宇野碧のレビュー一覧

  • レペゼン母

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    なかなか自分には馴染みのないラップをストーリーの真ん中に置いて、母子のすれ違いを活き活きと描いていてこんなコミュニケーションもあるんだと思った。自分には出来ひんけど笑

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    2025年02月11日
  • レペゼン母

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    息子には息子の言い分があるんだろう

    そう思いつつ
    この息子、だめじゃん
    って思ってしまった

    人のせいにしたら楽だけど、楽じゃないよね
    本当は向き合わなきゃいけないことなんてわかってるのに
    そしてどうしようもなくなったときだけ親に頼るってどんだけ甘えてるんだって私はどうしても思ってしまったなぁ

    親も子も、どっちも人だから完璧じゃない

    ラップで親子対決かぁ
    私あんまりヒップホップのれないからそこはあまり惹かれなかったけど
    こういう親子関係の修復ってなかなかないかも?
    と思いながら読みました

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    2025年02月08日
  • キッチン・セラピー

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    完璧なパフェは仕事と家事と育児の両立に悩み「自分が何がしたいか」ではなく「母親としてどうあるべきか」という目線でしか物事を考えられず自分で自分の首を絞め余裕がなくなり怒りやすくなる…こんな小説はよくある。ということは本当にリアルでよくある話なんだろうな。苦しさが伝わる。可哀想にな……自分が本当はどうしたいかって割と難しいのかもしれない余裕がなくなるとね。いつでも振り返れる余裕だけは確保した方がいいのだろうな。

    肉を焼くはバリキャリ女性の不安や焦り。周りとは違う人生を選ぶといろいろ思い悩むことは多いんだろう。打ち込めるものがあるだけ希望があると思った。

    いろんな人生いろんなことがあるけど美味

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    2025年02月05日
  • レペゼン母

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    オカンは大変だー。息子さんとちゃんと話せているオカンって、実際どのくらいいるのかしら。人にホンネを話すってなかなかできないし、まして家族にホンネを話すって、意外とできてないかも。

    現実離れしたストーリーだけれど、全てのオカンにとって、読み進めるほどにじわじわ刺さってくる作品だと思います。

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    2024年12月31日
  • レペゼン母

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    母 明子が息子 雄大との関係を取り戻そう、理解しようと、その手段にラップバトルを選ぶ。
    明子の心情がよく描かれていて、親子の関係の難しさが分かるところが良かった。最後が案外あっさりしていたのが少し残念。

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    2024年12月13日
  • キッチン・セラピー

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    人生の悩みを料理で解決する、というよくある話、
    (食べもの題材の本多すぎて食傷気味。おいしそうに描写するやろー?、癒されるやろー?、という作家の押し付けも感じてしまうものも多い!)
    なんだけど、細部が凝ってておもしろかった。
    人物像もよかった。
    いきなり宮古島に旅行したり、なかなかあり得ないご都合展開といえばそうなんだけど、ちゃんと必然が用意されてて納得できた。
    パンデミックのことも問題提起できてた気がする。

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    2024年11月05日
  • キッチン・セラピー

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    ネタバレ

    読み終わったら、ほっこり心が温かくなるお話かと思ったら、違った。

    仕事と子育てと家事で自分がすり減っていくのを感じている真琴さん

    昔の友だちに久しぶりに会ったけど、昔のようにただ楽しく話ができないことをさみしく思うましろさん

    とても共感できたから、読んでて苦しかった。

    最後のモネとエミのお話も苦しかった。
    コロナ禍ではこういうことが実際に起こってたのかも、と想像すると苦しかった。
      
    全然ほっこりしなーい!

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    2024年10月24日
  • レペゼン母

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    レペゼンおかん
    ラップバトルに出場決めたあたりは声だしてわろた。
    ちょっともたつく箇所もあったけど、全体的にいいフロウだった。バイブスもよかった。

    おかん、あんなにがんばってるのに空回りするとは。愛情不足て言われたり、過干渉て言われたり、やってられんわな。
    どっちの気持ちもわかるけどなー。

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    2024年10月12日
  • レペゼン母

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    ネタバレ

    んっふふwって途中笑ってしまうところがあったな。
    終盤にかけて尻すぼみというか、個人的には肝心の親子対決がいちばん響かなくて、そこがちょっと残念でした。
    本歌取りとか返歌とか。MCバトルって歌会みたいね。ルーツは全然異なるのに。

