朱喜哲のレビュー一覧

  • バラバラな世界で共に生きる リチャード・ローティの哲学

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    バラバラなわれわれは偶然の中で獲得する「終極の語彙」を更新し続けるしかない。「われ/なんじ」という関係性の中で。

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    2026年06月25日
  • バラバラな世界で共に生きる リチャード・ローティの哲学

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    分断の時代といわれる昨今、何でもかんでも二項対立したがるから、政治的にも右とか左とか、経済的にも貧とか富とか、メディアも対立を煽って話題づくりするから世の中ギスギスしてきますね。じゃあ、どのように考えればうまく生きられるのか、というのがアメリカの哲学者リチャード・ローティが考えたことであり、その解説書が出ていたので読んでみた。

    ローティは脱哲学を考えた人で、真理や本質を見つけることではなく、より現実的でより実際的な対応を考えた。個人個人が違うことを考えているのは当然だ。しかしそれを各自が主張したら喧嘩になる。相手を言い負かして黙らせるのは愚策だ。

    個人が私的に考えていることは「偶然性」から

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    2026年06月24日
  • ネガティヴ・ケイパビリティで生きる

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    ネガティヴケイパビリティについての鼎談。
    SNSでのコミュニケーションや時事問題を例にここでネガティヴケイパビリティを発揮するとしたら…と考えながらすいすいと読める内容。
    ネガティヴケイパビリティを「答えを出さないヤモヤに耐える力」と認識できているなら、その活用法を見ておくのは良いと思う。実に多彩で、思った以上に幅の広い重要な言葉だと思う。

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    2026年06月19日
  • バラバラな世界で共に生きる リチャード・ローティの哲学

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    公共的なものと私的なものは統一すべきでないが、しかし統一すべきでないものとして1人の人間の中に同時に存在うる。
    ことばの選び方は人間や社会にとって決定的に重要である。
    アイデンティティに訴える「ことばづかい」が、論法として相手を黙らせ、会話を止めるものになるという点については、マイノリティ当事者が悪いのではなく、そのような状況に追い込むのは、いつだって会話の主導権を握っているマジョリティ側である。
    会話を通じて「ことばづかい」を考える。相手を尊重できる表現が、多様化社会に対応していける一つの方法である。

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    2026年06月14日
  • ネガティヴ・ケイパビリティで生きる

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    即断即決を良しとするビジネス沼にハマっていた自分には雷に打たれた感覚だった。でも、分からないことをそのまま飲み込まず、咀嚼し続けることってとても大事で、時には議論して意見を交わしながら少しずつ咀嚼していくことが大事なのかなと思った。
    個人的には和解や合意に至るためにいったん疲れないといけないという話が、あるある!と共感できた。

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    2026年06月13日
  • ネガティヴ・ケイパビリティで生きる

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    3名の哲学、政策学等にバックグラウンドを持つ有識者の対談を編集した一冊。正直、専門用語を追うことに精一杯で理解は半分もできたか怪しい難解さがある。まさに本書にて、拙速に理解した気になる態度の危うさを再認識した。物語的誤謬や陰謀論、マスターアーギュメントの魅力は、複雑さからの逃避でもあると感じた。わからなさに耐え、聞く姿勢を保つことが他者理解の出発点になる。世界は一問一答では動かず、視点を増やし、意見を暫定的に持つ柔軟さが必要だ。結論よりも態度を問い直す読書体験だった。この本は確実に再度決定本。読んで答えを明確にするのではなく、思考を、許容を深くする本。明確に手ごたえが得られなかったため、星は4

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    2026年02月18日
  • 世界最先端の研究が教える すごい哲学

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     定期的に学びたいジャンル。

     色々な見方や考え方があり、只々考えることを目的とした学問なのかとさえ思ってしまう。

     まだまだ理解出来ないが、前より少しは分かるようになってきたんじゃないかと思う、気がする。

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    2025年04月29日
  • ネガティヴ・ケイパビリティで生きる

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    「共感と距離感の練習/小沼理」で出てきた書籍から興味を持って読んでみた
    思っていたよりも専門用語やカタカナが多く読むのに時間がかかってしまったけど、ふむふむと思うことが随所に散りばめられてた、まとめきれない

    イベントよりエピソード、その人とだけわかり合える言葉のやりとりができる関係性を大切に、ってのが印象に残った

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    2025年03月25日
  • ネガティヴ・ケイパビリティで生きる

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    毎日高速で大して考えることもなく、判断、処理している自分に気付かされました。それが美徳のように生きてきたように思います。ちょっと立ち止まって考えてみる。こんな時代だからこそ大切なように思います。
    その人(達)だからこそ紡ぎ出せる“ことば”を大切にしようと思いました。

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    2024年08月12日
  • ネガティヴ・ケイパビリティで生きる

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    ネガティブケイパビリティ
    本書によると、物事を宙づりししたまま抱えておく力と定義されています。早期解決が重要視さる現代とは真反対の考え方です。人からの紹介で読んでみたのですが、自分がとても苦手なことが良くわかりました。
    言い換えると「待つ力」とも捉えることができます。他人に対してビジョンを指し示すのではなく、自分自身で描いてもらう、あるいは考え続けてもらうということだと考えております。
    ある意味では他社に対して「問い続けること」に近いのかもしれません。互いにわからない答えを探すために問いを続けることで少しずつ課題や不安がクリアになっていく
    その役割として「思考の共犯者」がとても大切な存在です。

