小西マサテルのレビュー一覧

  • 名探偵にさよならを

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    もう本当に、最高なシリーズでした。このまま完結するまで読めたことが嬉しくもあり、名残惜しさも大きいです。ミステリが少し苦手な私でも、読みやすくて大好きなシリーズでした。私の中のミステリの最高潮であり、このシリーズを超えるものはないんじゃないかとさえ思う。最後は驚いたし、楓先生と同じような気持ちで読み進めることもあった。また、必ず読み返すと思います。素敵なミステリ小説と出会えて、幸せです。

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    2025年12月07日
  • 名探偵にさよならを

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    ネタバレ

    終わってしまった。
    表紙を見てぐっときていてので
    なんか良かった。

    おじいちゃんと豪華客船って
    似合う。

    ガンちゃん先生、察してたのですね。
    キャラが好きなお話で
    丁寧に読もうと思っていたのに
    ドキドキして早く読んでしまった。

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    2025年11月23日
  • 名探偵にさよならを

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    ネタバレ

    前半で感じた小さな違和感が後半でドンドコ回収されるのが圧倒されて、スカッとした!ミステリの良いとこふんだんに散りばめられてて最高!

    なのに人間ドラマとしても秀逸で、メリークリスマスのシーン、おじいちゃんへの献辞のシーンなど素敵だった。今回四季&岩田は活躍できなくて可哀想だったけど、名犯人と名探偵の一騎打ちでかっこよかった。

    なんでこんな大きな事件に何度も巻き込まれるのかも、1人の犯人による長編の「物語」ということで矛盾をなくしているところもすばらしい。「偶然に頼りすぎ説」を本全体で解消してる笑
    最も好きなミステリの1つです!

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    2025年11月21日
  • 名探偵にさよならを

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    ネタバレ

    完結編は「診療記録」の章が挟み込まれていて、なんだろう??って思いながら読み進めていくと伏線回収されてて面白かった!

    これが最後…と各キャラへの愛着を感じながら読んだ。
    恋の行方はそっちに行ったのね!
    なんとも2人らしいピュアで美しいやりとりと、もう1人も彼らしい受け入れ方。

    タイトルから、おじいちゃんまさか…と不安を抱えながら読んだけど、九死に一生どころか二生もしとるし、おじいちゃん最高すぎる。
    お別れのシーンは見たくなかったから、幸せなラストで本当に嬉しい。

    本当にみんな優しすぎていい人すぎて、殺人事件とか不幸なこととか起こりまくってるのに、最後まで愛に溢れていた。
    ミステリー小説と

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    2025年11月17日
  • 名探偵にさよならを

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    完結編にふさわしい物語
    死亡フラグが立っていたので、ドキドキしてました
    作者の仕掛けにまんまとはまってしまった
    1巻のレベルは突き抜けていたけど、単独の作品推としても、評価は✡5です

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    2025年11月15日
  • 名探偵にさよならを

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    ──『楓、煙草を一本くれないか』
     
     
    「名探偵」シリーズの最新作にして最終章。レビー小体型認知症を患った、元校長先生の名探偵『おじいちゃん=碑文谷さん』とバディ役の『孫娘=楓』が様々な事件を解決していく、安楽椅子探偵モノのミステリ作品。

    過去の名作ミステリを踏襲しつつ、ハートウォーミングなこのシリーズ。本作も例外で無く、王道で且つ家族愛溢れる暖かなミステリでしたね。

    これでシリーズも完結かー。続きが読みたいって言う声も、チラホラありましたが、このシリーズはこれにて完結が一番美しいんだろうなと、結びの一行で感じましたね。
    その最後の一行は、ちょっとブルっと鳥肌が。(いい意味で)

    小西マ

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    2025年11月10日
  • 名探偵にさよならを

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    ネタバレ

    名探偵の祖父との時間が、徐々に少なくなる事に焦りを感じる楓。

    オムニバス短編集と見せかけてのまさかの長編。そして、敵はまさかの人で…
    ラストに向けての対決にハラハラしっぱなしでした。全て読み終わった後に読み返すと、やっと繋がった気がしました。

