清水良典のレビュー一覧
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20170909
小説を書くために必要な知識、技術、そして小説観についてとても分かりやすく書かれた秀作。
何度も読み直したり実習したりし文章力を鍛えたい。
Posted by ブクログ -
※注:著者本人も言ってるけど、「2週間で小説を書きあげられる」本ではなく、「2週間で小説が書けるノウハウを身に着けられる」本。
実践的で解りやすい!
書いてみるか♪Posted by ブクログ -
とっても読みやすく、文例に応じての解説でとてもわかりやすかった。
ここに載ってる文章への接し方を、真似して書いてみたい。Posted by ブクログ -
批評家の方が書いた「小説家になる本」で、どうなのかと思っていたが、逆に作家でないからこそ、鋭く見ているところがあり、勉強になった。
2週間でいっぱしの小説家になれるとは思わないが、示されている具体的な実戦練習14日分を実際にやれば、素地くらいはできそうだ。このような本を読んで実際にやるかやらないかが...続きを読むPosted by ブクログ -
模倣、参考、引用、剽窃があいまいなだけに、作る(提供する)側の意識は重要になる、ということをあらためて考えさせられた。
単なる技法の話ではないですね。Posted by ブクログ -
完全に消化したわけではないですが、小説の書き方が何となく分かった気がした。描写が大切で、あらゆるものを言葉で表すように心がけると日常も思いのほか楽しくなるなと思った。Posted by ブクログ
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・書くことは、「新しい自分をつくる」こと。
→自分という人間を見つけなおし、言葉によってつくりなおすこと。
・活字まみれの時代の「自分づくり」。
→他人の書いた文章にたえまなく侵食されていて、「自分の」境界が保ちにくい。自分が何をどう感じ、何を考えているのかが、はっきりしなってくる。そんなとき「自分...続きを読むPosted by ブクログ -
作者のあとがきにもあるように、文芸評論というジャンルそのものが滅亡している中、正統派の文言評論を書いた書であります。
そりゃ、こういう風に、素人でも評論を全世界に流せるのでありますから、文芸評論家の役割は何なの?というお声もありますが、
その小説、作家に寄り添い、小説を読み解き解釈する文芸評論という...続きを読むPosted by ブクログ -
村上春樹のもやっとした小説を読み解く評論集。わかったようでわからないのに何故か世界で読まれる村上春樹。小説内のパズルとなぞかけの解説として楽しめた。Posted by ブクログ
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文芸評論家:清水良典氏の文章術実践的プログラム。
創作メモ(1)ネタ帖(2)忘備録 は参考にしたい。
<それをやったら必ず魅力がランクダウンするストーリーの典型>は耳が痛い。
<描写とは小説と読者をつなぐ魔法の通路>は納得。
いろいろと私なりにメモった部分もあり、今後の創作に生かせればと思う。
兎...続きを読むPosted by ブクログ -
分かりやすく、押し付けがましくない。
実際、著者のゼミで講義を受けているような気分になりながら充実した時間を過ごせた。
書き続ける事、ブレない小説観を持つ事等、小説を書く上で重要なエッセンスが書いてあった。
個人的には『自分のあるべき小説観が定まっていない人は目先の利潤追求に陥りやすい』という所から...続きを読むPosted by ブクログ -
今までいろいろな小説を読んでいて漠然と感じていたことを、わかりやすく整理してもらったという感じ。村上春樹の初期作や谷崎潤一郎・江戸川乱歩・金井美恵子あたりはけっこう好みなので、彼らが影響を受けた外国の作品や彼らに影響を受けた人々の流れがわかってうれしかった。ライトノベルやケータイ小説の位置づけについ...続きを読むPosted by ブクログ
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大切なことは「書き続けること」ということがわかる本です。
「こうでなくてはならない」という文学感を押し付ける本ではなく、具体的に何をするといいのか、何が必要なのかがわかり、読んでいて勉強になります。Posted by ブクログ -
小説、ちょっと書いてみようと思いまして読んでみました。
「文章にこだわりながら小説を書く、それが作家というものなのである」というのは、当たり前のようですが勉強になりました。
がんばっていろいろ書いてみます。Posted by ブクログ