小西マサテルのレビュー一覧

  • 名探偵じゃなくても

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    ネタバレ

    おじいちゃんが推理できないぐらい悪化するのかと思いきやそうでもなく。
    まだ続けられそうな雰囲気残してる。しかも、前巻からどれ程時間が経ったのか分からないが、傷害事件起こした人が被害者健在なのに無罪とかある??
    そるよか、推理できるはずなのに身近にいて気づけないとか、結局どうゆうこと?

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    2025年11月26日
  • 名探偵のままでいて

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    ネタバレ

    理論立てて謎解きをする王道だろうか。タバコを愛飲するところとか、安楽椅子同じく現場にいないまま喝破するところなど、探偵像も王道。

    ただ、四季くんのいうミステリーの胡散臭さをおじいちゃんがそのまま体現しちゃってる件は大丈夫なんだろうかね(笑)

    内容的には、主人公の母親を伏線としてはったのは王道ではあるけど上手だったのだろう。一度も顔合わせしないのだから普通の読者なら十分に気づけたのだろうけども、まぁ負け犬の遠吠えですねぇ。相変わらず気付けないものですなぁ。

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    2025年11月26日
  • 名探偵にさよならを

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    名探偵シリーズ3作目にして完結編。
    身内にパーキンソン病の人がいたので、病気の進行していくのを見るのは正直しんどいところもありました。ちょっと出来すぎ?というところがない訳でもないですがリアルドキュメンタリーを見たい訳ではないので少しキレイにまとめてくれているくらいがよいです。(それでも泣いてしまいましたが…)

    まだ読みたかった気もしますが、これはこれで良かったのかも。おじいちゃんの若かりし頃…とかのスピンオフとか読めたらなーと思います。

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    2025年11月24日
  • 名探偵のままでいて

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    おじいちゃんの推理が凄すぎ。
    海外ミステリ詳しくないからあまりピンとこないけど
    詳しい人にはわかるかな。
    面白かったです。文章もとても綺麗で読みやすい。
    私は岩田君が良いと思う。

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    2025年11月21日
  • 名探偵にさよならを

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    古典作品の魅了が伝わる小説。

    僕自身が古典作品のミステリー小説を読んでいないのが口惜しくなるぐらい良かった小説でした。古典作品を知らなくてももちろん楽しめる物語でした。

    短編の話が続くと思いきや・・・
    まさかの展開に持っていく物語展開が興奮しました。

    「名探偵のままでいてシリーズ」が完結したのは悲しいですが、これを機会に古典ミステリー小説に挑戦したくなりました。

    貫徹的に言えばこのシリーズはかなり読み応えがありました。

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    2025年11月21日
  • 名探偵にさよならを

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    優しい空気感を持つミステリシリーズ第3巻。これはシリーズ順に読んで欲しい本です。ついに楓がパートナーを選ぶシーンもあります。
    冒頭はカンウセリングを行っている医師。なぜかバーのような診療所、そして患者をおかあさんと呼び、殺意を煽るような治療をしている。しかし、この医師は各章でチラチラと気配はするものの、それらしき登場人物はいなくて…。最後に全部が繋がってなるほどな、そういうことだったのかと思わされます。そして楓とおじいちゃんの大団円…が来るかどうかはお楽しみに。
    第一章 捨てられない物と捨てられた者
    目黒区碑文谷の祖父の家は断捨離をしている。
    高校2年生のやたら童顔な小林君は岩田の知り合い。彼

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    2025年11月17日
  • 名探偵にさよならを

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    シリーズ完結。徐々に病状が悪化してくる「碑文谷さん」と孫の楓に訪れる別れの予兆。そして楓を巡る居心地のいい三角関係にも終止符が打たれる日が来るのか。切なさと、しかしそれ以上にミステリの楽しさが感じられる作品です。たぶんミステリ好きの人って、こういう謎に惹かれると元気になる気は分かる気がするのよね……!
    今回謎の幕間部分もあって、事件の影に不穏さがひしひしと漂います。そしてシリーズ最大の危機までが……「瀕死の名探偵」にはもうハラハラしっぱなしでした。これ、残りページがまだあるし最終章じゃないのが分かってたから良かったけど。そうじゃなかったら読みたくない気分になりそうでした。ここで終わるなんてあり

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    2025年11月16日
  • 名探偵にさよならを

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    レビー小体型認知症の住所に因んで「碑文谷さん」と呼ばれるミステリー好きのおじいさんが、次々と謎を解いていく。殺人は次々起こるが、オシャレに軽やかに謎は解かれて、読み口は爽やか。

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    2025年11月10日
  • 名探偵にさよならを

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    シリーズ完結してしまった。
    おじいちゃんが好きだったから淋しい…
    レビー小体型認知症はさらに進行し、お別れが近づいている雰囲気が漂いつつも、鋭い推理は健在。
    真犯人は、全く予想できなかった。
    「赤い館の秘密」「ユダの窓」「暁の死線」などの古典ミステリーの話題が作中に登場するけれど、私はどれも未読。読んでいる人なら楽しさ倍増なんだろうなと思う。
    このシリーズを読んだ後は、古典ミステリーも読む気満々になるけど、なかなか手が回らず…
    読みだしたらきっとハマるんだろうな。

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    2025年11月10日
  • 名探偵にさよならを

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    名探偵シリーズの完結編。
    主人公の楓の祖父は認知症を患いながらも、身の回りに起こる事件を鮮やかに解決していく。
    楓に想いを寄せる岩田と四季。
    どちらも選べない楓だったが、ついに自分の本当の気持ちに気がつく。
    果たしてどちらと結ばれることになるのかも非常に気になった。

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    2025年11月09日
  • 名探偵のままでいて

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    主人公の楓と祖父、楓と同僚の岩田、岩田の後輩の四季との会話が心地よい。このミス大賞作品。
    2巻目「名探偵じゃなくても」も読みたい!

