ありおかのレビュー一覧
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噂の影響力は恐ろしい
婚約者が王都の学園に行ってから別の女に目移りする話。カイルは婚約破棄をもくろみ、側にいない彼女のひどい噂をたてる。メニルは“悪役令嬢”にされていた。
ここからが面白い。
満を持して彼に会ったがメニルに気づかない。婚約者本人だと言っても信じない。そして、婚約者は見た目も中身も醜悪だと言う。本人を目の前にして! “逃がした魚は大きい”と彼が気づくのはいつか(笑)。
ウソの噂を広めたけど名前を明かしていないから被害はないだろうと言うバカな男。真実を広められ友人もいなくなり就職活動もままならなくなり怒るが、噂の恐ろしさを気づいても遅い。あちらこちら 皆ざまぁされてスッキリ
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読み応えあり
めちゃくちゃ読み応えがありました!!読めば読むほどに続きが気になってしまい、夜更かししてしまいました。それに、読みやすい作品でした!いろんな登場人物の気持ちも書いてあり、なるほどなぁ〜。それから、こうなっていくのか〜。ふむふむ(笑)となりながら読みながら楽しませて頂きました。表紙みたいに爽やかではないです(笑)でも、ドロドロでもないので読みやすいですよ。
元婚約者とその恋人達だけが、ヤバいのかと思っていたらそうじゃなかった!!!!ヤバいのは、他にもいたーー!!!!!!ヒロイン側にもヤバイ人達おるわで、めちゃくちゃ楽しかった!!! -
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前作?に続き、面白かった。
考えることを、先送りする婚約者。
悪い噂を流す婚約者。
でも、ヒロインの周りは、最強の人達ばかり。
自分の事しか考えてない婚約者と、その彼女。
皆んな断罪されて、スッキリ。 -
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夜明け
読んだ、泣いた、徹夜した......
読み始めたら止まらなくて、徹夜、完徹しました。
しらじらと明るくなっていく窓を見ながら ヤバイヤバイ寝ないと今日も忙しいのにヤバイ、と焦りながら止まれませんでした。
最初の皆の不幸、少しのかけ違いから大きく踏み外していくさまがつらくて悲しくて、しかし
再度の生でがんばるラシェルがけなげで、ハラハラと見守りました。
もちろん、ラシェルの覚悟と気丈さに応援の気持ちを募らせて読み進めたのですが、
再度の生を、すべてを投げ打って用意したのは初めのランスで、彼の献身に胸が痛んで涙がにじみました...
初めのランスもどうか心安らかにと願って止みません。
...すっか -
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すごいお話です
唯一無二の愛する人とは身分の差で結婚できないが、後継者を産んでもらう必要がある、決してお前を愛することはない。
こんなことを言われても、自分は彼を愛しているからいつかはきっと自分や生まれてくる子供に愛情を分けてもらえると信じて過ごした一回目の人生の過酷さ。
2回目の人生は1回目の轍を踏まないように、彼の愛情は期待せずに義父母や義弟、乳母の親子の協力と親愛のもと、母子は穏やかに幸せに暮らしているが、一度目の運命の日を過ぎたあとはどうなるのだろう?楽しみ。 -
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読みごたえ有り❗
とてもシリアスなお話でした。表紙のイラストがちょっと、大分、だったので内容が損した部分があるのでは?同じような表題に同じようなポーズのイラストが多いのでそのノリでしょうか?
最初の人生目もあてられない悲劇だったので、2度目の人生はラシェルもランスロットもキンバリーもじいちゃんばあちゃんも幸せで良かったです。ヘンドリックは1度目も2度目も自業自得なので別にどうでもいいです。 初恋拗らせて好きの子虐めって小学生男子か‼️大抵ずっと恨まれて恋心は気付いて貰えません、自然の摂理です。
ずっとアリーに「愛してる」と念仏のように唱えてますがラシェルとの離婚が成立するとすべて終わったかのように別れを切り -
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救済の必要を感じない。
2巻、出ちゃいましたかー。「あなたの愛など要りません」これがラシェルとランスロットの幸せへのキーワード。2度目の人生ラシェルにとってヘンドリックは人生の通過点になりました。
他人の感情が分からない自分の感情も分からない、感情が乱れると全て負と捉える、周りが離れていくのが何故か分からない、自分はそれに努力も反省もせず思考を停止させる。
もしラシェルからのクッキーを受け取っていたら何かが変わっていただろうか?
イヤイヤ物理攻撃最強の恐怖のヤンデレが出来上がる図しか想像出来ない、どのみち迷惑!
1回目より2回目の方がヒビがふさがった?それラシェルの努力の副産物なんじゃ?ヘンドリックなんもしてないじゃ -
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どういう繋がり⁇と思ったら、ヒロインの友達繋がりでした。
前回より、こちらの方が、面白かったです。
カチヤとアンセルが、微笑ましかった。
アンセルの周りは、ドロドロだったけど。 -
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“ある一日”とは?
超えられない“ある一日”とは?
読み落としたのか、回収されていないのか、内容と関係ないのか。
モヤりつつ、webの方の水鏡編も読んでみましたが、みつからなかった( ノД`)
・・・
水鏡編のヘンドリック、・・・・泣きました。
個人的は、愛すべきクズ夫・ヘンドリック。 -
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ヒロインが婚約者から悪役令嬢に仕立て上げられて孤立するも幸せを掴むお話。家族背景が複雑。噂やいじめをしたら自分に帰ってきて周囲にも迷惑をかける徹底したお話でした。
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表現が難しい
読み終わった読後感が難しいです。ヒロインは2度目の人生で間違いなく幸せになりました。1度目の人生で支えてくれた義弟キンバリーも2度目では想いを遂げ夫婦になり子を成し幸せになりました。
ただ元夫のことを考えると複雑な気持ちになります。間違いなくヒロインにしたことは客観的にはクズです。それは間違いないです。しかし読み進めるうちに元夫ヘンドリックにも問題があり自分でも理解し難い感情に戸惑い結果として憎悪し拒絶することしかできなかったことが読み取れます。また亡くなるときに自身が選んだアリーではなくヒロインが思い浮かんだなど、それでも自分の感情が理解できない点など同情の余地がありました。前半はただただク -
匿名
ネタバレ 購入済みただ酷いだけの夫婦ではなかった
脳天気さの無い
複雑な心境にさせる物語。
スカッとスッキリとか
デレデレ甘々とかお好みの方には向きません。
夫は酷い人間であった。
しかし
妻は妻で夢見がちなお花畑の少女だった。
夫は感情が十分理解出来ない壊れた心の持ち主だった。
夫の家族は、それを理解できずに、夫にただ常識を求めるだけだった。
一見すれば全て夫が悪いかのようだが
その夫の心の歪みも何も考えず、夫の家族が、特に父親が、ただ義務と常識を求めたのでなければ
この不幸な結婚を夫がすることはあり得なかった。
妻が恋に浮かされたお花畑でなければ、この結婚を受けることはなかった。
ハッピーエンドと言えばハッピーエンドだが
割り切れな