    そして、ようやく楓と四季が想いを伝え合えた!柔らかな雰囲気がとても好きなシーンでした。

    そして「名探偵のままでいて」
    タイトル回収が見事でした。

    これでラストなのかなぁ?とても寂しいです。

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    2025年11月07日
  • 名探偵にさよならを

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    ネタバレ

    このシリーズ本当好き。

    タイトルからして滅茶苦茶ドキドキしながら読みましたがな。
    途中で普通に泣いたもん。

    いつもと違って始めと合間に黒幕みたいなやつのターンがあってスリリングでした。
    まさかあんなことになるとは。

    しかしおじいちゃんの推理力は凄いや。
    感服です。

    最後の一行鳥肌が立ちました。
    ぜひ続編を期待します!!

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    2025年11月04日
  • 名探偵のままでいて

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    認知症の祖父、しかもリアルな幻視が見えるとされるレビー小体型認知症を患っている。
    しかし、その祖父は元小学校の校長でありミステリー好きであるという事。

    そんな祖父の影響を受けて、幼少期より見たものから物語を作る遊びからミステリー作品にのめり込んでいく主人公楓。

    何気ない日常のちょっとしたミステリーを深掘りして、解決に導いていく祖父。

    途中はドキドキする展開が待っていたが、祖父の柔らかな口調と、幻視による認知症への現実を行き来しながら話は進んでいく。

    各章ごとに完結しているが、実につながっており、文の表現が柔らかくて「優しい物語」

    「おじいちゃんのゴロワーズ」どんな香りか分からないが、

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    2025年11月01日
  • 名探偵にさよならを

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    レビー小体型認知症を患う祖父と孫娘。祖父の症状は着実に悪化しているけど、ミステリの話になると元気を取り戻し、謎を明らかにしていく。両親を幼い頃に亡くし、祖父母に育てられた孫娘・楓と祖父がミステリに挑む3シリーズ目。

    ミステリを解く祖父、楓の矛盾点を着く力も今までのシリーズに比べたら、着実についている

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    2025年10月24日
  • 名探偵にさよならを

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    『名探偵のままでいて』『名探偵じゃなくても』に続く大好きなシリーズの完結編。

    ミステリーではあるんだけど、愛情や人とのつながりが物語を通して伝わってくる。
    というか、そっちが主軸なのでは?とすら思うほどにわたしの琴線にふれてくるシリーズだった。

    なんせ、おじいちゃんこだったもので。

    認知症を患ったおじいちゃんと、孫の楓。
    楓と、楓の大切なひとたち。
    おじいちゃんと楓のことを愛するひとたち。

    この作品における“ミステリー”の位置付けは、
    人と人を繋ぐ鍵なのかなと。

    読後、装丁イラストの花言葉を調べてストーリーとの相互性を考えるところまでセットで楽しい読書体験でした。

    小西さんはこの先

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    2025年10月24日
  • 名探偵にさよならを

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    ネタバレ

    読む人にとってはネタバレかもしれないので一応ネタバレにしました。
    ミステリーをあまり読んだことのない私でも読みやすかったです。
    気づかない間に伏線、伏線
    最後まで分かりませんでした(私が初心者だからかもしれませんが…)
    予想していた展開から2転、3転とミスリードを誘っているような構成
    本を読むのがあまり得意でない人も一気読みできる気がします!特に後半。やめようにもここで終われないとなる怒涛の展開です。全然予想できなかった…
    多少血などグロ描写があります。そういう系の苦手なのですが出てくる部分はちょっとだけだったので私は大丈夫でした。
    どの年代の方にもおすすめです!ぜひ!

