清水良典のレビュー一覧

  • 2週間で小説を書く!

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    20170909


    小説を書くために必要な知識、技術、そして小説観についてとても分かりやすく書かれた秀作。

    何度も読み直したり実習したりし文章力を鍛えたい。

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    2017年09月09日
  • 2週間で小説を書く!

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    ※注:著者本人も言ってるけど、「2週間で小説を書きあげられる」本ではなく、「2週間で小説が書けるノウハウを身に着けられる」本。
    実践的で解りやすい!
    書いてみるか♪

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    2016年06月25日
  • 書きたいのに書けない人のための文章教室

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    とっても読みやすく、文例に応じての解説でとてもわかりやすかった。
    ここに載ってる文章への接し方を、真似して書いてみたい。

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    2015年05月19日
  • 2週間で小説を書く!

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    批評家の方が書いた「小説家になる本」で、どうなのかと思っていたが、逆に作家でないからこそ、鋭く見ているところがあり、勉強になった。
    2週間でいっぱしの小説家になれるとは思わないが、示されている具体的な実戦練習14日分を実際にやれば、素地くらいはできそうだ。このような本を読んで実際にやるかやらないかが、意外と道を分けそうな気がする。

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    2014年05月08日
  • あらゆる小説は模倣である。

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    模倣、参考、引用、剽窃があいまいなだけに、作る(提供する)側の意識は重要になる、ということをあらためて考えさせられた。
    単なる技法の話ではないですね。

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    2012年08月19日
  • 2週間で小説を書く!

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    ネタバレ

    完全に消化したわけではないですが、小説の書き方が何となく分かった気がした。描写が大切で、あらゆるものを言葉で表すように心がけると日常も思いのほか楽しくなるなと思った。

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    2012年02月22日
  • 自分づくりの文章術

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    小学生の作文から谷崎潤一郎の長編まで。
    文学ではなく文章を、ここまで語れるかと思ってびっくり。
    満足度9-

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    2011年03月25日
  • 書きたいのに書けない人のための文章教室

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    最近趣味の創作(小説)が上手くいかず悩んでいたため手に取った。
    やはり「堅苦しく考えすぎず身近なことでもとにかく書いてみること」などのある種月並みなアドバイスが多かったものの、序盤で「つまらない文章」を紹介し「プライドを捨てろ」などのアドバイスもあり、中々切れ味鋭く身につまされた。
    自分の習慣を変えるのは中々難しいことではあるが、日記やエッセイからでも気軽に書いてみようと思う。

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    2025年03月28日
  • 2週間で小説を書く!

    ネタバレ 購入済み

     内容が濃い。描写力が特に大事なのだと分かった。山田詠美さんや川上弘美さんなど沢山の作家の小説の一部が載っていて、読書案内としても読める。

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    2024年10月12日
  • 金色の死

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    ネタバレ

    解説によると、新しい思想、文化の出現、私生活での千代夫人をめぐるトラブルなど、谷崎にとって大正期(関東大震災まで)は試行錯誤の時期だった。

    理想の芸術の実現を目指す「金色の死」、撮った覚えのない映画にまつわる「人面疽」、学級を支配する生徒についての政治的な「小さな王国」、6ページに及ぶ足の描写にあっけにとられる美脚賛歌「富美子の足」、探偵との会話によって次第に真相が明らかになる「途上」など、いろいろなタイプの作品が収録されているが、どれも後の作品に通じる要素を含んでいる。(一見まじめに思える人物が、急に変貌する(正体を現す)というのもそのひとつ)

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    2022年09月20日
  • 金色の死

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    ネタバレ

    金色の死―谷崎潤一郎大正期短篇集
    (和書)2010年02月10日 22:49
    2005 講談社 谷崎 潤一郎


    良い短篇集だった。以前に読んだことがあるのが何作かあった。

    「小さな王国」は柄谷行人「日本精神分析」に入っていてそこで読んだことがある。

    「金色の死」は印象深い作品だった。

    それぞれ良い作品で、はずれがなく楽しめた。

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    2020年09月25日
  • 書きたいのに書けない人のための文章教室

