里中李生のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ささっと一時間ほどで読み終わった。
一流の男とは、二流の男とは
とリストのように解説があるのかと思いきや、ちょっと違った。2011年と結構古い本だが、内容は今も古めかしくはなく、寧ろ筆者の男の考え方に少しかっこいいとさえ思う。
基本、男は強くあれ。会社で成功し、女を虜にするために必死に努力しろ。フェミニズムをバッサリ断ち切る物言いは、何というか威厳がある。
人生一度きり、は自分の好きな言葉だが、人生の哲学を持って長期計画から1年の計画、今日の計画と落とせないとダメだ、の言葉には怠惰な自分を反省した。
この筆者も、成功イメージの想像力と思い込みの力の強力さを語っている。最近やっていないので -
Posted by ブクログ
「男の生き方論」 孤独が男を変える、男を強くする、賢くする が本書のテーマです。
結構極論と思えるものありますが、耳に残る言葉の数々です。
気になったのは次です。
・人間は、孤独になればなるほど、能力を発揮するし、仕事にも集中できる。「私の友達は本だ」という男が勉強に強いし、「私の友達は仕事だ」という男が出世していく。
・無理に親友や仲間を作りたい問い思うのが滑稽だ
・「自分を律する」という自分に対する怒りは男なら絶対に持たないといけない。まず、「俺は不甲斐ない男だ」と怒らないと、その男は成功などしない。
・自分に怒っている人間には、「少しでも自分を変えよう」という才能がある。「才 -
Posted by ブクログ
無頼の作家、里中李生氏の「読書術」の本。
「読書術」とあるが、著者の推奨する本を紹介する、リファレンス本という方が近い。著者の方についてはは存じ上げなかったが、かなり独特の語り口、ポリシーを持った方。熱狂的支持者もいるらしいが、好き嫌いは分かれるところだろうなと思う。
主張に賛同するかどうかはとりあえず置いておいて、興味深いとは思った。この舌鋒で癌を患っているというあたり、鬼気迫るメッセージ性を感じる。過激であり、偏っているが、綺麗ごとでない分ある種の真実も含んでいると思う。
1章「成功したいとき、何を読めばいいか?」3章「一流の男になりたいとき、何を読めばいいか」で紹介されている本は実際こ -
Posted by ブクログ
【感想】
言っている事の大部分は非常に納得できるが、筆者自身の愚痴や文句が作中に多すぎる。。。
筆者は普段、一体どれだけクレームを受けているんだと、読んでいて笑いそうになった。
そのあたりが筆者の狭量さというか、良く言えば繊細さを感じた。
そもそも、「お金をもっとたくさん欲しい!!」と綺麗事抜きで言っている人の方が昨今多い気もするが・・・
そういった作者の愚痴を除けば、内容自体はとても参考になる。
「大事なのは金<命」ってのも頷けるし、「洞察力」に関しては自身の課題だなーと非常に納得。
自分自身、ちょっと最近世間とかトレンドに興味がなさすぎるので、そのあたりはしっかり見た上で判断しないと。
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Posted by ブクログ
お金がある男は器が大きく、人を助ける余裕がある。そして女の子をも引き寄せる魅力をかもし出す。
超毒舌!いや、我慢せずに当然のことをぶちまけたという印象の一冊。内容はかなり偏っているけど、納得のいく内容ばかりだった。
マナーやモラルを守らない人には庶民(貧乏人)が多い。この本ではゴルフ場を例として挙げていたけど、スーパーなんかでも安売りをウリにしているスーパーほど、マナーやモラルもないと感じる場面は多い。
それはお金を多くもつことによる余裕と、器によるもので、貧乏人はお金持ちこそ悪であると非難する。でも本当は羨ましい。自分も宝くじを当てて、その悪であるお金持ちの一員になろうとするので、よく