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    2024年10月04日
  • 繭の中の街

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    レペゼン母から著者をたどってこの作品。独特の世界観が既視感。だいぶ前に亡くなった人と貴重なひと時をすごす夢現みたいなストーリー。確か桐野夏生さんの作品にこんな作品があったような。レペゼン母がめっちゃ感動作だったのでちょっと期待ハズレでした。

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    2024年08月10日
  • キッチン・セラピー

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    人生に正解はないし、自分が思ったように生きたいけどそれも難しいのがこの世の中。
    好きなもの食べて自分に優しくしたい。

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    2024年08月03日
  • キッチン・セラピー

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    可愛い表紙のお家はこの小説の舞台となる森の中にある「町田診療所」。

    お医者様がその人に合ったお料理で患者様を元気にするお話なのかと思ていたらちょっと違ってました。診療所とは言ってもお医者様がいるわけではなく、モネという男性が悩める人にお料理を作らせることにより、お悩みから解放される手助けをする連作短編集。

    私も作るなら完璧なパフェかな。仕事に子育てにホント忙しかった。まぁ手も抜いていましたけど〜(⁠•⁠ ⁠▽⁠ ⁠•⁠;⁠)

    何よりモネの姉の話は1番辛かったです。コロナ禍ではSNSによる安易な誹謗中傷が多かったですね。簡単に人を悪者に仕立て上げ批判する。それがどれだけ人の心を傷つけ蝕んで

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    2024年07月06日
  • レペゼン母

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    ラップはよくわからんけど、すぐさま言葉にして音にのせられるってすごいな。だから息子に言いたいことが言えたのかも。これ一応、親子で通じ合ったということよね。

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    2024年06月25日
  • キッチン・セラピー

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    初読みの作家さん(だと思う)。好きな雰囲気。

    「町田診療所」という名のキッチンを舞台に、料理をしながら自分と向き合う人たちを描いた連作短編。

    2つめの話が、すごく沁みた。
    子どもは思うように動いてくれず、余計なタスクが増えるとか。夫の言動にいちいち腹が立つとか。
    そうそう、そうなんだよ!
    どんな変化球でも受けるって言ってくれる旦那さん、いいなぁ。そして、そこへ立ち戻れた二人が素敵。

    最後のコロナ禍の悲劇は、とても苦しい。
    こんなことが数年前の日本では、実際にあったのだろう。こんなこと、二度とあってはいけない。

    個人的には、あまり好みの料理が登場しなかったので、そこまで惹かれるキッチンで

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    2024年06月20日
  • キッチン・セラピー

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    ネタバレ

    キッチンで料理する診療所の話。

    1話目の自分で決められなくなってしまった院生が、家にある材料を全て入れてカレーを作る話が好き。
    今まであったこと、自分にとってなければよかったと思うようなことも受け入れられてよかったなあと思う。

    育児に仕事に疲れてしまったパフェ作りの真琴さんの話は腑に落ちなかった。
    多分私は意地悪な性格なので、自分が映画を観に行くために真琴さんが出かけるのを嫌がる夫が、育児の大変さを理解したとは思えない終わり方がなんだかなあ。

    しゃべらないパーティーをする最終話での「エミの形をした空白と生きる」という言葉がきれいだと感じた。癒されたり回復するのが辛いのも共感した。

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    2024年04月18日
  • 繭の中の街

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    ネタバレ

    なんだかちょっと不思議な世界観の短編集。
    短編集であるあるだけど、すごく楽しめるものと何だかあまりハマらない作品があった。
    就活中で恋人とも何だかうまくいっていない大学生が花屋で兄と知り合いの女性と知り合う話が楽しかった。気功を教えているというその女性に惹かれる主人公。えーどうなっていくの?と思ったら、その女性の正体は…まさかの別れさせ屋。婚約した兄を婚約者と別れさせようとした元彼女が依頼した人物だった。さらに、実は同時に婚約者からは浮気癖がないかチェックするためにも依頼されていた。

    あと小さな神社にいる神様の話も好きだったー!めちゃくちゃ短くて、これは続き読んでみたい。

    最後の羽の生えた

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    2024年04月16日