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    ・書くことは、「新しい自分をつくる」こと。
    →自分という人間を見つけなおし、言葉によってつくりなおすこと。
    ・活字まみれの時代の「自分づくり」。
    →他人の書いた文章にたえまなく侵食されていて、「自分の」境界が保ちにくい。自分が何をどう感じ、何を考えているのかが、はっきりしなってくる。そんなとき「自分」を確かめる一番の方法が、文章を書くこと。書くことによって、一個の考えを持った「自分」がはじめて生まれる。
    ・読んだ本や文章からお気に入りの部分を抜き出して、ノートに書き写す
    →見本にしたい文章のモデルを集める。自分の感性に忠実に。書き写す分量は、1-10行程度で充分。感動しただけでなく、わからない

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    2018年11月18日
  • 書きたいのに書けない人のための文章教室

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    購入前、岐阜市立図書館より借りて読了済み。手元に置いておくために購入した。

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    2017年06月23日
  • デビュー小説論 新時代を創った作家たち

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    作者のあとがきにもあるように、文芸評論というジャンルそのものが滅亡している中、正統派の文言評論を書いた書であります。
    そりゃ、こういう風に、素人でも評論を全世界に流せるのでありますから、文芸評論家の役割は何なの?というお声もありますが、
    その小説、作家に寄り添い、小説を読み解き解釈する文芸評論という仕事を丁寧にやり終えた力作でいらっしゃいます。

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    2017年02月05日
  • 増補版 村上春樹はくせになる

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    村上春樹のもやっとした小説を読み解く評論集。わかったようでわからないのに何故か世界で読まれる村上春樹。小説内のパズルとなぞかけの解説として楽しめた。

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    2015年10月25日
  • 金色の死

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    7篇収録の短篇集。

    「金色の死」は江戸川乱歩の「パノラマ島綺譚」に似ているなと思った。実は逆で、江戸川乱歩が「金色の死」に影響を受けて「パノラマ島綺譚」を書いたとのこと。理想の美を具現化すると気味が悪い。私はディズニ―ランドにも同様の気味の悪さを感じていて自分がおかしいのかと思っていたが、解説ではずばりその点について指摘されていて安心した。ディズニ―ランド大好きな人が多いのであまり大きな声では言えないけれど。

    「富美子の足」の足フェチぶりはおもしろい。富美子の足の素晴らしさについて滔々と語られる。そんなに良いのか、足が。

    「小さな王国」は世にも奇妙な物語的で印象に残る。謎の転校生が学校内

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    2015年03月28日
  • 2週間で小説を書く!

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    何気なく手に取ったけど、分かりやすくて大変面白かった。
    物語を考える時の思考が整理され、また読書する時の視点がまた新鮮になる。

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    2015年03月15日
  • 2週間で小説を書く!

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    文芸評論家:清水良典氏の文章術実践的プログラム。
    創作メモ(1)ネタ帖(2)忘備録 は参考にしたい。
    <それをやったら必ず魅力がランクダウンするストーリーの典型>は耳が痛い。
    <描写とは小説と読者をつなぐ魔法の通路>は納得。
    いろいろと私なりにメモった部分もあり、今後の創作に生かせればと思う。

    兎に角、一つの作品を完成(書き終る)ことが大事だと言うことです。

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    2013年10月17日
  • 2週間で小説を書く!

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    分かりやすく、押し付けがましくない。
    実際、著者のゼミで講義を受けているような気分になりながら充実した時間を過ごせた。
    書き続ける事、ブレない小説観を持つ事等、小説を書く上で重要なエッセンスが書いてあった。
    個人的には『自分のあるべき小説観が定まっていない人は目先の利潤追求に陥りやすい』という所から、書きたい、自分の書いたものを人に読んで貰いたいという当初の純粋な欲求を忘れがちになるんだという事を感じた。
    小説を書く以上、対象となる読者がいて勿論、書き手はある程度対象を意識せざるをえないけれど、完全にのまれてしまっては本末転倒なのだとか、自分がその時はイケてる!と思って使った言い回しや文句なん

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    2013年03月28日
  • あらゆる小説は模倣である。

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    今までいろいろな小説を読んでいて漠然と感じていたことを、わかりやすく整理してもらったという感じ。村上春樹の初期作や谷崎潤一郎・江戸川乱歩・金井美恵子あたりはけっこう好みなので、彼らが影響を受けた外国の作品や彼らに影響を受けた人々の流れがわかってうれしかった。ライトノベルやケータイ小説の位置づけについても、そんな風に言っちゃっていいのかなぁと思う部分はあるものの、大筋は納得。第1章が一番おもしろく、第3章は自分で何か書いてみる気がない限り読まなくてもよいと思います。

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    2012年09月15日