本全体的に、少し具体性に欠ける。さらに、1テーマが見開き2ページにまとめられているが、そこにこだわる過ぎているためか、確かに見やすいが、少し1テーマについての内容が、もっと知りたいのに、薄いということもあった。
・辛さや悲しみを受け取る。=解決方法を欲しくて話してはいない。
してはいけない対応
①励ます。
②気にするほどじゃない
③明るい話で元気づける
④ジョークで紛らわして、明るくする
⑤相手を冷静にしてあげるために、論理的な話をする
・人が沈黙する理由
①自分の考えをまとめるために、少し待ってほしい
特に、口数が少ない慎重なタイプ
②迷っていたり、悩んでいたりする人は、どのように伝えるか迷っている
自分の弱さを露呈するかもしれない話。
自分や対象になる人が傷つかない様な言い方を探している可能性があ る。
③大事な話をする前
④決定的なことを言う前
⇒相手の呼吸や動きに合わせて、ゆったりと待つ。
我慢できなければ、「今、どんなことを考えてる?」などと余計なことを言わず、相手の考えを邪魔しないことを言う。
・質問は自分自身がしたいこと。
質問に自分が話さず、相手に聞いてあげる。
・口数が少ない人にはオウム返し+プラスワンの情報・感想
「今日はどちらからおこしですか?」
「青森です」
「青森ですか?私も仕事で行ったことありますよ。」(情報)
「青森ですか?いいところにお住まいですね」(感想)
⇒話を途切れさせないためには、これにさらに質問を+。
・オウム返し
相手が伝えたい言葉を、オウム返しすることに注意する。
感情言葉を拾う。ただし、頭にきた→腹がたったなど、自分の言葉に言い換えてオウム返しはNG。
感情言葉が見当たらないなら、「その時、どんな気持ちだった?」と聞き、相手の感情を引き出してあげる。
・4つの感覚タイプ
理解できないというのは、これに起因する。
『海と言えば?』
①視覚タイプ:思い描いた頭の中の絵や動画にアクセス
「青い海、白い砂浜」
携帯などを見かけで選ぶタイプ。身振り手振りが多く、早口。身なりはきっちり。視線は上
⇒テンポよく相槌。少し早口で話す。
②聴覚:頭の中で聞こえる音にアクセス
「ざざーっていう波の音」
視線が左右
③体タイプ:触角、味覚、嗅覚などにアクセス
「潮の香りとか、焼けつく砂浜」
~って感じとかが、語尾に付く。視線が下
④理論タイプ:
「海は地球の70%で・・・」
視線がゆっくり左右。
・クローズド・クエッションからオープンドクエッションへ
無口な人には。
・座る位置
相手の左側がいい。
左耳からの情報は、右脳で情報を処理するので、理性より感性に訴える事が出来る
・パーソナルスペースを利用する
短期間で親しくなりたい場合、車や狭い部屋で食べたり飲んだりすると効果的
・怒りの問い詰めに対して
相手の言いたいことを明確にしてから答える。
「私のこと、もう好きじゃないの?」
「それは~だから?もっと君といれる時間を増やせばいいのかな?」
・悪口を言われた時
オウム返し。
・本音を聞き出す方法
何が悪いのか?だと、批判の答えを言わせるようになってしまうので、そうしたらうまくいくのか?と聞けばいい
・暗示を埋め込んで聞く。
質問の埋め込み「どんなことを感じているか知りたいなぁ、と思うんです」
命令の埋め込み「リラックスしていいんですよ」
「なぜ君があんなことをしたのか、私にはわからないが、どうなんだろう・・・」
相手にしてほしいことや聞きたいことは、文中に入れ込む
「人は常にベストを尽くしている」−自分の立場から見ると不足な点が目につくこともあるが、相手のレベルでは精一杯やっているという受け止め方が、自分のコミュニケーション力をアップさせてくれることにつながる。また自分に対してもそのように受け止めることで前向きになれる。