牧野美加のレビュー一覧
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本屋大賞翻訳部門受賞ということで手にしました
翻訳した牧野さんも書いていますが
『時には立ち止まって休むためのきっかけ』
となりそうな優しい一冊
ヒュナム洞書店を舞台に
店主のヨンジュやバリスタのミンジュン、
常連のお客さんたちが
少しずつ回復していく話
生きるのがちょっと楽になる言葉...続きを読むPosted by ブクログ -
街の本屋さんとそこに集う人たちの過去や現在との向き合い方がアンニュイな雰囲気と共に綴られている。
本とコーヒー…その描写により何となく読んでるうちにコーヒー飲みたくなる。
本と同じでそこにいる誰かが答えを提示するのではなく、それぞれとの関わり合いの中から自分で答えを見つけて決断していく。
誰も押し付...続きを読むPosted by ブクログ -
いい人が周りにいる人生が成功した人生だという言葉に感動。私も解き放ちたい過去がいっぱいあるけど、今家族に恵まれていい人が周りにいる人生を送れている。素晴らしい本とはこのように別の視点から気づかせてくれる本。良い本を探しながら書店でコーヒー飲みたい。Posted by ブクログ
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淡々と物語が進んでいく感じが心地よかった。登場人物の境遇や悩みに現実味があり、心温まる雰囲気で気持ち良く読み終えられた。韓国の文化が感じられるのも良かった。Posted by ブクログ
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現実はこんな優しく勇気ある人達ばかりではない事は身に染みてしってるけど、こんな人達に囲まれたらいいなぁと。
現実逃避して癒された。
また、韓流ドラマは好きだが韓流臭が苦手な私も、それを感じることなく読めた。Posted by ブクログ -
登場人物が自分自身が悩んでいることと同じようなことを悩んでいて、心が軽くなった。文中にもあるが、悩み自体が解決しなくても、同じ悩みを抱えている人のことをみると少し心が軽くなるというのを本を通じて感じた。Posted by ブクログ
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読み始めはなんかイライラし身体が自然にピクンと動いてしまった。それは具体性に乏しくもっと展開してもなんて感じたからか?翻訳本だからだろうか?しかし本屋のエピソードだったらそれもありかな?なんて思いながら読み進めて俄然面白くなった。ホンワカ心温まる一冊だった。Posted by ブクログ
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優しい時間ですね…
人生に疲れて立ち止まったり、方向を見失った人たちに寄り添う空間。
癒されますね。
読書≦本屋好きな私にとっては、垂涎ものの空間でした。
「仕事に対するわたしたちの姿勢」とか、「ボタンはあるのに穴がない」などは、ちょっと沁みました…Posted by ブクログ -
「どんなことでもいったんやり始めたら、何よりも、心を尽くすことが大事だ、小さな経験を丁寧に積み重ねていくことが大事なんだ、って」
書店の店主や客にはそれぞれ悩みがあり、お互いが会話を通して相手の考え方を聴くことで自分を見つめ直し、少しずつ1歩を踏み出していく姿が描かれています。私は本編だけでなく、...続きを読むPosted by ブクログ -
韓国の社会問題も交えつつ進んでいくストーリーに徐々に引き込まれた。
最後は心がほっとするような小説。
こんな書店が近くにあったらいいのにな。Posted by ブクログ -
もらったのを忘れてたけど
雪崩をおこした本の中から出てきたので
本屋大賞翻訳部門1位らしいので
読んでみた
わりと読みやすかった
韓国の人々のお名前に
ぜんぜん馴染みがないので
誰が誰だか男女の区別もわかりにくくて
それはちょっと悩ましかったけど
日本とそんなに変わらないんだなー
おんなじようなこ...続きを読むPosted by ブクログ -
感想
本と人が織りなす空気。現実の世界の外にあるような空間。だけど本は現実と理想の架け橋。明日を生きる勇気が湧いてくる。本が読みたい。Posted by ブクログ -
お店に入って本を選ぶ。何を買うかを迷って
グルグルお店の中を歩き回り疲れたら、
椅子に座って美味しい珈琲を飲む。
少し休んでからまた本を探す。
そんな私の理想の本屋が"ヒュナム洞書店"。
この書店の雰囲気が読んでていいなと思う。
時間がゆっくり流れてて、時間を気にしなくていい。まるで群ようこさんの『...続きを読むPosted by ブクログ