富永京子のレビュー一覧

  • なぜ社会は変わるのか はじめての社会運動論

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    社会行動論について学べる。
    高齢者と若い人では持っている資源がちがうので、目標や戦略が異なる。
    不平不満や緊張が共有される集団の構造が大切。
    大切なのは政治的な連携、組織化、運動が成功するという認識の3つ。

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    2025年11月23日
  • なぜ社会は変わるのか はじめての社会運動論

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    社会運動論を知ることで社会を見る目、人を見る目が少し変わったような感覚がある。社会運動への参加/不参加、賛同/否定を超えた、そもそも社会が変わるとはどういうことなのかを知ること。
    それは社会という網の目で生きる自分自身の肯定にもつながっていくような、そんな温かい読書体験であった。

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    2025年09月10日
  • 「ビックリハウス」と政治関心の戦後史

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    社会運動に対する忌避、揶揄、冷笑の裏には、ビックリハウス編集者の世代にある、その先行世代が掲げた規範や大義などの「かくあるべき」という枠組みにたいする反発があり、ひとそれぞれ、という多様性を尊重した結果だった。

    著者が研究の間に考えていたという、過去の不謹慎な発言や振る舞いに対する償い、という言葉には身につまされた。

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    2025年01月03日
  • 「ビックリハウス」と政治関心の戦後史

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    若者は政治に関心がないと言われるが、本当にそうなのか?
    実態は関心がないわけではない、しかしどのようにそれを表現すればいいのかがわからない。1960年代〜70年代にかけて醸成された規範(反戦平和や女性解放運動、サブカルチャーの受容のあり方)へ対抗意識が1980年代の若者共同体にあった。一方でその規範自体の矛盾が1980年代の若者共同にいて花開いた。
    つまり、前の世代が求めた多様性が大事という価値観を受け継ぐが、多様な価値観を獲得してきたその運動自体が、新しい規範となってしまう。
    ビックリハウス内の読者投稿欄においては「反戦平和運動」的なもの、「女性解放運動」的なもの、「ロックは反権力としてメッ

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    2024年11月23日
  • 自由に生きるための知性とはなにか

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    自由に生きるための知性
     これはいってしまえば=教養なのかなと思った

    第一部が特に心に残った
    教養を学ぶ意義
    教養と社会の関係について整理できた

     いま、教養が大事だと改めていわれている理由
     →教養から専門知に傾いて
      専門家と一般人のコミュニケーション
      が上手くいかず、さらには
      非対称な垂直な関係になり
      専門家と一般人の間の信頼が崩れた
     →終身雇用制度が崩壊しており
      学び続ける力が必要になってきている
       =エンプロイアビリティ

     一方で、教養・リベラルアーツとは、
     それがある人とない人を隔てる垣根であり
     いま社会から求められている教養との間に
     ジレンマが

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    2023年03月26日
  • なぜ社会は変わるのか はじめての社会運動論

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    歴史的・社会的変化を基準にシンプルに考えてみた。社会運動とは2つに大別できる。「もみ消せる運動」と「もみ消せない運動」。両者の境界は「情報のグローバル化」、つまり現代。情報操作できた時代は、もみ消しによって社会運動を抑圧することができた。しかしSNSやネットが主役の現代では、情報操作するとそれ自体炎上して火に油をそそぐ。だから様々な性加害問題が顕在化し、裏金問題に一石が投じられる。へたすると体を動かすことなくネット空間上で誰かをバクシさせることもできる。それがいい時代かどうかは別だが。目的を伴わない新しい社会運動という考え方は面白い。ノーベル賞発表時期になると毎年村上春樹推しが現れたり、いまだ

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    2026年01月01日
  • なぜ社会は変わるのか はじめての社会運動論

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    筆者は曰く、日本で初めての社会運動論に関する新書。今の社会を「社会運動論」という全く縁の無かった切り口で俯瞰して見ることができる機会になりました。

    社会運動に携わったことはないし、日本という国自体、社会運動から縁の遠い国のように思っていたが、長い目で見れば、日本の社会も変わっています。障がいのある子の親になり、同じようなご家族の先輩世代と接する機会があると感じます。変わっている背景に社会運動というのものがあったことに気付かされます。

