★読む目的 !
大まかな会計の流れを知る!
★読書方法
並列読書
★メインブランチ
『はじめに』 『つながり』 『財務3表』 『おわりに』
★INPUT
・会計が理解できたからと言って、ビジネスがうまくいくわけではない。ビジネスは
人が行っているので、事業を成功させるには志や情熱・チ
...続きを読むームワークなどの人間
臭さがまず必要。しかし、会計を知らずにビジネスをするのは困難でつまづく。
・企業は利益なしでは生きていけない。しかし、利益だけを目的にする企業は、卑し
く不祥事を招く可能性あり。かといって、利益を軽んずる企業もまた問題あり。利益
を上げれない会社は、お客様も取引先も従業員も、誰ひとり幸せにできない。
・会計の仕組みを知らずに、成功した人のビジネスは長続きしない。『金より大切な
ものがある』と言って、利益を出すとこに無頓着な人は、お金に苦しみ結局は、お金
より大切なはずのことも、できないままになる。
・ビジネスで最も大切なのは『人』であり、さらに大切なのは人と人との『信頼』。
人の価値や信頼の大きさは財務諸表には直接現れない。しかし、人の価値や信
頼の大きさが、事業を長年行った結果として、財務諸表に間接的にあらわてくる。
・ひとつのパーソナリティが全ての職種に対し、成果を上げれるわけではない。外
交的な人が研究者として常に高い成果を上げれるとは限らない。しかし、『誠実さ』
というパーソナリティだけは、全ての職種に関して仕事の成果と相関関係がある。
★ウガンダの感想
社会における、人のつながりの大切さを伝えてます。その上で、会計も必要である
というスタンスで書かれています。内容は薄いですが、会計に抵抗ある人や初心者
の人には読みやすいです!
★一言で言うなら
『いろんなつながりを見ぬく!』
★OUTPUT
・会計の全体像を把握する。会社の基本活動:?お金を集める?投資する?利益を
だす。3つの活動を『貸借対照表』『キャッシュフロー計算書』『損益計算書』で表示。
どれだけの投資をし、どれだけの利益を上げたか。またお金をどのようにして集め
たかが大切。
・コスト、経営感覚を磨く。研修で3万円使うには、粗利率10%の会社だと、30万円の
売り上げが必要。つまり、3万円の研修を受けると、会社にとって30万円の売り上げ
を失うことになる。くれぐれもそのことを忘れないようにする。
・『数字』だけでなく、人と人とのつながりを見る。世の中は全て人とのつながりの中
で動いてて、自分本位の欲望だけでは、企業は破綻する。
・戦略は論理的に生み出すものとは限らない。実際の現場では、偶然や人の縁によ
って生み出される。複雑でコントロールが難しいビジネスの現場で、本当に大切なこ
とは何か見つめなおす。ビジネスの本質は極めて人間臭いもの。
・嘘はつかない。嘘をつかずにその失敗に対して誠実に対処すれば、何とかなるもの。
どうしようもなくなるのは嘘をついたとき。
★BookCrossingしたい度
『★★★☆☆』
★関連本・紹介されてる本