小西マサテルのレビュー一覧

  • 名探偵にさよならを

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    【収録作品】
    診療記録Ⅰ
    第一章 捨てられない物と捨てられた者
    診療記録Ⅱ
    第二章 古アパートの二重密室
    第三章 豪華客船の殺人
    第四章 瀕死の名探偵
    最終章 煙草を一本くれないか

    診療記録の章に、正直またこのパターンかと思う。
    黒幕ものは好きではない。後味が悪いから。
    楓も選択したし、三部作で終わりか。
    認知症はここまでご都合主義ではないと思うけれども。

    意外性を狙いすぎてややこしくなっただけの感じもする。

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    2025年11月30日
  • 名探偵のままでいて

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    今まで読んできた小説とは少し違う読み応えの本でした。
    文章の書き方や構成や独特な作家さんで不思議な感覚になります。

    あまり良い評価を目にしなかったので読み始めるときは不安でしたが、頭の悪いわたしには展開に無理があるなどそこまでは気にならず…
    単純に心優しい物語だなあ、という感覚だけで読み切りました。

    名作と言われるような緻密なミステリー小説が好きな方にはおすすめできませんが、大衆文学、エンタメとして読む分には普通に楽しめると思います。

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    2025年11月21日
  • 名探偵のままでいて

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    読みやすい連作短編だった。途中パターンが同じでうーん、、って思っていたのに、読むと止まらなくなって不思議な感じがした。
     「煙草を一本くれないか。」「絵が見えたよ。」決め台詞が王道ミステリー小説っぽくて私は好き。

    四季との行く末気になる!!

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    2025年11月21日
  • 名探偵のままでいて

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    ネタバレ

    小学校教師の楓は定期的に、元校長の祖父の元へ通う。話術巧みで頭の切れる祖父だったが、レビー小体型認知症を患い、幻視があらわれるように。
    そんな祖父に身の回りで起きた「謎」を話すと、祖父は生き生きと語りだす。

    購入した古本に挟まれた訃報記事の謎、緋色の脳細胞
    行きつけの居酒屋のトイレに現れた刺殺死体、居酒屋の密室
    学校のプールから消えたマドンナ先生、プールの人間消失
    楓のクラスで起きた不思議な出来事、33人いる!
    同僚の岩田が巻き込まれた殺人事件、まぼろしの女
    彼女の周りに現れる不審な影の正体は?ストーカーの謎

    話題の本だったけど、どうも表紙を見て手に取るのを躊躇っていた。いえやって感じて読

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    2025年10月30日
  • #殺人事件の起きないミステリー 自薦『このミステリーがすごい!』大賞シリーズ傑作選

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    ネタバレ

    「緋色の脳細胞」は読んだことがあった。
    それ以外は初めてだったが
    シリーズを読んでいないので
    特に「知識と薬は使いよう」とかは
    人間関係がよくわからないものがあった。
    「ふくちゃんのダイエット」は完全に妹が悪者と思っていたので騙された。
    「暗い部屋で少年はひとり」はこんなに打ち込めるものを見つけたのはうらやましいのに
    母が残念すぎる。
    母が残念。

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    2025年10月18日
  • 名探偵のままでいて

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    ネタバレ

    最初は謎解きばかりで単調だったけれど、主人公の生い立ちや祖父に対する想いがわかってから、引き込まれた。それは、自分の大切な人や空間に対して共感ができるようになったからだと思う。小説内で出てくるミステリー小説のように、決まりきった台詞や行動で、謎解きが始まる。最後は読者に委ねるというのも、主人公がどちらの男性に惹かれているのか委ねられている気もする。ただ、文章を読むにあたって四季だなあと思っている。

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    2025年10月07日
  • 名探偵のままでいて

