小西マサテルのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
シリーズ完結作。
義祖母が認知症のため、読んでいる中で胸がぎゅっとなったり、名推理に思わず頬が緩んだり。
登場人物はそれなりに多いですが、シリーズを通して読んでいれば、それぞれの人となりも理解できているため、すっと物語に入り込めると思います。
私には祖父母との思い出がほとんどないので、「名探偵にさよならを」というよりは、「永遠に」という感覚に近いのかなと感じました。
別れは受け入れきれず、ずっとそこに残っていてほしい——そんな気持ちに近いのかもしれません。
でも実際は、別れを受け入れて「さよなら」と見送ることが、本当の意味での区切りなのかもしれませんね。
心が元気な時に読むことをおす -
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Posted by ブクログ
名探偵のままでいてのインパクトが強く、ずっと文庫化を楽しみにしてやっと手に取れた一冊。相変わらずの小西マサテル節が効いていて、安心感と読みごたえがありました。ただ、一作目ほどの意外性はなく、上手くまとめられすぎていると感じました。
ストーリーを家族と親密な友人という2面に分けて展開していく本作は、それぞれのキーポイントを各軸に沿って拾うテクニックが要る。前作は最後にこの2軸を鮮やかに合流させ、まさにパズルピースのように綺麗に嵌め込んだ。ただ本作では綺麗さを重視してか、本筋を良い塩梅で切り上げ、続編への橋渡しに徹している。そしてアフターストーリー付きの親切さ。
自分、個人的には心踊らせる余韻 -
Posted by ブクログ
ネタバレ前から気になってたシリーズでしたが、やっと読め始め。前情報なしで読み始めたんですが、安楽椅子探偵ものだったのね。
探偵が認知症と言うとところは、目新しいけども、ここぞの時はしっかり機能してるので安心。
あと特徴的なのは、一案として一つの解を出した後で、それを上回る二案がでてきてより納得感あるストーリーを演出してくれてるのはいいね。
連作もので、前半は比較的まったりしてたけども後半で急激に面白白くなってきた。母親いないのは気づいたけれども、真犯人は作者の意図通りミスリードされてアイスクリーム屋だと思ってたよ。
ちなみに岩田も好きだけど、四季の方が好きかな。
続編があるとの事で楽しみ!