朱喜哲のレビュー一覧

  • バラバラな世界で共に生きる リチャード・ローティの哲学

    Posted by ブクログ

    リチャード・ローティの思想のことはよく知らず初めて触れた。
    正直よく理解できていない部分が多いので、タイミングを見て要再読。

    俗に言う『ポリコレ』の声が大きくなり権威主義的な様相を示してきている今、面白く読み進められた。
    日常生活で言うと多種多様な界隈がゆるく重なり合っている現代、それぞれの『善い』とされるものが違う中では会話でゆるい紐帯をつくり共存することが必要なのかも。
    パッキリと言い切る、分け切ることのできない状態を許容すること、ネガティヴ・ケイパビリティ

    0
    2026年07月22日
  • 増補 ネガティヴ・ケイパビリティで生きる ――答えを急がず立ち止まる力

    Posted by ブクログ

    この本自体がネガティブケイパビリティを体現しており、ネガティブケイパビリティとは何かをはっきり書いている本ではない。

    直近でネガティブケイパビリティの理解を深めたくて同じテーマの本を2冊ほど読んだが、どちらもあまりしっくり来ず、、、

    会社にいても、みんな目先の結果を求めて苦しんでる。事象と結果はイコールではないというのに。
    だからこそこの考え方がますます重要になってきていると思う。

    自分もこの考え方を知ってから、
    不安とかもやもやはそのままでいいんだ、と楽になった。

    0
    2026年07月11日
  • ネガティヴ・ケイパビリティで生きる

    Posted by ブクログ

    ナラティブの話はいまいちわからない
    陰謀論を信じている人たちは、すぐ結論を急ぐような特性で、それによって、考えればすぐに矛盾に気付けるような言説を信じてしまう、という一方で、陰謀論に至るまでに考えに考えるがゆえに、他の人に比べると誰よりも頭で考えているのかもしれない

    話の内容が見えてこなくて、イライラし始めちゃって疲れちゃってもうやめようかなって思ってしまう私はまさに、ネガティブケイパビリティーが欠落してるんだと思う。

    0
    2026年04月08日
  • 世界最先端の研究が教える すごい哲学

    Posted by ブクログ

    雑多な話題を、複数の著者が哲学者らしくややこしくまとめたw書籍。

    印象の残る or 勉強になったのは以下。
    ●スポーツの定義(非生産的でルールに則った競争)
    ●既に行動を変えている者への非難は非生産的。
    ●表層的な快楽を手軽に得るという意味で、フードポルノや不動産ポルノや貧困ポルノなどという概念がある。
    ●表現の自由が大事なのは表現することで自己理解が進むから。
    ●不良の更正を称賛するかどうかは、「徳」というものを全人格的な合計で評価するか、部分部分で評価するかの違い。
    ●転売屋は経済学的に正しいとする説もあるが売り手の意図に反する場合は悪とみなせる。
    ●学生スポーツで奨学金などの経済的利益で選手を集める癖に経済的活動を禁止するアマチュアリズムhq矛盾している。
    ●悪口が悪いことは、危害説でも悪意説でも反証が出てきて説明できないが、他者との優劣をつけることが悪いとする劣位説で説明できる。
    ●カンニングの悪は、不当利得説(実力と異なる評価を得る=悪)だとそもそもテストで必ずしも正当な評価ができるわけではないことを知っている以上説明しきれない。学習の妨げ説では、宿題のカンニングよりも入試のカンニングを罰することを説明できない。
    ●主張とは共通理解の提案。質問とは話題の提案。すべきでない話題の提案をする場合は質問であっても非難の対象となる。
    ●大惨事が起きる前にどのような言葉が使われているかを分析して新たな虐殺などの災厄を防ぐことが言語学者などに求められているのではないか。
    ●ある存在(幽霊、素粒子など)を信じるかどうかは、その存在が自分の正しいと信じる理論の必要不可欠な要素になっているかどうか(=存在論的にコミットしているかどうか)で決まる。

    0
    2026年02月07日
  • 世界最先端の研究が教える すごい哲学

    Posted by ブクログ

    すごい哲学
    2025.08.09

    最近の哲学に着目してまとめられていてよかったが、哲学の目指す到達点は理解しがたいと感じた。われ思うゆえに我ありという言葉から、自分を疑うことでさえできないのに世界のあるべき方向性など考えるには限度があると思うのだ。知能を得た以上、なににおいても確実性は保証できないのだから難しい世界で私たちは生きているのだと実感した。