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    2024年05月06日
  • 世界最先端の研究が教える すごい哲学

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    現代生活における哲学を説いた書。日々過ごす中で違和感ある言動や出来事が多々ある。これは、これまで自分の無知からくるものと思っていたが、背後にある哲学が理解できていないことからのようであるとこの本を読んで思った。
    序文の、
    「哲学とは、「真・善・美」を問う学問である」との表現が、まさにと感じる内容ばかりが掲載されていた。
    2×3、NIMBY、進次郎構文、スペイン語のエピソードが印象に残った。

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    2024年05月04日
  • 世界最先端の研究が教える すごい哲学

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    ネタ本としていい。論文までにはならないけど、何も書かないのはもったいなかったり、その先の展開があるトピック色々みたいな感じ。

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    2024年01月13日
  • ネガティヴ・ケイパビリティで生きる

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    哲学、公共政策等を専門にする若手3人がネガティブケイパビリティをテーマに語る対談本。概念自体の解説、深掘りよりもこの能力が必要とされる現代社会の課題的状況や背景についてが中心なのでネガティブケイパビリティ自体を知りたい人は箒木さんか枝廣さんの本を先に読んだ方が良い。陰謀論とナラティブ、アテンションとインテンション、SNSなど話題となっていることや話されている内容は個人的には非常に興味深かった。特にワークショップやファシリテーションが広まることで整った場でしか対話できなくなるという話はもう少し掘り下げて考えたい。

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    2023年09月05日
  • ネガティヴ・ケイパビリティで生きる

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    感情を白黒に分けるのではなく、灰色のまま、複雑なままにすることも、ネガティブ・ケイパビリティと言えるのではないか。

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    2023年04月01日
  • 世界最先端の研究が教える すごい哲学

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    (Twitterの連投から誤字や順序等修正した上で転記)

    ▼稲岡大志・森功次・長門裕介・朱喜哲 共編『世界最先端の研究が教える すごい哲学』(総合法令出版 2022)

    『〔世界最先端の研究が教える〕すごい哲学』の長門さん(長門裕介)の問いの立て方は、情報技術(がもたらしがちな言説状況)に対する倫理学的回答の前線紹介という趣が多く、学問が(そのまま解説者本人の)キャラクターになってもいる。典型は「レアグッズの転売は道徳的に問題なのか?」だが、技術と関係ない「本当の愛に理由はいらないのか?」も好き。「巨大感情としか言えないからといって、その感情は他の恋愛感情や友情より明確に尊いものと言えるのか

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    2022年12月21日
  • バラバラな世界で共に生きる リチャード・ローティの哲学

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    ローティは「正しさとは何か」という普遍的な答えを追求するよりも、人々が会話を続け、互いの痛みを想像しながら、少しでも残酷さを減らしていけばいいと考える

    その問題意識も価値観を無理に統一する必要はないという考えも理解できるけど、詩や文学を読み、会話を続けることで「われわれ」を広げていく方法は、どうしても理想論に聞こえてしまう 価値観や利害が対立すれば、他者との共存よりも排除や支配を選ぶ人もいるから

    現実の社会を考えるうえでは、ローティが重視する人々の共存を促す文化・共感のレイヤーと、社会契約説のように人間同士の対立を前提として共存を可能にするための制度・ルールのレイヤー、その両方が必要なんだ

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    2026年09月17日
  • 増補 ネガティヴ・ケイパビリティで生きる ――答えを急がず立ち止まる力

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    2026.09.09 ネガティブケーバビリティは、なかなか難しい考え方。一言で言えないし奥が深い。即決即断が求められる時代の中で、その反対に位置するこの考え方は難題である。もう少し熟慮しないと。

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    2026年09月09日
  • バラバラな世界で共に生きる リチャード・ローティの哲学

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    ローティによるナボコフの”ロリータ”の読み解きから”バザールとクラブ”の話にまとめていくところがとても印象に残った。

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    2026年08月18日
  • バラバラな世界で共に生きる リチャード・ローティの哲学

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    リチャード・ローティの思想のことはよく知らず初めて触れた。
    正直よく理解できていない部分が多いので、タイミングを見て要再読。

    俗に言う『ポリコレ』の声が大きくなり権威主義的な様相を示してきている今、面白く読み進められた。
    日常生活で言うと多種多様な界隈がゆるく重なり合っている現代、それぞれの『善い』とされるものが違う中では会話でゆるい紐帯をつくり共存することが必要なのかも。
    パッキリと言い切る、分け切ることのできない状態を許容すること、ネガティヴ・ケイパビリティ

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    2026年07月22日
  • 増補 ネガティヴ・ケイパビリティで生きる ――答えを急がず立ち止まる力

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    この本自体がネガティブケイパビリティを体現しており、ネガティブケイパビリティとは何かをはっきり書いている本ではない。

    直近でネガティブケイパビリティの理解を深めたくて同じテーマの本を2冊ほど読んだが、どちらもあまりしっくり来ず、、、

    会社にいても、みんな目先の結果を求めて苦しんでる。事象と結果はイコールではないというのに。
    だからこそこの考え方がますます重要になってきていると思う。

    自分もこの考え方を知ってから、
    不安とかもやもやはそのままでいいんだ、と楽になった。

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    2026年07月11日