牧野美加のレビュー一覧

  • 毎日読みます

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    年末にかけ「毎日飲みます」状態に陥り、アルコールにより読書ができなくなる私には何かと辛い季節だ。断れば良いのだが、交友も大切かと思い、流される。昨年と変わらぬ景色。

    酒のせいではなく、読書をしたものを読んだ端から忘れていく。「毎日読みます」しかし「すぐ忘れます」。この悩みは世界共通のようで本書でも吐露される。

    ー 読書後の忘却。読書が虚しく感じられる理由だ。先週読んだばかりの本の内容も覚えているような、いないようなありさまだし、一年前に読んだ本は、タイトルも内容も霧に包まれたようにぼんやりしている。どうせこうなるのなら、いったいなぜ本を読まねばならないのか。時間ももったいないし、虚しさだけ

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    2025年11月29日
  • ようこそ、ヒュナム洞書店へ

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    ネタバレ

    p.219 あなたを応援します
    カリン茶のシーンが良かった。
    「わたし、険悪になりそうです。」って台詞が可愛くて、この章だけでも韓国ドラマみたいだった。
    ここで言うカリン茶(伝統茶?)ってどんなだろう。韓国行ったら飲んでみたい。
    後ろの方の、スンウさんが傷付いたヨンジェと本でコミュニケーションを取ろうとしてるシーンも、愛を感じて良かったなあ。

    p.273 コーヒーを淹れる時はコーヒーのことだけを考える
    この章のミンジュンさんが1番刺さった。
    「その代わり、今日自分がやることに全力を尽くす。」
    壮大な目標や遠い未来に途方に暮れたら、このページをもう一度読みたいと思った。

    総評、いい本でした。

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    2025年11月20日
  • ようこそ、ヒュナム洞書店へ

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    ヒュナム洞書店のような温かい居場所にいつか巡り会えたらいいなと思いました。
    同じ空間に、それぞれ悩みを抱えた人たちがいて、干渉しすぎずに寄り添い合い、前を向いていく姿が本当に素敵でした。
    「もっと頑張らなきゃ」と肩肘を張ってしまう日々の中で、自分のペースや方向で歩いていいんだよ、と優しく慰めてもらえた気がします。
    私もヨンジュのように、生まれつき良い人じゃなくても、本を読んでいくうちに少しずつ近づけるんじゃないかと思います。
    たとえそうでなくても、本は心をそっと落ち着かせてくれる存在だと改めて思いました。
    これからもたくさん本を読みたいです。

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    2025年11月20日
  • 毎日読みます

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    韓国の本をはじめ世界中の本が紹介されていて、本作の中の引用を読んで、興味が惹かれるものが多々ありました。

    「本を読むのに良いタイミングは『いつでも』だ」

    日本の読書指南書とはまた雰囲気の異なる奥深さがあって面白かったです。

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    2025年11月19日
  • ようこそ、ヒュナム洞書店へ

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    ネタバレ

    韓国文学2冊目。前にも思ったけど、日本に文化や感性が似てる??
    仕事辞めるのに背中を押してもらえる一冊(笑)

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    2025年11月06日
  • 毎日読みます

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    非常にためになる韓国人による読書指南書です。
    時代を問わず国を問わず、53篇のエッセイのなかに響くものが多々あった。巻末の参考図書リストあるのもいい。

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    2025年11月05日
  • ようこそ、ヒュナム洞書店へ

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    (2025/11/05 3h)

    本に映画に珈琲に、働き方と人間関係を掛け合わせた作品。大好き。
    目次を見て、エッセイみたいな章立てだなあと思ったが、訳者あとがきから元が電子書籍だと知ってブラウザからの読みやすさを考慮しての構成だったのかもと納得。

    実在する作品群(是枝監督の映画とか)が挙げられる中で、ヒュナムという町は架空という。実在とフィクションの織り交ぜ方も好い。
    著者と登場人物が対話するというメタぽさも好き。
    作家との一問一答の章がいちばん好きかも。

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    2025年11月05日
  • ようこそ、ヒュナム洞書店へ

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    ネタバレ

    韓国の小説を初めて読みました。
    いろいろな人生があるけど、過去に苦労をしている人ほど、人に優しくなれるのかもと思いました。
    「carpe diem」 、「人生をもっといい人間にする空間」、「いい人が周りにたくさんいる人生」という表現が心に残りました。
    人を疲弊させるのも、人を救うのも、人なんだなって。
    結局は人は一人では生きていけない。自然体で付き合える人間関係が人生を豊かにするのだなと思いました。
    たまたま書店で出くわしたそれぞれの境遇の人たちが、自然に対話を通じて心をつなげていく、なんだかふんわりと優しい気持ちになりました。
    いい人が周りにたくさんいる人生って素敵だな。そのためには何らかの

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    2025年11月01日
  • サイボーグになる テクノロジーと障害,わたしたちの不完全さについて

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    障害を持つ著者2人が、医療テクノロジーと社会のあり方を問う。完全な治療は素晴らしいことだが、達成するにはまだ時間もかかる。それに最新医療は高額であり誰もが受診できるおのではない。
    それよりも障害者が障害者のままで、快適に生きるためのテクノロジーはどうあればよいのか。そも障害者を非障害者に合わせるのではなく、障害者を基本とする社会を目指せないのか、などが提言されている。

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    2025年10月29日
  • サイボーグになる テクノロジーと障害,わたしたちの不完全さについて

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    とても興味深く読んだ。本書では、障害者が身体とテクノロジーを結び付けることを「サイボーグ(ないし障害者サイボーグ)」と呼ぶ。