    「運動=集団」とインスピレーションしますが、個々の世の中になっています。この世の中で社会運動があるのだろうか?と思ってしまいますが、SNSなどの個人メディアで

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    2025年12月07日
  • なぜ社会は変わるのか はじめての社会運動論

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    「世の中はひとりでに変わっていく訳ではない 必ず変えた人々がいる」という帯のフレーズに引き込まれました。去年読んだ『「ビックリハウス」と政治関心の戦後史 サブカルチャー雑誌がつくった若者共同体』で出会った著者です。前著ではテキスト分析を駆使してその当時の気分を抽出した手法に驚いて、極めて冷静な研究者というイメージを抱きましたが、とんでもない。激アツの人でした。冒頭のアンセム『この本は「社会を変えよう」と呼びかけるものでも、「社会の変え方」を伝えるものでもありません。日本社会に生きる私たちは、そもそもそれ以前の問題として「社会を変える」ということをよく知らないのです。だからこそ、私たちの社会は確

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    2025年10月19日
  • 自由に生きるための知性とはなにか

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    感想
    自由を獲得するための努力。自由とは上から与えられるものではなく、自ら勝ち取るもの。現代社会では知性を磨くことが自由を勝ち取るための戦い。

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    2022年11月24日
  • なぜ社会は変わるのか はじめての社会運動論

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    「社会運動論」について学びます

    筆者の富永京子さん曰く、「社会運動論」を学ぶことで、社会を見渡したときに、今これがこうなってることの裏にそれを変えた活動が視えてくるということなんですな

    そもそも「社会運動」ってなんやねんって話なんだけどAIさんによると

    「社会運動とは、社会問題の解決や社会の変革を目指し、人々が団結して行う集合的な行動のこと」

    つまり、わいのこのレビューも「社会運動」のひとつと言えるわけやな(変な回路繋がった!)

    いや、そうやん!
    どう考えてもそうやん!
    一言一句違わずそうやん!

    なので今後は、わいのことはカリスマレビュアーではなく、カリスマ社会運動家と呼んで下さい

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    2025年12月20日
  • なぜ社会は変わるのか はじめての社会運動論

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    日本では、とかく社会運動が嫌われる。
    そういう中で多くのひとが社会運動とは認識していないことが、実はそれも社会運動のひとつだということにハッとした。
    必要かどうか、と考えるよりも自然発生的に生まれているのかもしれない。

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    2025年11月18日
  • 「ビックリハウス」と政治関心の戦後史

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    90年代のサブカル者である私にとって、大槻ケンヂこそがサブカルトップスターだった。そしてオーケンこそが、ノンポリビックリハウサーの代表だった。(エンピツ賞取ってるはずなのに、この本では名前が出てこず残念!!)
    失われた30年を生きてきたからこそ、日本をここまでダメにしたのは政治だと痛感する。でも、それは政治に無関心すぎた国民のせいだ。
    ビックリハウサーはなぜ政治や社会に無関心だったのか? 私もずっと疑問だったから、この本の存在を知って、少しでもヒントがあればと期待した。
    読んで、今の風潮につながる点を2つ発見した。
    一つは論争を嫌うところ。『宝島』のロック論争を「あげあし取り」「けなしあい」と

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    2025年10月11日
  • 「ビックリハウス」と政治関心の戦後史

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    結局これって当事者に聞いてみればって思いになるんだけど、聞いたのは一部だけの人みたいで、文献から読み解く「推測」が研究とされている。
    個人的には死んじゃったけど橋本治に聞いてほしいし、高橋章子は外せないな。
    聞けばわかることがいっぱいあると思うけどなぁ。

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    2025年09月14日
  • 自由に生きるための知性とはなにか

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    印象的な章
    なぜ人はあいまいさを嫌うのか
    人間関係のデモクラシー

    本が答える人生相談では読んでみたい本が何冊か発掘できてありがたかった。
    分厚い本だったけど小難しくなくすぐ読めてしまった。

    章の最後に もっと考えてみよう。の問いがあったのがさらに良かった。

    いろんな気づきや考えるきっかけになり楽しかった。

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    2023年01月29日