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    2025年10月18日
  • 名探偵のままでいて

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    ネタバレ

    推定初めて読んだ安楽椅子探偵
    解説にもあるように様々なミステリー作品について言及があるので、この作品をブックリストに未読作品を読みたいと思う

    第5章での「女」がアルコール依存患者であることや被害者が大麻の売人であることなど、強引では…?と思ってしまう点もあったが、これが安楽椅子探偵ものの醍醐味…なんですか?見識が浅いため判断がつかないが、「おじいちゃん」の魅力の前には霞むので、ご愛用の煙草を献上したい

    読者への問いかけ「四季か岩田か」、四季を推したいところだが、続編で是非確かめたい
    なぜ四季を推すか、理由はいくつかあるが、まず真っ直ぐに楓に好意があると伝えているところ好ましい、加点。楓も初

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    2025年07月12日
  • 名探偵のままでいて

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    伏線の張り方と物語の終わり方が非常に素晴らしかった。
    読みやすい本でもあったので、万人にお勧めできる作品だと思います。

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    2025年07月06日
  • 名探偵のままでいて

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    アレとコレがそうつながって、こう展開して。
    登場人物が少ないけど、良い意味で複雑化してて、でも読みやすくて、知的好奇心をくすぐらせて、心もあったまる。言うことないっす。

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    2025年06月11日
  • 名探偵にさよならを

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    レビー小体型認知症にして名探偵のおじいちゃんシリーズ完結編。大好きなシリーズなので楽しみな気持ちと終わっちゃう寂しさでちょっと複雑…

    炎に包まれる家の中、車椅子に乗ったおばあさんはどこへ消えてしまったのか。古アパートの〝音〟と〝鍵〟の二重密室。豪華客船内で起きた『ユダの窓』パターンの密室殺人といった、今回も難解な謎を名探偵のおじいちゃんが解き明かしていく連作短編集?

    のっけから岩田と四季の相変わらずの掛け合いに、一気にシリーズの世界に引き込まれる。楽しい。おじいちゃんの病状はさらに進んでいて切なくもあるけれど、いざという時の推理力は切れ味を増している。そして、楓、岩田、四季の恋の行方がつい

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    2025年12月06日
  • 名探偵じゃなくても

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    ネタバレ

    おじいちゃんが推理できないぐらい悪化するのかと思いきやそうでもなく。
    まだ続けられそうな雰囲気残してる。しかも、前巻からどれ程時間が経ったのか分からないが、傷害事件起こした人が被害者健在なのに無罪とかある??
    そるよか、推理できるはずなのに身近にいて気づけないとか、結局どうゆうこと?

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    2025年11月26日
  • 名探偵のままでいて

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    ネタバレ

    理論立てて謎解きをする王道だろうか。タバコを愛飲するところとか、安楽椅子同じく現場にいないまま喝破するところなど、探偵像も王道。

    ただ、四季くんのいうミステリーの胡散臭さをおじいちゃんがそのまま体現しちゃってる件は大丈夫なんだろうかね(笑)

    内容的には、主人公の母親を伏線としてはったのは王道ではあるけど上手だったのだろう。一度も顔合わせしないのだから普通の読者なら十分に気づけたのだろうけども、まぁ負け犬の遠吠えですねぇ。相変わらず気付けないものですなぁ。

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    2025年11月26日
  • 名探偵にさよならを

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    名探偵シリーズ3作目にして完結編。
    身内にパーキンソン病の人がいたので、病気の進行していくのを見るのは正直しんどいところもありました。ちょっと出来すぎ?というところがない訳でもないですがリアルドキュメンタリーを見たい訳ではないので少しキレイにまとめてくれているくらいがよいです。(それでも泣いてしまいましたが…)

    まだ読みたかった気もしますが、これはこれで良かったのかも。おじいちゃんの若かりし頃…とかのスピンオフとか読めたらなーと思います。

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    2025年11月24日
  • 名探偵のままでいて

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    おじいちゃんの推理が凄すぎ。
    海外ミステリ詳しくないからあまりピンとこないけど
    詳しい人にはわかるかな。
    面白かったです。文章もとても綺麗で読みやすい。
    私は岩田君が良いと思う。

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    2025年11月21日