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    2025年11月04日
  • 名探偵にさよならを

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    おいおい、タイトル「さよなら」って。そういうこと?やめて…!と思いながら読み始めた。

    最初から不穏なカウンセリングのシーンがあり、今回はヤバそうなラスボス(?)がいそうな雰囲気。
    このラスボスの正体を知ったときは驚いたのだけれど。人は見かけによらない…というか、見かけなんていくらでも変えられるんだなと妙に納得してしまった。

    さて、今回も楓の祖父の名探偵っぷりは健在で、豪華客船や岩田の住むアパート等で起きた殺人事件をスラスラと解明していく。楓も事件の矛盾点の良いところに目をつけていて、一作目より進化している気がした。
    豪華客船の凶器は、とても思いつかなかった。なるほど、検索すると確かに出てく

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    2025年11月03日
  • 名探偵にさよならを

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    シリーズ完結編。タイトルの不穏な空気に戸惑いましたが、何重にも張り巡らされた謎にいつしか没頭していました。古典の名作を取り入れながら、密室や消失などのミステリ要素も健在。楓自身も大事な選択をしています。最後まで堪能させていただきました。

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    2025年10月26日
  • 名探偵のままでいて

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    ネタバレ

    読み始めた途端、グイグイ引き込まれて、やめられなくなってしまった。日々の生活とのバランスをうまくとりながら、読書を楽しみたいと思いながらも、なかなかうまくいかない
    楓の祖父(71才)の口癖「世の中で起こるすべての出来事は物語なんだ」
    強靭な意志の力で「恨みには流されないという物語」を選択した祖父。すごい人だと思う。香苗を殺し、楓をもストカーしていた犯人に対しては、いくら恨んでも飽き足らないであろうに。
    とりあえず、犯人が逮捕されて一安心だ。

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    2025年10月09日
  • 名探偵のままでいて

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    認知症の祖父が事件を解決する安楽椅子探偵ミステリー
    探偵役の設定が斬新だが、舞台装置感は否めない作品かなと思った。とはいえ、物語の描き方が非常に良くて読みやすく、大賞を取るのも分かる作品でした。

    ミステリーの連作短編集、最後は伏線が回収されるという形式はオーソドックスながら、読み応えがあって素晴らしい。
    ただ、散りばめられた謎を解決するのに必要な前提知識のレベルが高過ぎて、雑学ものを読んでいるような気分でもあった(そこが醍醐味でもあるんだけど)。読者への挑戦状のような要素もあったので、短編ごとに趣向は変えていたとはいえ、そこは惜しいかなと感じました。

    しかし題材とキャラクターの魅力は素晴ら

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    2025年09月23日
  • 名探偵のままでいて

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    ネタバレ

    ミステリーが読みたいという人には物足りないかもしれないが、ミステリーと心温まる家族愛を掛け合わせたものとしてはすごく成功しているように思う。基本的には登場人物がみんな心優しく、人と人との繋がりを描いている作品であるため、読後感はミステリーではない。推理も少々強引さを感じられないでもないが、おじいちゃん可愛いから許そうみたいな気持ちになる。また、孫を気遣う推理とその斬新な手法のどちらともが、見捨て感を薄めているのだが、薄まりすぎないのがいい。

    最後の謎解きの部分は相棒で見ていた知識があったので、だいぶ気になってはいたのだが、やはりそうだったかという感じ。知らなかったらもっと感動しただろうが、有

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    2025年09月10日
  • 名探偵のままでいて

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    居酒屋での密室殺人、プールからの人間消失、誰からも認識されていない幻の女。彼女の周りで起こるさまざまな謎を“名探偵”の祖父が解き明かす。エンターテイメント性に富んだ明朗快活なミステリーに、素直に身を委ねて楽しませてもらった。
    紫煙の向こうに祖父が見た光景が人間味あふれる優しく美しいものばかりで、心が温かくなると同時に悲しくなる。「名探偵のままでいて」というタイトルが楓の切実な想いを物語っていて、胸が締め付けられるようだった。それでも読後が心穏やかなのは、きっと作者が最後に託した謎のせいだろう。続編もぜひ読みたい。

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    2025年08月12日
  • 名探偵のままでいて

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    これ感想書いた気がするんだけど…消えちゃった。
    忘れちゃったけど、推理面白かった!!
    おじいちゃんのお膳立てしてる感じだけちょっと気になった。と思う。

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    2025年08月09日
  • 名探偵のままでいて

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    短編ミステリーの詰め合わせで読みやすい一冊。
    古き良き推理小説のように、問題解決までの流れに“形式美”があって心地いい。

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    2025年08月09日
  • 名探偵のままでいて

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    おじいちゃん素敵すぎ…っ✨️✨️
    最後の1文読んで、思わず満面の笑みを浮かべてしまった
    人は死ぬものの、とても優しいお話
    岩田も四季も好青年なので、女か虎か?の結論が気になりますね

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    2025年07月17日