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    本作の安楽椅子探偵であるレビー小体型認知症の祖父のキャラクターが素晴らしく、探偵としてキャラが抜群に立っている。知的でお洒落でありながら「煙草を一本くれないか?」という推理をやるスイッチとなる名台詞がありながら、一連の推理はあくまで筋道の通った解釈であり「物語」として扱うのも面白い。探偵というキャラクターにありがちな独善性や奇抜な振る舞いがなく全体的にスマートなのがとてもよかった。推理を絵として浮かび上がらせるのが認知症の幻覚という設定も、本作を映像化したときに映える設定だなと思いつつ、その幻覚自体が万能に見える祖父の弱点かつ不安要素になっている点も上手い。利点と欠点を表裏一体にして設定として

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    2025年10月06日
  • 名探偵のままでいて

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    ネタバレ

    物語の主人公は、27歳の小学校教師・楓(かえで)。
    彼女は、かつて小学校の校長として尊敬を集めた聡明な祖父と深い絆で結ばれています。
    しかし、祖父は現在71歳で、幻視や記憶障害、パーキンソン症状などを伴うレビー小体型認知症(DLB)を患い、介護を受けながら東京・碑文谷の自宅で暮らしています。
    この病気により、祖父は日常的に幻覚を見たり、記憶が途切れたりする一方で、時折驚くほど鋭い知性を発揮します。
    楓は、ミステリー小説を愛好する祖父の影響を受けて育ち、自身もミステリー好き。
    そんな彼女が、仕事や日常生活の中で遭遇する「日常の謎」(密室殺人や人間消失、幽霊騒動など)を祖父に持ち込むと、祖父の知性

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    2025年09月22日
  • 名探偵のままでいて

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    09月-02。3.5点。
    レピー小体型認知症の祖父を訪問する、小学校教師の主人公。謎を祖父に相談し、解決していく。

    小気味よい感じ。

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    2025年09月05日
  • 名探偵のままでいて

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    短編ミステリー集ではあるものの、全体を通して登場人物等に一貫性があり一つの物語として完成していた。各章ごとに読み進めることもできるので、すごく読みやすく、ミステリーのどれもが些細なことから推理していく(一部超能力?みたいなものはあったものの)流れをとても綺麗に感じた。

    肝心の内容は、前半のミステリーに比べて最後の章は物足りない感があった。なぜどうしての部分がすごくあっさりしすぎているように感じた。加えて、個人的には被害者も犯人ももっと何かしらの背景があるほうが読み応えがあって好みというせいもある。この作品は短編が集まっており、なおかつ全体の物語の進み方としてそうするほうが自然ではあるものの、

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    2025年08月29日
  • 名探偵のままでいて

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    放送作家だけに読みやすい。初めてミステリー小説を読む方にオススメ。
    ミステリー小説ファンにとって、作中に作家や作品が出てくるのが嬉しいね。知らない作品が出てきて、思わず検索しました(笑)。
    25/08/07 31冊目

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    2025年08月08日
  • 名探偵のままでいて

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    ネタバレ

    レビー小体型認知症を患っているおじいちゃんが孫娘:楓の話を聴いただけで事件を解決する、といった発想は非常に面白いと思った。
    随所随所で在宅介護のことやリハビリに関することなど一見分かりやすく表現されているものの、現実の在宅介護現場を知っているとやはりおじいちゃんの状態の落差が激しく、現実離れしている感はあった。
    そういったことを度外視してストーリーだけを楽しめば謎解きなどはリアリティを感じた。

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    2026年01月03日
  • #殺人事件の起きないミステリー 自薦『このミステリーがすごい!』大賞シリーズ傑作選

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    あちゃ☆
    アンソロジーにはよくあるけども、ほとんど読んだことがあった!

    「ビブリオバトルの波乱」岡崎琢磨……珈琲店タレーランのシリーズ
    「緋色の脳細胞」小西マサテル……『名探偵のままでいて』シリーズ
    「知識と薬は使いよう」塔山郁……薬剤師毒島さんシリーズ
    「ふくちゃんのダイエット奮闘記」友井羊……『スープ屋しずく』シリーズ
    「暗い部屋で少年はひとり」 柊サナカ……谷中レトロカメラ店シリーズ

    最後のカメラのお話だけ未読だった♪
    タイトルは暗そうなイメージで、実際途中までそっち方向にミスリードされるけど、実は強く前向きな少年の姿と決意を表していた。小品ながら、佳品。読後感がよい。

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    2025年04月15日
  • #殺人事件の起きないミステリー 自薦『このミステリーがすごい!』大賞シリーズ傑作選

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    重い作品読むは前の休息の感じでサクッと読めました!
    今まで読んでなかった作家さんの作品も読むことができ、ほっこりしたい気持ちの時には良さそうです!