    作者の一人キム・ウォニョンさんは弁護士にして俳優であり、骨形成不全症のため車椅子生活をしている。もう一人の作者キム・チョヨプさんはSF作家であり、後天的な聴覚障害者である。世代も障害も異なる二人の当事者が、客観的に、また時に主観的に、正常性の規範を押し付けられる障害者の在り方を綴る。それは韓国の障害者事情でありながら、普遍的なテーマである。

    本書からはいくつかの刺激的な論考がすくいとれる。
    どこまでが人間の身体なのか。一握りの富裕者しか使えないテクノロジーに意味はあ

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    2025年10月17日
  • ようこそ、ヒュナム洞書店へ

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    居心地のよさそうな町の本屋さんとそこに集まる人たちの話。
    みんな何かしら悩んでいたりする。それをパッと解決してくれるすごい人が出てくるわけではない。「本はわたしたちを誰かの前や上には立たせてくれません。その代わり、そばに立てるようにしてくれる気がします」というある登場人物の言葉のとおり、そばに立って自分のペースで立ち上がったり歩き出したりするのを待ってくれている、そんな人たち。
    本を読んだらいい人になれるという単純なものでもないけれど、本を読むことや読んだ本について誰かと語り合うことってやっぱりいいなと思った。

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    2025年10月13日
  • 毎日読みます

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    『ようこそ、ヒュナム堂書店へ』の著者、ファン・ボルムさんの読書エッセイの改訂版があると知って、早く読みたいと思ってました。
    題名がいいですよね。
    読書は自由だから、どんなふうに読んでも、その人となりが現れます。
    なぜ、本を読むのか、読み終わって感じる満たされた気持ち、新しい本を手に取った時のワクワク感。なかなか読み進められない本へのもどかしさ。いい感じの本屋さんを見つけた時の高揚感。
    本への愛情がたっぷり語られていると感じました。
    各章に著者が愛する作品が紹介されていて、作品は読んだことのないものばかりだったけれど、引用された一節に心が動かされます。
    紹介された作品は外国のものばかりで、難易度

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    2025年10月11日
  • ようこそ、ヒュナム洞書店へ

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    市井の人々の肉声をきちんと
    デッサンして物語に構築した群像劇

    ハートウォームというより
    ソウルフルのほうがしっくりくる

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    2025年10月01日
  • 毎日読みます

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    読書好きならうんうん、と頷きながら読むだろうし、読書の習慣がなくても本作のどこか1つの章を読むだけで読書を始めてみようかなと思う1冊なのではないかと思った。
    共感することもされることもどちらも大事なこと、という1文が印象的。そして自分は狭く浅くの読書になりがちなので、広く読んで深く読む読書を始めてみたいと思う。

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    2025年09月25日
  • 毎日読みます

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    気になった本があると並行して本を読み始めてしまうわたしの癖も、そんな読み方もアリだよねと肯定してくれた気がして、ますます読書が気軽なものになれたのかなと思う

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    2025年09月11日
  • 毎日読みます

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    ネタバレ

    全体を通して友だちを見つけた感じ。夜寝る前の読書の時間に、この時間も誰かと繋がってるんじゃないかと思っていた感覚を、この本を読んでいるときも同様に感じた。

    「頭も心も重い日には、負担の少ない薄い本に手が伸びる。」私も本を読めない時があって、それで挫折しちゃうのは勿体無いなと思うし、やっぱこういう人もいるんだと思った。

    「ほかの誰かを本が読みたいという気持ちにさせながらも、自身は本を読むことにしか関心がない」読んでいる人を外から見た表現。その点に魅力を感じていたが言語化したことがなかったことに気づいた。

    「本を読んで強くなりたい。より揺らがない、よりどっしりした人間になりたい。」この本のコ

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    2025年08月18日
  • 毎日読みます

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    ネタバレ

    読書に関するエッセイ。語り口が優しく(ようこそ、ヒュナム洞書店へと一緒!)、読書に対する愛が深くて面白かった。
    読書をするときの不安?悩み?戸惑い?に対して私はこうしているという事が書かれていたり、たくさんの本から引用がされていたり、でも押し付けとか上から目線という感じがせず好感を持てた。
    後半は若干流し読みになってしまったけれど、前半はメモをしながら読むほど良い言葉がたくさんあった。

    ◯読書後の忘却
    読書が虚しく感じられる理由

    「文学的健忘症」
    パトリックジュースキント
    読書においては「記憶」ではなく「変化」がもっとも重要だ

    ◯読んだり書いたりするときに感じる快楽は、時とともに大きくな

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    2025年08月18日
  • 毎日読みます

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    この本から得た最も大切なメッセージは、
    本を読もう!


    本好きの本エッセイほど、
    楽しい本はないと思った。

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    2025年08月12日
  • サイボーグになる テクノロジーと障害,わたしたちの不完全さについて

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    それぞれ車椅子、補聴器を使っている著者2人が、障害とテクノロジーについて書いている。
    「サイボーグ」が憧れ的に持つ機械と生体の融合に対して現実の器具と体の間に起こるコンフリクトや、健常と同じやり方で障害を克服すべきという社会的圧力への批判など。
    治療と増強の話おもしろかった。
    事故に遭ったあと夢の中の自分が車椅子に乗るようになった人の話を思い出す。
    書き口が冷静で誠実で素直で、自分の価値観を転換されながらも読んでいて心地よかった。

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    2025年01月12日
  • サイボーグになる テクノロジーと障害,わたしたちの不完全さについて

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    障害当事者のアイデンティティとテクノロジーについて。自分にない視点で面白かった。特に技術楽観主義(いつか科学技術が障害を完全に根絶する)は現場の課題に向き合っていないうえ、実現する見込みもないという批判はもっともだと思った。

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    2024年07月21日