小西マサテルのレビュー一覧
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『名探偵のままでいて』シリーズ三部作、完結編。
レビー小体型認知症を患う祖父の「最後」の名推理。
今作はおじいちゃんの容態があまり芳しくない中で事件が起き
さらに、命が狙われるなど後半はハラハラドキドキだった。
各お話の事件や謎が解明していく度に切ないなぁ…と思っていたところ、
不穏な空気も同時に進行。
これはどう繋がってくるんだろう…と考えていたら
まさかの展開と思いもよらない人物が犯人として浮かび上がってきて、
最終話は結構衝撃だった。
3部作がついに完結し
「楓、煙草を1本くれないか」と始まるおじいちゃんの名推理も
楓との絆に魅了されました。 -
Posted by ブクログ
前作から間が空いてしまったけど、楓・岩田・四季、この3人の会話から始まったとたん違和感なくすんなり入り込めた。前作の終わり方が好きだったからかな?!前作同様、問題編となるお題がありその解決編を物語として紡ぐ描き方はとても素敵。
今回はより濃くミステリ感があり読みごたえがあった。感傷的になる場面もしばしば…。
ヒッチコック作品が沢山出てきたが、正直全然分からなかったので…もう少し情報を入れておけばより楽しめるのかも。
楓の恋模様も気になるところだけど…今回で一人に絞られたように思う。やっぱり最後にさらりと印象的なシーンを入れてくる感じがキュンとしてしまう。
優しい気持ちになれる推理小説はなかなか -
Posted by ブクログ
ネタバレ認知症なのに、名探偵なおじいさんのお話,最終巻。
父母はいつも北海道に来たら祖父母の家に行くのにこの時は乗馬のアトラクションを優先した。去年ポニーから落ちた小林くんはホテルに残ると言ったが祖父母宅に向かう。そして、小林くんが見たのは,祖母を乗せた車椅子を押して家に入った祖父。
その後火事になったが、祖母の車椅子も、祖母がそこにいた形跡もなかった。
火事の知らせを聞いた父母は飛んできたがその道中交通事故で死んでしまった。
どうして、父母はいつもと違って1日ずらして祖父母宅に訪問しようとしていたのか。
車いすに座っていた祖母はどこにいってしまたんだろうか?
岩田先生のアパートの隣の部屋から、「 -
Posted by ブクログ
ネタバレ小学校教師の楓は定期的に、元校長の祖父の元へ通う。話術巧みで頭の切れる祖父だったが、レビー小体型認知症を患い、幻視があらわれるように。
そんな祖父に身の回りで起きた「謎」を話すと、祖父は生き生きと語りだす。
購入した古本に挟まれた訃報記事の謎、緋色の脳細胞
行きつけの居酒屋のトイレに現れた刺殺死体、居酒屋の密室
学校のプールから消えたマドンナ先生、プールの人間消失
楓のクラスで起きた不思議な出来事、33人いる!
同僚の岩田が巻き込まれた殺人事件、まぼろしの女
彼女の周りに現れる不審な影の正体は?ストーカーの謎
話題の本だったけど、どうも表紙を見て手に取るのを躊躇っていた。いえやって感じて読 -
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あちゃ☆
アンソロジーにはよくあるけども、ほとんど読んだことがあった!
「ビブリオバトルの波乱」岡崎琢磨……珈琲店タレーランのシリーズ
「緋色の脳細胞」小西マサテル……『名探偵のままでいて』シリーズ
「知識と薬は使いよう」塔山郁……薬剤師毒島さんシリーズ
「ふくちゃんのダイエット奮闘記」友井羊……『スープ屋しずく』シリーズ
「暗い部屋で少年はひとり」 柊サナカ……谷中レトロカメラ店シリーズ
最後のカメラのお話だけ未読だった♪
タイトルは暗そうなイメージで、実際途中までそっち方向にミスリードされるけど、実は強く前向きな少年の姿と決意を表していた。小品ながら、佳品。読後感がよい。 -