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    2024年08月23日
  • #殺人事件の起きないミステリー 自薦『このミステリーがすごい!』大賞シリーズ傑作選

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    ネタバレ

    『ビブリオバトルの波乱』
    事件自体はそんなに魅力的ではなかったんだけど、
    何気なく訪れたはずの喫茶店の店主が探偵役だった。
    恥ずかしながらこの『珈琲店タレーラン』シリーズを知らず、
    恋人の和将が解決してくれるものだとばかり思っていたから
    意外な活躍に面食らったのと、
    『本』『喫茶店』『謎解き』と大好き三要素が詰まっていたことで
    一発でファンになってしまった。
    調べてみたら既に8巻も出ているとのこと。
    すぐ読みたい。

    『緋色の脳細胞』
    この話は以前にも読んだことがある。
    既に感想も書いてあるので今回は省略。

    『知識と薬は使いよう』
    ここまで来てようやく、
    どうやらこの本はシリーズものの一部ら

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    2024年07月16日
  • #殺人事件の起きないミステリー 自薦『このミステリーがすごい!』大賞シリーズ傑作選

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    ミステリー初心者で、死の描写が苦手な私にはありがたいテーマの本だった。
    色々な作者がつくる物語を順番に読んでみて、ミステリーと一言で言っても色々な形があるのだと発見があった。
    探偵のように謎を解いていくものから、日常の中の違和感に迫るもの、読者が「騙された!」と思うものまで。
    短編でミステリーとなると構成がすごく難しいと思う。
    正直、え、こんなオチ?とがっかりする話も。。
    個人的には最後の話が1番、キャラクターも立っていて文体も好きだった。短い話の中で余韻を残すのが上手だなと思った。

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    2024年07月04日
  • 名探偵のままでいて

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    ミステリーがどうのこうのは置いといて、、、
    ☆4寄りの3は4にするべきか否か。
    すこしアレなとこがありつつも終章は

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    2025年11月12日
  • #殺人事件の起きないミステリー 自薦『このミステリーがすごい!』大賞シリーズ傑作選

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    人の死を扱わない純粋に謎を解くミステリー。

    殺人事件が起きないので、
    凄惨な場面や暴力的な描写がなく
    構えず穏やかな気分で読めました。

    人の心の底や家庭の奥を覗き見るような
    秘めたる部分を詳らかにする物語。

    〜〜〜〜〜〜〜
    ビブリオバトルの波乱 岡崎琢磨
    緋色の脳細胞 小西マサテル
    知識と薬は使いよう 塔山郁
    ふくちゃんのダイエット奮闘記 友井羊
    暗い部屋で少年はひとり 柊サナカ
    〜〜〜〜〜〜〜〜

    個人的には、『知識と薬は使いよう』が
    納得感が得られて好きな読後感でした。

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    2024年04月16日
  • #殺人事件の起きないミステリー 自薦『このミステリーがすごい!』大賞シリーズ傑作選

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    タイトル通り殺人事件は起きないので、血や憎悪などの生々しい表現が苦手な方でも読めます。平和に謎解きを楽しめました。

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    2024年03月11日
  • #殺人事件の起きないミステリー 自薦『このミステリーがすごい!』大賞シリーズ傑作選

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    人が死なないミステリー短編集。どの作品も文体はライトでありながら、読み進める内に「なぜだ?」と意識づけられる。真実を知った時に「なるほどね」と思う。その心の動きこそがミステリーの真骨頂なのではないだろうか。
    派手なトリックはなくとも、静かに心に響く。そんな短編集でした。

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    2024年02月21日