    0
    2025年08月09日
  • ネガティヴ・ケイパビリティで生きる

    Posted by ブクログ

    ネガティヴ・ケイパビリティの魅力と実践可能性についての対談(3人だから鼎談?)を書き起こした本。

    正直、このレベルの会話ができることが尊敬。文字で追っていてもかみ合っているのか何なのか、分からないところもあったり。

    ネガティヴ・ケイパビリティを扱うだけあって、これだ、という結論はなく語りは続く、という終わり方だった。


    以下メモ
    ・ナラティブの危険性
    「物語的誤謬」何かもっともらしい物語に落とし込むことで、過去にあったはずの多様な出来事、ありえたはずの無数の姿を見落とし忘れてしまう。

    ・陰謀論が力を持つ背景
    世界を少しでも良くしたい
    わからないことを知りたい

    ・コミュニケーションのモードが社会の秩序性(意味内容の秩序だったやり取り)から、つながりの社会性(場の空気を維持しつつ、つながりあうこと自体を目的とするもの)に変化している。

    ・マスターアーギュメント
    これだけで何でも説明できます、とうたう理論や基準のこと。

    ・ネガティブ・ケイパビリティは、事実や理由に拙速に手を伸ばさず不果実さ、謎、疑いの中にいることができる力。

    ・若者のキャラ化 自分をデフォルメする
    表情や声色、目線などの情報が見えずらいインターネットを介したコミュニケーションが支配的になった結果、予測可能なキャラに落とし込むようになった。

    ・「従順さのどこがいけないのか」という本を読み、従順ではいけないと思う。それは、この作者に自分が従順になっている?自立を促すメッセージの持つ矛盾。

    ・SNSで何かをカミングアウトすることはその弱さに寄り添うではなく、アテンションを集め瞬く間に周囲を敵と味方に分断する機能を持ってしまっている。

    ・個人の自己決定が大事とされる一方で、どんな帰結も各人の自業自得になる。今はどんな選択にも究極的に保障してくれるものがない。根拠が不安で多様な権威に確認を取り続ける。

    0
    2025年08月01日
  • 世界最先端の研究が教える すごい哲学

    Posted by ブクログ

    じっくり読みたい本だったかと問われれば、NOではあるが、p.172の掛け算の順序問題は何の問題か?はおもしろかった。

    0
    2025年07月02日
  • ネガティヴ・ケイパビリティで生きる

    Posted by ブクログ

    ひろゆきさん、DAIGOさんは複雑な問題ではなく一つの質問に対する回答とのこと。
    複雑なものを紐解くのも大事。切り取るのは良くないので全体を見るのも大事。

    0
    2024年09月17日
  • ネガティヴ・ケイパビリティで生きる

    Posted by ブクログ

    面白かった。対談している3人が楽しそうだから、読んでいて楽しく面白いのも当然。言語に乗っ取られている、という表現があり、納得する。例えば医療者同士の会話の時、関係者以外が聞いたらギョッとするようなこと。それに気がつかないと、元吉野家の専務のような発言を講演でしてしまう。内輪ウケ、みたいな話かなぁと思う。
    3人の会話は時に、私にとってものすごく簡単なことをめちゃくちゃ迂回して辿り着いたりしている。いかに、自分が直感的に物事を見ているかと気づく。
    ネガティヴ・ケイパビリティ。何度読んでも素敵な概念だ。そして、とても難しい。宙ぶらりんで耐える。それは言うほど簡単ではない。ポジティブ・ケイパビリティの中で生きているから、つい白か黒か、YESかNOか。そんな単純な答え、簡単な答えで満足してしまう。でも、世の中は、世界はそんな単純明快ではない。答えを出さない、という答えがある。
    自分の人生に対しても、焦らず、慌てずに、よく観察して、ゆっくり答えを見つける。そして、その過程を楽しめる友人がいること、その友人と言葉で共有できること、意見が言えること。簡単な答えに飛びつかない。
    良い本だった。

    0
    2024年08月12日
  • 世界最先端の研究が教える すごい哲学

    Posted by ブクログ

    哲学というと昔の人の難しい言葉を学んでいる、というイメージだったが、身近なテーマを哲学的に考えて研究するということが行われているんだなぁと驚いた。

    日頃なんとなく思っていることをそれがどういう理屈でそうなのか、それとは異なる考え方はどういう物がありそれは何に基づくものなのか、あらためて突き詰めて考えてみることはなかなかおもしろいものだと思った。

    0
    2023年01月28日
  • 世界最先端の研究が教える すごい哲学

    Posted by ブクログ

    感想
    知ってはいるが考えたことない問題。哲学は表面的な事象の裏側にあるものを解明し意外なつながりを見つける。新しい問題も古典的なものと通底する。

    0
    2022年12月15日