無く(ゼロではない)。日本人の無邪気さはわかるように書かれていたと思うし、それを書いたのが台湾人作家というのはとても大きい意味があるように思う。
    次から次に出てくる台湾料理がとてもおいしそうだった。中華圏の漢字はうまく読めないので難儀するが、それでも美味しそうなのは伝わってきた。
    この小説を紹介する時に「百合小説」というのもあるが、その辺は読み手の性癖によると思う。

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    2025年12月16日
  • 台湾漫遊鉄道のふたり

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    昭和13年の台湾食文化✕台湾鉄道✕台湾友達をテーマにしている

    日本人小説家千鶴子(ちづこ)と台湾人通訳千鶴(ちづる)の話

    台湾料理のバラエティが富すぎて何も頭に入ってこないし、鉄道も地図で見てないからぼんやりとしかイメージできず。
    千鶴子と千鶴の交流に焦点を当てて読み進めると、何とか読めた。

    分かりやすくいうと
    千鶴子は無神経(本人に悪気がないので気づかず 無邪気)
    他者の気持ちや状況を想像できず、

    「千鶴ちゃんの人生がかわいそうでしょうがない」
    「本島の大家族、千鶴ちゃんの身の上の物語、異国情緒たっぷりのドラマよね。」

    ひとの人生をかわいそうと言っちゃう
    苦労もあったであろうその身

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    2026年06月07日