牧野美加のレビュー一覧

  • サイボーグになる テクノロジーと障害,わたしたちの不完全さについて

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    障害当事者のアイデンティティとテクノロジーについて。自分にない視点で面白かった。特に技術楽観主義(いつか科学技術が障害を完全に根絶する)は現場の課題に向き合っていないうえ、実現する見込みもないという批判はもっともだと思った。

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    2024年07月21日
  • 毎日読みます

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    ○本のタイトル『毎日読みます』
    ○著者名 ファン・ボルム
    ○訳 牧野 美加(まきの みか)
    ○出版社 集英社
    ○ジャンル エッセイ
    ◯どんな本?
    日々の忙しさの中で本をどう楽しみ、どう読んでいくかを具体的な方法と作品を通じて、優しく教えてくれるエッセイ。
    読者に「本を読みたい」と心から思わせる魅力がある。
    読書の楽しさや効用を再確認し、自分自身の読書スタイルを見直すことができる。
    忙しい毎日の中で読書を続けたいと思っている方や、読書に対する情熱を再燃させたい方に特におすすめ!

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    2025年12月06日
  • 毎日読みます

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    少し飛ばしながら読んだけど、ファンドルムさんの文章はとても好き。

    ・もし一冊の本を読む前の自分と読んだあとの自分が少しでも変化していたなら、たとえその本を読んだことすら覚えていなくても問題ないのだ

    ・誰も自分の金を分け与えようとはしないのに、
    自分の人生はらいかに多くの人々に分け与えていることでしょう?
    人は財産を守ることにかけてはケチくさいのに、時間を浪費することには鷹揚です。
    こと時間にかけては貪欲であって然るべきなのに。(セネカの【人生の短さについて】より)

    ・わたしたちは他人の人生をよく知らないので、その人の人生で一番目立つ面だけに注目しがちだ。

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    2025年11月22日
  • ようこそ、ヒュナム洞書店へ

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    韓国の翻訳小説
    まず、翻訳小説と思えんぐらいナチュラルでいい文章やった、訳者すごい!
    韓国語の表現って日本語と似てたりするんかな?言われても気づかんレベル
    最初の方はまじで退屈で読むの進まんかったけど、最後らへんは大分惹き込まれて面白かった
    登場人物の心情変化がすごく詳細に書かれてる
    わかるなーその気持ちっていうのがうまく言語化されててすごかった
    答えがわからん人生の中で、どうにか最善策を模索していこうという登場人物達が現実味あって親近感湧いた
    すっごい考えさせられる、読書感想文に良さそう
    ほんっていいですね~

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    2025年11月13日
  • ようこそ、ヒュナム洞書店へ

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    枕元に置いて毎晩少ーーーしずつ読んだせいか?途中で誰が誰だか分からなくなってしまった。「ヨンジュ」と「ミンジュン」でさえも、「ジュ」がどちらにも入っているので、分からなくなる事も…。そんな感じではありながらも、何とか雰囲気で読み終わりました。

    中盤くらい、日本も韓国も同じだなぁ~と思った事や、あと、凄く羨ましい!!
    本・本屋を通じてこんなに良い仲間がいる事が。

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    2025年11月09日
  • ようこそ、ヒュナム洞書店へ

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    登場人物みんな、心に傷や闇、悩み、問題を抱えていて、それでも毎日生きて、生活していて、そんな彼らのそばにはいつも「本屋」と「コーヒー」があって、そこに居る間は安らぐ。
    そんな本屋と店主とバリスタとお客さんや作家さんたちの日常が描かれている。
    こんな本屋さんが近くにあったら絶対に常連になっちゃう。
    悩んでもいいよ、頑張り過ぎなくていいよって言って貰えてるようで、ホッとする作品。

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    2025年10月22日
  • ようこそ、ヒュナム洞書店へ

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    小説というよりエッセイを読んでいるような、リアリティがあった。
    あまり海外の小説を読まないからか、登場人物も誰が誰やら途中混乱したけど、全体的にゆったり優しい雰囲気で読みやすかった。
    店内で講座を開いたり、トークショーをやったり、SNSでコラムを書いたり、すごく精力的なヨンジュが眩しかった。

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    2025年10月21日
  • ようこそ、ヒュナム洞書店へ

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    本好きなら本屋さんが舞台の小説は大好物であるという経緯で借りました。
    しかし途中で中だるみしてしまい…一旦別の本でリセットさせました。おそらく今の気分ではなかったんでしょう。
    人生模索しているけど、模索し続けていくのが人生なのでしょうね。

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    2025年10月04日
  • サイボーグになる テクノロジーと障害,わたしたちの不完全さについて

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    以下、障害への違った視点を教わった。
    ・障害を治療矯正できなかったものとネガティブにとらえるのではない。
    ・健常者に近づかせるためのリハではなく、補聴器より表字サービスとか、自分で生きやすい方法を選べるといいんじゃない?
    ・でも高価な車椅子とか使ってたら、白い目で見られる。非障害者の価値観のなかで生きるジレンマ。
    ・非障害がつくるもの、思い描くユニバーサルデザインなどゴールを決められて、ユーザー側にいるだけでなく、自分で決めたい。
    ・障害をオープンにする方が生きやすいと思ってたけど、それが関係性や仕事上の支障になる可能性もある
    ・障害者は技術を使って、健常者に近づく努力をし、喜ぶ人でないとなら

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    2025年04月06日